3大キャリアの大容量プラン比較

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3大キャリアの大容量プラン比較

3大キャリアではオンライン専用20GBプランの開始と共に、従来の大容量プランに関しても改定が行われました。

オンライン専用20GBプランに比べると基本料金は高くなりますが、容量無制限の使い勝手の良さ・各種手続きや故障時にショップで対面サポートが受けられるなどのメリットがあります。

家族割や光回線割引を適用できれば月額約5,000円くらいまでは基本料金を下げることも可能です。

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3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)が開始するオンライン20GBプランの比較。月額料金、サービス内容、オプション料金。

大容量プランの比較

月々のデータ通信量が多いユーザー向けに、3大キャリアが提供する大容量プランのサービス内容は次のとおりです。

ドコモは4Gと5Gで別プラン、ソフトバンクとauは4G・5G共通の料金プランになっています。

※プラン内容、料金は2021年8月15日時点のものです。

大容量プランのサービス内容

ドコモ ソフトバンク au
プラン名 ギガホプレミア 5Gギガホプレミア メリハリ無制限 使い放題MAX 4G
提供開始 2021年4月1日 2021年3月17日 2021年3月1日
月額料金 7,205円

※2年契約 7,018円

7,315円 7,238円
割引 データ通信量3GB以下の場合は1,650円割引
高速データ通信量 60GB 無制限
テザリング容量 高速データ通信量と共通 無制限 30GBまで
超過後の通信速度 最大1Mbps 制限なし

制限なし

※テザリングで容量超過時 最大128kbps

データ繰越 なし

※ギガホプレミア(4G)の2年契約の中途解約金は1,100円

各社とも大容量プランの基本料金は月額約7,200円前後で、高速データ通信量はドコモの4Gが60GB・他は無制限です。

ただテザリング機能(スマホ経由でPCなどをネット接続)に差があり、ドコモの5Gはテザリングも無制限になっています。

各種割引を適用した場合の月額料金

ドコモ ソフトバンク au
プラン名 ギガホプレミア 5Gギガホプレミア メリハリ無制限 使い放題MAX 4G(5G)
基本料金 7,205円 7,315円 7,238円 7,238円
家族割引(3回線) -1,100円 -1,210円 -1,100円
光回線割引 -1,100円 -1,100円 -1,100円
カード支払い割引き -187円 -110円
合計 4,818円 4,928円 4,928円 4,928円

各社が実施している家族割引き・光回線割引などを適用できれば、月額5,000円くらいまで下がります。

各プラン直近に改定されたばかりなので、同一キャリア内でも古い大容量プランから新しいプランへ変更するだけで料金が下がる場合もみられます。

ドコモはテザリングが使いやすい

ドコモの大容量プラン「ギガホプレミア」「5Gギガホプレミア」の特徴は、テザリング(スマホ経由でPCなどをネット接続)が利用しやすくなっている点です。

携帯電話とノートパソコン

5Gギガホプレミアはテザリングも含め無制限、ギガホプレミアで60GBの上限を超えても最大1Mbpsの通信速度が出ます。

1Mbpsの速度は高画質の動画視聴などは厳しいですが、Webの閲覧やSNS、スマホ決済などの利用には充分な通信速度です。

ソフトバンクは無制限に変更

ソフトバンクの大容量プランは大幅に変更され、新しい大容量プランでは4Gと5G分けず「メリハリ無制限」という共通の料金プランにまとめられています。

従来プランとの比較

  メリハリプラン(旧プラン) メリハリ無制限(新プラン)
基本料金 9,328円 7,238円
高速データ通信量 50GB 無制限
テザリング 要オプション契約

(月550円)

30GB

(オプション契約不要)

その他 対象の動画・SNSサービスはノーカウント

メリハリ無制限はメリハリプランに比べ、月額料金が約2,000円下げらています。

また旧プランでは高速データ通信量50GB、対象の動画・SNSサービスが無制限と若干複雑な仕組みでしたが、新プランではわかりやすく完全無制限の形に変更されました。

テザリングに関しては30GBの制限が付きますが、今まで必要だったオプション契約が不要になって実質値下げになっています。

auはシンプルに統一

auは今まで動画配信サービスなどをセットにしてトータルで割安の大容量プランが多かったのですが、「使い放題MAX 4G」「使い放題MAX 5G」とシンプルにまとめられました。

月額料金も旧無制限プランよりも安い料金設定になっています。

大容量プラン(4G)

プラン名 データMAX 4G LTE 使い放題MAX 4G
提供開始 受付終了 2021年3月1日開始
月額料金 8,415円 ※2年契約時 8,228円 7,238円
割引 データ通信量3GB以下の場合は1,650円割引
高速データ通信量 無制限
テザリング容量 30GBまで
超過後の通信速度 スマートフォン本体での通信は制限なし ※テザリングで容量超過時 最大128kbps
データ繰越 なし

※データMAX 4Gの2年契約の中途解約金は1,100円

大容量プラン(5G)

プラン名 データMAX 5G 使い放題MAX 5G
提供開始 受付終了 2021年3月1日開始
月額料金 9,515円 ※2年契約時 9,328円 7,238円
割引 5Gスタート割 12か月間1,100円割引 データ通信量3GB以下の場合は1,650円割引
高速データ通信量 無制限
テザリング容量 30GBまで
超過後の通信速度 スマートフォンの通信は速度制限なし ※テザリングで容量超過時 最大128kbps
データ繰越 なし

※データMAX 5Gの2年契約の中途解約金は1,100円

プラン内容に関してはソフトバンク同様にデータ通信量無制限(テザリング30GB)で、月額料金やサービスもほぼ同じ内容です。

MNP手数料も4月から無料

3大キャリアの中ではテザリングの使い勝手の良さでドコモが少しリードしている面がありますが、それ以外は良くも悪くも料金・サービス共に3社横並びです。

家族割や光回線とのセット割引なども、ほぼ同じ内容になっています。

あとは今後の5G(sub6・ミリ波)の利用可能エリア、実際の通信品質、取り扱い端末、連携する決済サービスの特典や使い勝手の比較になります。

風船

3大キャリアの大容量プランは、話題のオンライン専用20GBプランなどに比べると少し料金が高くなります。

ただ容量無制限の使い勝手の良さや街のショップが利用できるサポート体制の厚さなどのメリットがあり、家族割引き・光回線割などを利用できればある程度は料金も抑えられます。

とくに自宅にWi-Fi環境がない(工事などができない)ケースなら、大容量プランでテザリングを利用するといった選択も有用です。

ただ2021年8月からはau・ドコモがホームルータープランを開始するので、家庭用回線の代わりを検討されている方は併せて検討してみてください。

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