日本通信「合理的かけほプラン」と楽天「Rakuten UN-LIMIT VI」の比較

日本通信SIM公式サイト

日本通信SIM公式サイトより

日本通信「合理的かけほプラン」と楽天「Rakuten UN-LIMIT VI」の比較

日本通信は協議不調で総務大臣裁定になったNTTドコモとの音声通話の卸料金(ドコモから日本通信への販売価格)について、2021年2月1日に合意したことを発表しました。

日本通信はすでに2020年7月から通常の音声通話がかけ放題になる「合理的スマホプラン」を開始しており、結果的に合意を先取りする料金プランになっています。

日本通信は格安SIM(MVNO)サービスなので単純な比較はできませんが、既存の料金プランだと楽天モバイル(MNO)の「Rakuten UN-LIMIT」が月額2,980円で通話かけ放題※と料金・内容的に近いプランです。

※MVNOは回線をMNO(キャリア)から一部借りて運営する事業者

※楽天モバイルの音声かけ放題は、専用アプリからの発信が条件

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日本通信がサービスを開始するMVNOの音声通話かけ放題プラン「合理的かけほプラン」の詳細。月額料金とサービス内容。利用時の注意点。

プラン内容の比較

日本通信の「合理的かけほプラン」と楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」の基本的なプラン内容は以下のとおりです。

※楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIは2021年4月1日からの予定で、開始まではVIと同じサービス内容で月額料金が定額2,980円のRakuten UN-LIMIT Vになります

合理的かけほプラン Rakuten UN-LIMIT VI
月額料金 2,480円

データ通信量に応じて変化

1GBまで 0円

1GBから3GB 980円

3GBから20GB 1,980円

20GB以上 2,980円

サービス開始 提供中 2021年4月1日
エリア ドコモエリア 楽天エリア + パートナーエリア
音声通話料金 かけ放題(追加料金なし) 20円/30秒
音声通話オプション Rakuten Linkアプリでの通話かけ放題(無料)
高速通信のデータ容量 3GB 楽天エリア:無制限

パートナーエリア:5GB

データ容量追加料金 1GBあたり250円

上限を3GBから30GBの間で設定し3GB超過分を請求

 パートナーエリア:1GBあたり500円
超過後の通信速度 不明 最大1Mbps
データ繰越 なし
キャンペーンなど 300万人は1年間無料

料金とかけ放題の使い勝手

月のデータ通信量が3GB以内だと想定した場合、月額料金は楽天モバイルが月額980円とかなり安く済ませることができます。

ただし音声通話のかけ放題は日本通信がシンプルな(通常の音声通話)かけ放題なのに対し、楽天の場合は専用アプリからの発信という条件付きです。

通話の音質や着信履歴からのコールバックなどの使い勝手は、日本通信のかけ放題のほうが良くなっています。

エリアカバー率

また日本通信はドコモSIMを利用したMVNOサービスなので、利用可能エリアはドコモと同じ条件です。

一方で楽天モバイルは新しいキャリアのため、現状のエリアは3大キャリアに比べるどうしても狭くなってしまいます。

※2021年1月時点での楽天エリアの人口カバー率は73.5%

楽天エリア以外の方はパートナーエリア(auエリア)をメインに利用することになる点は注意が必要です。

Androidスマートフォン

高速データ通信量と通信速度

楽天モバイルは月額2,980円で無制限と、データ通信量が多い方ならこちらの選択になります。

ただし先ほどのエリアの問題があり、パートナーエリアエリアだと高速データ通信容量は5GBまでで超過後は最大1Mbpsの通信速度になる点は頭に入れておく必要があります。

パートナーエリアのサービス提供も一部都道府県では提供終了の予定があるので、楽天エリア以外で契約される方は事前にチェックしてください。

一方日本通信はエリアが広いですが3GBと容量は少なめで、どちらかというと音声通話のかけ放題を重視したプランです。

自分でスマートフォンを用意する

また日本通信は現時点で端末の販売を行っていないので、利用する際には自分でスマートフォンを用意する必要があります。

利用できる端末の一覧は日本通信SIM公式サイトで公表されていて、SIMフリー端末なら家電量販店でも購入できますしドコモで購入した端末ならほとんどが問題なく利用できます。

ただあまりスマートフォンに慣れていない方には、やはりハードルが高い作業です。

SIMカード

あと格安SIM(MVNO)はキャリアと同じ回線を使用していますが、充分に回線を確保していないと混雑時間帯などに通信速度が落ちます

回線速度はいくつかの要因が影響するので、同じ格安SIMでも場所が違うと速度が落ちないケースもありますが、それは実際に使ってみないと判断できません。

朝晩の通勤時間帯や昼休みなどに通信速度が落ちる傾向は格安SIM(MVNO)サービスの仕組み上どうしても避けられないので、ある程度割り切りが必要になります。

コスパの高い音声通話かけ放題プラン

日本通信は格安SIM(MVNO)なのでショップなどは構えておらず、初期設定などを含めた基本的な作業は自分でやらなければいけない点と混雑時間帯の速度低下の可能性。

楽天モバイルの場合は自社エリアが3大キャリアに比べると狭く、データ容量無制限は対応エリアが限られる点などに注意が必要です。

ただどちらも3大キャリアで音声通話かけ放題を契約した場合の料金と比較すると、二つのプランのコストパフォーマンスは圧倒的です。

音声通話の利用がメインで月額料金の節約などを検討されている方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

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