日本通信「合理的かけほプラン」とOCN モバイル ONE「完全かけ放題」の比較
携帯電話料金の低廉化の流れを受け、今春は格安SIM(MVNO)サービスでも料金の改定や新プランなどの発表が続きました。
各社従来よりもさらに基本料金が抑えられており、大手キャリアよりもかなり安く運用可能です。
料金以外にも専用アプリ不要の通話割引サービスが開始されたり、音声通話の使い勝手も向上しています。
データ通信量がそれほど多くなく音声通話の利用が多い方なら、かけ放題の利用を目的で格安SIM(MVNO)サービスを契約するのもおすすめです。
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専用アプリ不要の完全かけ放題
格安SIM(MVNO)サービスで音声通話のかけ放題(専用アプリ不要・時間制限なし)の利用を考えた場合、日本通信とOCN モバイル ONEが候補になります。
日本通信とOCN モバイル ONEの主なサービス内容
日本通信 | OCN モバイル ONE | |
プラン名 | 合理的かけほプラン | 音声通話SIM |
月額料金 | 2,728円
※高速通信のデータ容量 3GB |
|
音声通話オプション | – | 10分かけ放題 935円・トップ3かけ放題 935円・完全かけ放題 1,430円 |
エリア | ドコモエリア | ドコモエリア |
音声通話料金 | かけ放題(追加料金なし) | 22円/30秒(※OCNでんわ適用時 11円/30秒) |
※通常の電話番号への国内通話であれば、自動的にOCNでんわが適用されます
※ナビダイヤル(0570)など有料サービスは通常の音声通話料金がかかります
日本通信はプラン内にかけ放題が含まれており、OCN モバイル ONEは基本プランに完全かけ放題オプションを付ける形になります。
OCN モバイル ONEの基本プランに完全かけ放題のオプションを付けた場合の料金は、データ通信量1GBの場合で月額2,200円、3GBで月額2,420円です。
3大キャリアのオンライン専用20GBプラン(ahamo・povo・LINEMO)にかけ放題オプションを付けると約4,000円から4,400円なので、月額2,000円ほど安く運用できます。
音声通話かけ放題が利用しやすく
ショップなど対面サポートを利用したい場合は、少し料金が上がりますがサブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)も選択肢になってきます。
キャリアのメインブランドに比べ店舗数こそ減りますが、申込なども対面で可能です。
特に利用される方が60歳以上の場合は割引が適用でき、格安SIM(MVNO)と同じくらいの料金でかけ放題が利用できます。
対面サポートがあまり必要ない方であれば、格安SIM(MVNO)サービスが最安です。
混雑時間帯のデータ通信速度が落ちる傾向もありますが、月々のデータ通信量が少ない方ならそれほど影響も大きくありません。
大手キャリアのオンライン専用20GBプラン(ahamo・povo・LINEMO)も安いですが、格安SIM(MVNO)サービスも候補として検討してみてください。
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