目次
NUROモバイル「バリュープラス」とpovo・LINEMOの3GBプランの比較
格安SIM(MVNO)では専用アプリ不要の音声通話かけ放題サービスが増え、以前よりも音声通話の使い勝手が向上しました。
ソニーのNUROモバイルでも音声通話5分かけ放題(月額490円)などのサービスが開始され、大手キャリアのオンライン専用プランよりも若干安い料金設定になっています。
一番安いVSプラン(3GB)と5分かけ放題を組み合わせた場合だと基本料金は月額1,218円(792円+490円)で、余ったデータ通信量の繰り越しも可能。
通常の通話料金も大手キャリアの半額(11円/30秒)なので、通話時間がすこし長めの方にも利用しやすいプランです。
関連記事
「バリュープラス」のサービス内容
ソニーの格安SIM(MVNO)サービス「NUROモバイル」の小容量プラン「バリュープラス」の主なサービス内容は次のとおりです。
バリュープラスプラン
バリュープラスプラン | |
エリア | ドコモ・au・ソフトバンクから選択可 |
受付・手続き | オンライン |
月額料金 ※音声通話付 | VSプラン(3GB) 792円 |
高速データ通信容量 | VMプラン(5GB) 990円 |
VLプラン(10GB) 1,485円 | |
超過後の通信速度 | 最大200kbps |
データ繰越 | 翌月まで |
データチャージ | 1GB 550円 |
音声通話(オートプレフィックス) | 11円/30秒 |
オートプレフィックス対象外 | 22円/30秒 |
通話オプション | 5分かけ放題 月額 490円 |
10分かけ放題 月額 880円 | |
その他 | VMプラン・VLプランは3か月ごとにデータ容量(3GB・6GB)を追加でプレゼント |
月の高速データ通信量3GBのVSプランだと基本料金は月額792円で、大手キャリアのオンライン専用プラン(LINEMO・povo)より安い料金設定になっています。
5GB・10GBのプランも用意されており、余った高速データ通信量は翌月まで繰り越し可能です。
また通常の音声通話料金も11円/30秒と大手キャリアの半額で、音声通話の利用が多い方でも利用しやすいプランになっています。
※音声発信時にプレフィックス番号が自動で付与され、割安な回線で音声通話が行われる。
ただしキャリアから回線を借りている格安SIM(MVNO)の仕組み上、昼の混雑時間帯などにデータ通信速度が低下する可能性がある点には注意してください。
LINEMOやpovoとの比較
月のデータ通信量が3GBと想定して、LINEMO(ラインモ)やpovo2.0など大手キャリアのオンライン専用プランと比較してみます。
LINEMOとpovoとの比較 ※3GBを想定
NURO | LINEMO | povo2.0 | |
プラン名 | VSプラン(3GB) | ミニプラン | (チケット購入式) |
エリア | 3社から選択 | ソフトバンク | au |
受付・手続き | オンライン | ||
月額料金 | 792円 | 990円 | 0円 |
データ容量 | 3GB | 0GB | |
※3GB 990円(有効期限30日) | |||
超過後の速度 | 最大200kbps | 最大300kbps | 最大128kbps |
データ繰越 | 翌月まで | なし | 有効期限式 |
データチャージ | 1GB 550円 | 1GB 390円(有効期限7日) | |
音声通話 | 11円/30秒※ | 22円/30秒 | |
5分かけ放題 | 月額 490円 | 月額 550円 | |
10分かけ放題 | 月額 880円 | なし | |
かけ放題 | なし | 月額 1,650円 | |
その他 | VMプラン・VLプランは3か月ごとにデータ容量を追加でプレゼント | LINE(ライン)の通話データ容量などがノーカウント | データ使い放題 24時間 330円/24時間・DAZN(7日間)760円・smash.(24時間)220円 |
※オートプレフィックスが利用できない通話(ナビダイヤルなど)は22円/30秒。
単純な料金を比較した場合、NUROモバイルのバリュープラスプランのほうが全体的に安い料金設定になっています。
ただしLINEMOとpovo2.0は契約・各種手続きこそオンラインのみですが、通信品質はメインブランド(ソフトバンク・au)と同等で、混雑時間帯でも通信速度の低下はほとんどありません。
元々通話料金が安い格安SIM(MVNO)
格安SIM(MVNO)なので混雑時間帯などに通信速度が低下する可能性がある点を知っておく必要がありますが、かなりコストパフォーマンスの高い料金プランになっています。
プランやオプションがわりと細かく用意されており、ユーザーのデータ通信量や通話時間に合わせてカスタマイズしやすいのも利点です。
格安SIM(MVNO)は元々割引通話などで音声通話料金が安く、最近は専用アプリ不要で使い勝手も良くなっているので、料金などの見直しの際には候補のひとつとして検討してみてください。
関連記事