楽天モバイルで月額料金を0円に抑えるための基本的な知識

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楽天モバイルで月額料金を0円に抑えるための基本的な知識

楽天モバイルはデータ通信量に応じて料金が変わる段階式プランを採用しており、月の高速データ通信量が1GB以内であれば基本料金は無料です。

国内の音声通話も専用アプリRakuten Linkを利用する限りは、通話料金もかかりません。

ただしデータ通信量が1GBを超えると月額1,078円がかかるので、0円で運用するには自分が利用しているデータ通信量を把握しておく必要があります。

※2022年11月追記 現在、楽天モバイルの0円プランは終了しました。

関連記事

スマートフォンで利用するデータ通信量の目安。動画配信サービスやSNSなどで使用する通信容量。GB(ギガバイト)・MB(メガバイト)・KB(キロバイト)の換算。

楽天モバイルのサービス内容

楽天モバイルの料金プランRakuten UN-LIMIT VIの主なサービス内容は次のとおりです。

Rakuten UN-LIMIT VIの主なサービス内容

楽天モバイル
プラン名 Rakuten UN-LIMIT VI
エリア 楽天モバイル + au(一部)
月額料金 1GBまで   0円
1GBから3GB 1,078円
3GBから20GB 2,178円
20GB以上 3,278円
容量超過後の通信速度 楽天エリア 速度制限なし
パートナー(au)エリアは5GBを超えると最大1Mbps
データ繰越 なし
音声通話 22円/30秒
音声通話オプション 専用アプリ「Rakuten Link」での通話無料
キャンペーンなど 新規契約から3か月間は無料・初めて楽天モバイルを契約時に5,000円相当のポイント還元・他社からの乗り換え(MNP)時に15,000円相当のポイント還元

※1GB以下の月額0円は1回線目のみ適用され、2回線目からは3GBまで月額980円

無料になるのは1回線目だけなので、同一名義で複数回線を契約される場合は注意してください。

基本料金を0円にする条件

楽天モバイルで基本料金を0円にするためには、次の3点に気を付ける必要があります。

  • 月の高速データ通信量が1GB以内
  • Rakuten Linkアプリを使って音声通話を行う ※通常の音声通話を使用しない
  • Rakuten LinkアプリからSMS送信 ※標準アプリからSMSを送信しない

スマートフォン

月の高速データ通信量が1GBを超えると基本料金1,078円(3GBまで)がかかるので、1GBを超えそうな場合はモバイル通信をオフにするなどの対処が必要になります。

また通常の音声通話も22円/30秒の通話料金がかかるので、電話をかける際はすべての専用アプリのRakuten Linkを使って発信する必要があります。

iPhoneはSMS送信料金がかかる

SMS(ショートメッセージ)はRakuten Linkアプリから送信する分(日本国内)に関しては無料です。

ただしiPhoneに関しては仕様変更があり、相手もRakuten Linkアプリを使用していないとSMSが送信できなくなりました。

※iOSの標準のメッセージアプリでしかSMSを送信できない。

そのためRakuten Linkアプリを使用していない相手にSMSを送信する場合は、文字数に応じて一通ごとにSMS送信料金が発生します。

SMS送信料金抜粋

1~70文字:3円(税込3.3円)・71~134文字:6円(税込6.6円)・135~201文字:9円(税込9.9円)

iPhone SEの背面

関連記事

Rakuten Linkアプリ(iOS版)の仕様変更の内容。音声着信・SMS送信時の動作の詳細。iPhone標準アプリからのSMS送信料金。

データ通信量の確認方法

高速データ通信量の利用状況は、契約者向けの専用アプリ「my 楽天モバイル」の利用状況のメニューから確認できます。

アプリリンク

[appbox appstore 1473535769]

[appbox googleplay jp.co.rakuten.mobile.ecare&hl=ja&gl=US]

他にもスマートフォンの本体設定からも確認可能です。

データ通信量の確認方法

Androidの場合

[設定]->[ネットワークとインターネット]->[モバイルネットワーク]->[アプリのデータ使用量]

iPhoneの場合

[設定]->[モバイル通信] モバイルデータ通信の「現在までの合計」

※ただしiPhoneの場合は今までの累計情報なので、一か月分のデータ通信量などを計測する場合は画面下部にある「統計情報のリセット」を実行する必要があります。

データ通信量の制限方法

データ通信量が1GBに近くなった場合、それ以上データ通信量を増やさない一番簡単な方法はスマートフォンのモバイル通信(データ通信)をオフにすることです。

※通常の音声通話料金などが発生しますが、標準電話アプリでの発着信などは可能です。

SIMフリースマートフォン

データセーバー機能でRakuten Linkだけ許可

Android端末の場合、データセーバー機能を利用してRakuten Linkだけモバイル通信を許可するといった設定も可能です。

※Rakuten Linkを利用したメッセージの送受信、電話の発着信はプラン料金を決定するデータ利用量にはカウントされません。

Androidのデータセーバー機能でRakuten Linkだけを許可

[設定]->[ネットワークとインターネット]->[データセーバー]

  • データセーバーを使用をON
  • 無制限のデータアクセスからRakuten LinkをON

Androidのデータセーバー設定画面

Androidの上限設定機能

またAndroidには月のデータ通信量を制限する機能がOS標準で装備されています。

ただし、どうしても数値に若干の誤差は生じるので、少し容量に余裕を持って設定してください。

[設定]->[ネットワークとインターネット]->[モバイルネットワーク]->[アプリのデータ使用量]->歯車アイコン(設定)

データ通信量の上限設定画面

着信履歴からの発信に注意

楽天モバイルでは専用アプリ「Rakuten Link」を使った国内の音声通話料金は無料です。

ただし他の端末から着信があった際、iPhoneなど機種によってRakuten Linkの着信履歴(通知)ではなくスマートフォン本体に元々ある標準アプリの着信履歴画面(通知)が表示される場合があります

標準アプリの着信履歴から直接コールバックする(電話をかける)と、Rakuten Linkを使用せずに音声発信が行われます。

この場合は通常の音声通話料金(22円/30秒)が発生するので注意してください。

1GB以内なら最安

iPhoneには標準でデータ通信量の上限設定機能などが無いので、楽天モバイルを0円で利用したい場合はAndroidより若干手間がかかります。

またiOS版のRakuten Linkの仕様が変更され、一部SMSの送信料金なども有料になっているのですこし注意が必要です。

フィーチャーフォン

楽天モバイルは新規参入のキャリアなので3大キャリアに比べると基地局が少なく、どうしてもエリアなどの面で不利になります。

ただしポイントさえ抑えて使えば0円で運用できる料金の安さが、他の通信会社にはない最大のメリットです。

音声通話やデータ通信量の管理は慣れればそれほど難しいものではないので、上手く活用してください。

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現時点で各通信会社が提供している小容量プランの料金比較。大手キャリア、サブブランド、オンライン専用プラン、格安SIMサービス(MVNO)の月額料金とサービス内容。
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