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Apple OneとApple Musicなどを個別で利用した場合の料金比較
昨年、Appleが提供している定額制(サブスクリプション)サービスの料金改定がいくつか実施されました。
現在のApple Music・Apple TV+・Apple One・iCloud+(ストレージ)の利用料金は次のようになっています。
料金の一覧
サービス | プラン | 利用料金(月額) |
Apple Music | 個人 | 1,080円 |
(学生) | 580円 | |
ファミリー | 1,680円 | |
Apple TV+ | (家族共有可) | 900円 |
Apple Arcade | 900円 | |
iCloud+(ストレージ) | 50 GB:130円 | |
200 GB:400円 | ||
Apple One※ | 個人 | 1,200円 |
ファミリー | 1,980円 |
※プランのサービス内容・料金は2024年9月20日時点のものです。
※Apple Music・Apple TV+・Apple Arcade・iCloud+(ストレージ)(個人プラン50GB・ファミリープラン200GB)の4つをセットにしたサービス。
全体的に利用料金が上がっていることを受け、Apple Oneのコストパフォーマンスの高さがさらに際立つようになりました。
普段Apple MusicとiCloud+(50GB)の個人プランを利用されている方であれば、Apple Oneに切り替えるとほぼ同じ料金でApple TV+・Apple Arcadeも利用できるようになります。
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4つのサブスクをセット
Apple OneはApple Music・Apple TV+・Apple Arcade・iCloud+(ストレージ)の4つのサービスがセットになった定額制(サブスクリプション)サービスです。
Apple Oneに含まれるサブスク
- Apple Music 7500万曲以上が視聴できる音楽配信
- Apple TV+ Appleのオリジナル作品などが楽しめる動画配信
- Apple Arcade 180以上のゲームが制限なしで遊べるゲームサブスクリプション
- iCloud+(ストレージ)※ iPhoneなどで利用できるクラウドスペース(ネット上のデータ保存場所)
※Apple Oneに含まれるiCloud+(ストレージ)の容量は、個人プランは50GB・ファミリープランは200GB。
Apple Oneの利用料金は個人プランが月額1,200円・ファミリープランが月額1,980円で、ファミリープランは本人を含め最大6人まで利用できます。
Apple以外の製品(PC、スマートテレビ、Fire TV、Androidなど)でも各サービスが対応している機器ならApple Oneを利用可能です。
※ただしApple IDの作成が必要になります。
個人プランとファミリープランの違い
ファミリープランでは契約者が他のメンバーのApple IDをファミリー共有設定をすることで、本人を含め最大6名までサービスを利用することが可能です。
各サービスの利用状況などは個人のApple IDに紐づけされる形式で、それぞれが個別に各サブスクリプションサービスを利用することができます。
※サブスクリプションサービスの情報は各Apple ID単位で管理されます。
iCloud+(ストレージ)に関してもメンバーで容量を共有して使用しますが、保存したファイルなどは各個人のApple IDで個別に管理されます。
全体の残容量などは確認できますがメンバーであってもお互いの個人ファイルを見ることはできないので、各自のプライバシーを守って利用することが可能です。
個別で契約した場合との料金比較
Apple Oneと各サービスを個別で契約した場合の月額料金は以下のとおりです。
各サービスの月額料金(税込)
個人プラン | ファミリープラン | |
Apple One | 1,200円 | 1,980円 |
Apple Music | 個人 1,080円(学生 580円) | 1,680円 |
Apple TV+ | 900円 | ※家族共有可 |
Apple Arcade | 900円 | |
iCloud+(ストレージ) | 50 GB:130円 | |
200 GB:400円 |
Apple Oneの個人プランで提供されるサービス内容を個別で契約した場合、合計料金は※月額3,010円かかります。
※Apple Music(個人)・Apple TV+・Apple Arcade・iCloud+(ストレージ) 50GB
Apple Oneの個人プランが月額1,200円なので、約1,800円ほど安く利用できる計算です。
同様にApple Oneのファミリープランの内容を個別で契約した場合は※月額3,880円かかるので、こちらも月額料金が同じくらい安くなります。
※Apple Music(ファミリー)・Apple TV+・Apple Arcade・iCloud+(ストレージ)200GB
ファミリー共有にすると他の課金なども管理者が支払い
ただファミリープランを利用するためにファミリー共有を設定すると、各ユーザーがアプリやコンテンツなどを購入した場合の支払いは基本的に管理者のアカウント(クレジットカード)から行われるようになります。
(※管理者と各ユーザーで課金などの情報が共有される。)
アカウント毎に支払いを分けたい場合は、各個人のApple ID に残高を追加しておく(Apple Gift Cardなどでチャージ)などひと手間必要になるので注意してください。
※各ユーザーの残高から支払った場合でも、管理者には領収書が送付されます。
Apple MusicからApple Oneへ移行する基準
Apple MusicとApple Oneの利用料金を比較した場合、月額料金の差は120円になっています。
現在Apple Musicを契約されている方なら、120円の追加料金でApple TV+・Apple Arcade・iCloud+(ストレージ) 50GBがこの料金差で利用できる計算です。
特にApple MusicとiCloud+を両方利用されている方であれば、Apple Oneへ移行した方が料金が安くなり、Apple TV+・Apple Arcadeも利用できるようになります。
Apple MusicとApple Oneの月額料金
サービス内容 | 月額料金 |
Apple Music(個人) | 1,080円 |
Apple Music(個人)+ iCloud+ 50GB | 1,210円 |
Apple One(個人プラン) | 1,200円 |
定額制サービスをセットでさらに安く
Apple Musicの利用料金(個人プラン)は月額1,080円なので、プラス120円でApple TV+とApple Arcadeを利用できiCloudの容量を50GB増やせると考えるとかなりお得なプランになっています。
iPhoneはストレージ容量を増やすと本体価格が一気に上がるので、Wi-Fiなど通信環境が整っている(通信容量をあまり気にしなくてもいい)ならiCloud+(ストレージ)を利用するのも賢い選択です。
Apple Oneでは1か月の無料トライアルなども用意されているので、興味のある方は試してみてください。
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