Apple Oneと今までのApple定額制サービスの料金比較
目次
Appleは同社の定額制(サブスクリプション)サービス4つを一つにまとめ割安で利用できる新プラン「Apple One」を2020年秋から開始することを発表しました。
※詳しいサービスの開始日時は、まだ発表されていません。
「Apple One」に含まれるサービスは、Apple Music、Apple TV+、Apple ArcadeとiCloudストレージ(個人プラン50GB、ファミリープラン200GB)の四つ。
料金は個人プランが月額1,100円(税別)、本人を含め最大6名まで利用できるファミリープランが月額1,850円(税別)です。
従来よりも安い料金設定になっており、各サービスを個別で契約した場合に比べるとかなり割安に利用できます。
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4つの定額制サービスを利用できる
「Apple One」は月額料金を払うことでApple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloudストレージが利用できる定額制(サブスクリプション)サービスです。
Apple以外の製品(PC、スマートテレビ、Fire TV、Androidなど)でも、各サービスが対応している機器なら問題なく利用できます。※Apple IDの作成は必要になります。
個人プランとファミリープランの違い
ファミリープランでは利用者がメンバーを招待(ファミリー共有)することで、本人を含め最大6名までサービスを利用することが可能です。
あとiCloudストレージの追加容量に差があり、個人プランだと50GB、ファミリープランだと200GBになっています。
追加のストレージ(200GB)は複数のメンバーで容量を共有しますが保存したファイルなどは各個人のApple IDで個別に管理されます。
全体の残容量などは確認できますが、メンバーであってもお互いの個人ファイルを見ることはできなくなっています。
※他のサブスクリプションサービスの情報も、各Apple ID単位で管理されます。
個別で契約した場合との料金比較
各サービスを個別で契約した場合の月額料金(税別)は以下のとおりです。
Apple Music | 学生 480円、個人 980円、ファミリー1,480円 |
Apple TV+ | 600円 |
Apple Arcade | 600円 |
iCloudストレージ | 50 GB:\130 200 GB:\400 |
※Apple One 個人プラン1,100円、ファミリープラン1,850円
Apple One個人プランの内容(Apple Music 個人、50GB)を個別で契約した場合、合計で月額2,310円。
ファミリープランの場合(Apple Music ファミリー、200GB)は月額3,080円になります。
定額制サービスをセットでさらに安く
定額制(サブスクリプション)サービスは、サービスを使う方ほど割安な価格設定になっているのですが、四つをセットにすることで更に割安感が増しています。
現在Apple Musicの個人プランが月額980円なので、プラス120円でApple TV+とApple Arcadeを利用できiCloudの容量を50GB増やせると考えるとかなりお得なプランです。
ただApple TV+のような動画コンテンツはどうしてもデータ通信量が増えてしまうので、契約の際は自分が利用する場面と通信環境を合わせて考える必要があります。
Apple Oneでは1か月の無料トライアルも用意されているので、興味のある方は実際に使ってみてチェックしてみてください。
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