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高コスパのFireタブレット
2018年9月AmazonよりFire HD 8 タブレットの新型が発表されました。2018年10月4日発売予定で、Amazonでの予約受付も開始されています。
Fireタブレットは価格の割に性能が高くコストパフォーマンスに優れており、Amazonのサービスをよく利用するかたにはおすすめのタブレット端末です。
現在Amazonでは3種類のFireタブレットが販売されており、Fire HD 8 はそのなかで、サイズ、性能的に中間モデルになっています。
今回は具体的な目的を想定しての、3種類のタブレットの選び方をまとめてみます。
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3機種の主要スペック
現在、Amazonで販売されている3機種の性能を、スペック表で比較します。
基本スペックはFire HD 10がやや上ですが、その分サイズも大きく重量も重くなっています。
Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 | |
CPU | クアッドコア
1.3GHz |
クアッドコア
1.3GHz |
クアッドコア
1.8GHz x 2 1.4GHz x 2 |
メモリ(RAM) | 1 GB | 1.5 GB | 2 GB |
保存容量(ROM) | 8/16GB | 16/32GB | 32/64GB |
microSDスロット | あり
256GBまで対応 |
あり
400GBまで対応 |
あり
256GBまで対応 |
ディスプレイ
解像度 |
7インチ
1024 x 600 (171 ppi) |
8インチ HD
720p HD解像度 1280 x 800 (189ppi) |
10.1インチ HD
1080p HD解像度 1920 x 1200 (224ppi) |
オーディオ | モノラル | ステレオスピーカー | ステレオスピーカー |
サイズ | 192 x 115 x 9.6mm | 214 x 128 x 9.7mm | 262 x 159 x 9.8mm |
重さ | 295g | 369g | 500g |
AndroidタブレットとFireタブレットの違い
まず前提としてFireタブレットはAndroidタブレットではありません。
Fire OSといったAmazon独自のOSをベースに動作するタブレットで、Androidタブレットとの一番の違いは※Google Playをサポートしていまいないことです。
といってもアプリをインストールできないわけではなく、アプリはAmazonが提供するアプリストアを通してインストールするかたちになります。
基本的にTwitterやFacebookといった有名なアプリは問題なく利用できますが、Google Playで提供されているすべてのアプリをサポートはしていません。
今までAndroidタブレットを使用していて、買い替えでFireタブレットの購入を考えている場合、現在利用しているアプリがFireタブレットに対応しているのか、確認が必要になります。
※Amazonホームページの「Androidアプリストア」のカテゴリーで対応アプリは確認できます。
※裏技的にFireタブレットにGoogle Playをインストールして利用することはできますが、サポート対象外になるので利用する場合は注意してください。
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SNSやちょっとした検索
SNSやちょっとしたWebの閲覧用ならFire HD 8がおすすめです。
最近はSNSでも動画投稿が増えておりWebの閲覧なども考えると、表示領域の広さも考慮してHD解像度は欲しいところです。
アプリの対応確認は必要になりますが、8インチならスマホより見やすくなり、操作もしやすく、SNSなどの利用にもタブレットは重宝します。
マンガならFire7
Kindleストアでマンガなどを読むのにはFire7がおすすめです。
電子書籍などの利用には充分のスペックがあり、なんといっても片手でも楽に使える295gの軽量さは他に比べて魅力。
Fireタブレットのなかで最安モデルですがmicroSDカードへの保存も対応しており、本が増えたときの容量不足にも対応が可能。
カラー表示が必須でないのならkindleといった選択肢があります。特に小説など文字ベースで長時間の読書の場合、目の負担を考えるとkindleがおすすめです。
あと、重さを気にしないのであれば、見開き表示でも楽に読める10インチタブレットの画面の広さは魅力です。
Fire HD 10と単行本のサイズ比較
雑誌なら大画面
あと雑誌を読むことが多いなら、個人的にはFire HD 10をおすすめします。
Fire7などでも雑誌を読めるのですが、小さい画面サイズのせいでどうしても拡大操作が頻繁になり、これが結構ストレスに。
本体は重くなるのですが、大画面のおかげで見やすく拡大操作が減り、快適に雑誌の閲覧が可能です。
動画なら視聴スタイルに合わせて
AmazonプライムビデオやNetflix、Huluといった動画サービスの視聴用なら、HD画質とステレオスピーカー対応を考えるとFire HD 8かFire HD 10の2択。
8インチでも動画視聴には充分のサイズであり、画面のサイズは好みになりますが、タブレットのサイズと重さには注意。
HD10の重量は500gあり本体サイズもそこそこで、両手で持ったままの視聴は結構厳しいものがあります。動画を観るときはカバーなどを利用して立てかけて使うことがメインに。
Nexus7(7インチ)とFire HD 10(10インチ)
そのあたりHD8は369gと比較的軽量で、手に持ってある程度の時間視聴が可能です。
持ち運びをしながら動画を観るといった気軽な使い方ができ、YouTubeなど短時間の動画視聴には最適です。
HD解像度は720Pと1080Pと、8インチと10インチの画面サイズと解像度に合わせたかたちになっています。
タブレットで動画を観る分にはそれほど大きな差はありませんが、テレビなどの大画面に転送して表示する場合は、すこし注意が必要です。
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圧倒的なコストパフォーマンス
Fireタブレットは同じくらいの性能のAndroidタブレットより安価で購入でき、コストパフォーマンスの高さでは一番です。
ただ独自のAmazon独自のFire OSをベースにしており、Amazon利用者向けにカスタマイズされた端末でもあります。
自分の使用目的に合わせて、上手く利用してみてください。
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