Apple ID、Google アカウントに電話帳をバックアップするとは

Androidスマートフォン

アカウントに電話帳をバックアップするとは

フィーチャーフォン(ガラケー)からスマートフォンへ変更した場合、iPhoneだとApple ID、Android端末だとGoogle アカウントを必ず作成します。

Apple ID、Google アカウントを利用すれば電話帳データのバックアップなども容易に行えて便利なのですが、初心者の方などにはやや仕組みがわかりにくい面があり、スマホ教室などでも質問があがるところです。

この記事ではスマートフォン初心者の方などにむけ、Apple ID、Google アカウントに電話帳をバックアップするとはどういった作業なのかを解説します。

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アカウントは会員証

会員証

スマートフォンで作成するアカウント(Apple ID、Google アカウントなど)は、いわゆる会員証のようなものです。

パスワードとセットで使う(ログインする)ことで、スマートフォンの利用者が本人であることを証明することができます。

スマートフォンで各種サービスを利用する際、「アカウントでのログイン」を求められる場合があります。

これはサービスを利用する際に本人確認をしているということです。

例えばGmail(Gメール)だと他人が勝手にメールを閲覧できないようにするため、Gmailを利用するにはGoogle アカウントへのログインが必要になります。

若干語弊はありますが「アカウントでログインする」というのは、会員証を見せて相手が本人確認をしているイメージです。

無料で使えるデータ保存場所

ストレージ類

Apple ID、Google アカウントではサービスの利便性を高めるために、インターネット上にユーザーが個人で利用できるデータ保存場所を無料で提供しています。(※上限あり)

いわゆるクラウドサービスと呼ばれるもので、Apple IDだとiCloud、Google アカウントだとGoogle ドライブがそれにあたります。

無料で使えるデータ保存容量はiCloudだと5GB、Google ドライブだと15GBで、それ以上利用する場合は有料です。

アカウントに電話帳データをバックアップするというのは、このスペースに電話帳データを保存しておくこと指します。

電話帳データ以外にも、写真や動画なども保存することが可能です。

電話帳データのバックアップ手順

電話帳データのバックアップはスマートフォンの設定メニューから行えます。ただしバックアップ作業はWi-Fi環境での通信が必要です。

電話帳データくらいならデータ量は微々たるものですが、画像や動画などのバックアップ作業はデータ量(通信量)が多くなってしまうため、Wi-Fi環境が前提になっています。

自宅にWi-Fi環境がない場合は、街の携帯ショップや信頼できるWi-Fiスポットを利用してください。

またスマートフォンの初期設定だと、電話帳データ以外もバックアップ対象になっている場合があります。

写真、動画、ゲームアプリなどもバックアップ対象にすると保存容量が足りない場合があるので、その場合は電話帳以外をバックアップ対象から外します

電線

iPhoneの場合

[設定]->[iCloud]->[バックアップ]->「iCloudバックアップ」をON

上記の設定をしておき、Wi-Fi環境、画面ロック、充電状態の条件がそろうと自動バックアップが実行されます。

「今すぐバックアップを作成」を選択すると即時にバックアップデータの作成が開始されます。

バックアップ対象データの選択

[設定]->[iCloud]->iCloudを使用しているAppの一覧でON・OFFを切り替える

Androidの場合

[設定]->[システム]->[詳細設定]->[バックアップ]->「Googleドライブへのバックアップ」をONにする

上記の項目をONにしておくことで、Wi-Fi環境での充電時などに自動でバックアップが実行されます。

※前回のバックアップ作成から24時間経過などの条件もあります。

バックアップ対象データの選択

[設定]->[システム]->[詳細設定]->[バックアップ]を選択すると、バックアップ対象項目が表示されており、各項目ごとに切り替えが行えます。

アカウントとパスワード管理の重要性

スマートフォン

Apple IDやGoogle アカウントを使って本人確認を行えることで、個人データの管理なども可能になりスマートフォンの利便性が上がっています。

ただしリスクとしてアカウントとパスワードを知っていると他人が自分になりすませるということは知っておかないといけません。

パスワードを知られることでメールやSNSなどを勝手に閲覧されたり、クレジットカード情報などを登録している場合だと買い物や有料サービスの利用ができてしまいます

クレジットカードでは不正利用された場合の補償制度などもありますが、手続きなども面倒です。

余計なトラブルに巻き込まれないためにも、アカウントとパスワードの管理だけは十分注意してください。

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