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スマホの標準機能でノートや書類をスキャンする簡単な手順
ノート・書類・チラシなどを後から見返すため手元に残しておきたい場合、スマートフォンのカメラでスキャン(撮影)して保存しておく方法があります。
iPhone・Android共に標準機能として搭載されており、別途アプリのインストールなども不要でそれほど複雑な手順もありません。
写真をすこし斜め(角度がある状態)で撮影しても自動で水平に補正して保存されるので、他人と共有(メールなどで送信)したいものがあるときなどにも便利な機能です。
※下記手順はiOS 18.1.1・Android 13で動作を確認しています。
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iPhoneでスキャンする手順
iPhoneで書類などのスキャンをする場合、iOSに標準でインストールされている「ファイル」や「メモ」アプリを使用することができます。
ファイルアプリを使ったスキャン
1.ファイルアプリを起動して右上の「三点メニュー」から「書類をスキャン」を選択。
ファイルアプリの起動
2.「書類をスキャン」をタップすると本体のカメラが起動し、書類などを自動で認識して写真の撮影が開始されます。
※初期設定は自動撮影(自動シャッター)になっており・右上メニューで手動撮影に切り替え可
3.書類などをスキャン(撮影)した後、右下の「保存」をタップすると画像(PDFファイル)が保存されます。
撮影した画像は左下のサムネイルをタップすることで、修正・編集が可能です。
スキャン画面と編集画面
メモアプリを使ったスキャン
iPhone標準のメモアプリからもファイルアプリと同様にスキャンが行えます。
スキャン時(カメラ起動後)の操作は上記のファイルアプリと共通です。
- 「メモのアイコンを長押し」または「メモ作成画面でカメラアイコン」をタップしてメニューから「書類をスキャン」を選択。
アイコンの長押しメニューからスキャンを選択
ただメモアプリからスキャンした場合はあくまでメモファイルとして保存されるので、他のデバイスや他人と共有する際などは下記の「ファイルに保存」操作が必要になります。
メモファイルをiCloudへ保存して共有(PDF化)する
1.メモ閲覧画面で画像をタップして画像の編集画面に移動。
2.右上の共有メニューから「ファイルに保存」を選択しiCloudメニューで「保存」。
Androidでスキャンする手順
Androidスマートフォンで書類などのスキャンを行う場合は「Googleドライブ」のアプリを利用します。
Googleドライブ
1.Googleドライブアプリを起動して「+」アイコンをタップし、新規作成メニューから「スキャン」を選択。
Googleドライブアプリのスキャンメニュー
2.カメラが起動するので、ファインダーの枠の中に納まるようにスマートフォンの本体を移動させると、自動で撮影(スキャン)がおこなわれます。
※手動撮影にも切り替え可能。
スキャン(撮影)と画像の確認
3.撮影された画像を確認して修正などが必要であれば行い「完了」を選択して撮影終了。最後にファイル名や場所(保存先)を確認(選択)して「保存」をタップします。
修正・編集画面と保存先の確認
パソコンなどで編集もできる
スキャン専用の器材やアプリのインストール作業も必要なく、スマートフォンの標準機能だけで手軽に書類などの保存が行えます。
操作もそれほど複雑な手順は無く、保存したファイルはパソコンなど他の機器からも閲覧・編集が可能です。
掲示されているチラシや借りているノートだったり、後からちょっと確認したいものなどがあるときに重宝する機能なので活用してみてください。
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