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サブ回線にpovoを追加してデータ使い放題(24時間)を利用する
最近のスマートフォンはSIMカードを2枚挿せる(デュアルSIM対応)端末が増えており、メイン回線に加えサブ回線を利用することが比較的簡単にできるようになりました。
データ通信費の節約・二つ目の電話番号取得・障害発生時のバックアップ用回線など、目的に合わせて二つ目の回線を追加することができます。
特にauのオンライン専用プラン「povo(ポヴォ)」は基本料金が0円なのでサブ回線として利用しやすく、「データ使い放題(24時間) 330円」などのオプションはまとまった休暇期間などでデータ通信量が増えるときに便利です。
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空きスロットと対応周波数帯
サブ回線の契約を検討する際、自分が利用しているスマートフォンのスペック表をメーカー公式サイトなどで以下の内容を確認します。
- SIMカードを挿せる枚数・種類
- 端末が対応している周波数帯(バンド)
メイン回線で既にSIMカードを挿している場合、追加できるSIMカードの種類が限られる(eSIMのみなど)場合があるので注意してください。
また通信会社(ドコモ・au・ソフトバンク)で販売されている一部のAndroidスマートフォンでは、他社のプラチナバンド(メインとなる4G周波数帯)に対応していないケースがあります。
※au(povo)回線ではバンド18がプラチナバンドに該当します。
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povo2.0のサービス内容
povo2.0の主なサービス内容は次のとおりです。
povo2.0の主なサービス内容
povo2.0 | |
エリア | auエリア |
受付・手続き | オンライン限定 |
SIM | eSIMサービスあり |
月額料金 | 0円(チケット購入式) |
高速通信のデータ容量 | 0GB※ |
※データトッピングを購入 | |
超過後の通信速度 | 最大128kbps |
データ繰越 | なし(有効期限式) |
データチャージ | トッピングで追加 |
音声通話 | 22円/30秒 |
音声通話オプション | 5分かけ放題 月額 550円・かけ放題 月額 1,650円 |
1日使い放題オプション | データ使い放題 24時間 330円/24時間 |
コンテンツオプション | DAZN(7日間)925円・smash.(24時間)220円 |
povo2.0はauが提供するオンライン専用プランで、基本料金は0円に設定されています。
必要なサービスをユーザーが自分で選択(チケットを購入)して、プランを組み立てるのが最大の特徴です。
全くサービスを利用しない月は料金が発生しない(維持費が必要ない)ので、サブ回線として使いやすくなっています。
データトッピング
データ通信量に関してもチケット(トッピング)を購入して利用します。
ただ従来の月額方式ではなく、各サービス(容量)毎に有効期限が異なっている点は注意してください。
povo2.0のデータトッピング料金一覧
データトッピング | 有効期限 | 料金 |
データ使い放題 | 24時間 | 330円 |
1GB追加 | 7日間 | 390円 |
3GB追加 | 30日間 | 990円 |
20GB追加 | 30日間 | 2,700円 |
60GB追加 | 90日間 | 6,490円 |
150GB追加 | 180日間 | 12,980円 |
「データ使い放題(24時間) 330円」は他社では見られないサービスで、短期間だけデータ通信量が増える(必要になる)場合などはかなり便利です。
データ通信にサブ回線を指定
メイン回線とサブ回線の二つのSIMカードが利用できる場合、データ通信の際にどちらの回線を利用するか指定しておく必要があります。
iPhone
- [設定]->[モバイル通信]->[モバイルデータ通信]
Android
- [設定]->[ネットワークとインターネット]->[モバイルネットワーク]※
※メーカーによって一部異なる場合があります。
iPhoneの設定画面
サブ回線として使いやすいpovo
povoは回線を維持するのに180日間に一度トッピングを購入する(または通話・SMSなどで660円以上利用する)必要がありますが、基本的に0円で利用できます。
オンライン専用プランなので対面サポートが無い点には注意が必要ですが、その分料金もメインブランドに比べて割安です。
現在は夏限定のデータ使い放題トッピングの販売や新規ユーザー向けキャンペーンなども実施されているのでチェックしてみてください。
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