マイナポイントは前払い(チャージ)タイプを選んでおけば、急いで買い物をする必要がなくなる
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総務省は2020年9月から開始されたマイナポイント制度で、9月末時点の申し込み者数は約660万人と発表しました。
マイナポイント事業の予算は2,000億円(5,000円×4,000万人分)用意されていてまだ余裕があり、今からマイナンバーカードの取得を開始してもポイント還元が受けられます。
また制度ではキャッシュレス決済の前払い(チャージ)もポイント還元の対象になっているので、とりあえず申込期限の2021年3月末までに手続きを済ませておき、チャージした金額の使いみちは後から考えるといったことが可能です。
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2021年3月末までに手続きを
マイナポイント制度では2万円の利用に対して一人あたり5,000円分相当のポイントが付与されますが、利用者がポイントの受取方法(キャッシュレス決済)を選ぶ必要があります。
選べるキャッシュレス決済は電子マネー、プリペイドカード、QRコード決済、クレジットカード、デビットカードと幅広く対応しているので、自分が普段利用するものや使いやすいものを選んでください。
ただしポイント還元を受けるには2021年3月末までに申込を済ませる必要があります。
前払い(チャージ)タイプもポイント還元の対象
マイナポイント制度で5,000ポイントの還元を受けるには、キャッシュレス決済で2万円分の利用が必要になります。
ただしポイント還元の対象はキャッシュレス決済を利用した「買い物(物品等の購入)」だけでなく「前払い(現金チャージなど)」も対象になっています。
なのでマイナポイントのキャッシュレス決済を申込むときに「前払い(チャージ)」のものを選べば、2021年3月末までにチャージだけしておいて、後から買い物に利用するといったことが可能です。
買い物の予定がない場合に
3月末までに2万円以上の買い物の予定がある方は、それほど「前払い(チャージ)」タイプのキャッシュレス決済にこだわる必要はありません。
ただ5,000ポイントすべて受けとるには2万円の利用が必要になる制度なので、4人家族で2万円分のポイントを受け取るには合計で8万円分の利用が必要に。
今からマイナンバーカードを取得して2021年3月末までの期限を考えると、「買い物(物品等の購入)」タイプだとある程度予定がないと使い切れない可能性も出てきます。
「前払い(チャージ)」タイプのものは先に入金しておく必要がありますが、基本的にチャージした金額は期限の心配なく後から利用できるのがメリットです。
これからマイナンバーカードの取得やマイナポイントの申込を考えている方、とりあえず買い物の予定がない方など、前払い(チャージ)タイプを上手く活用してください。
※付与されるマイナポイント(国が負担する5,000円分)の有効期限は1年以上に設定されているものがほとんどですが、キャッシュレス決済事業社によって期限が異なるので申込前に確認してください。
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