マイナポイントは前払い(チャージ)タイプを選んでおけば、急いで買い物をする必要がなくなる
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総務省は2020年9月から実施しているマイナポイント事業で、2021年3月末までだったマイナポイントの付与期間を2021年9月末までに延長しました。
延長によりマイナンバーカードの取得が3月末までに完了していない場合でも、マイナポイント(5,000円分相当)の受取ができるようになっています。
付与期間の延長は既にマイナンバーカードを取得済の方も対象です。
ただし2021年3月末まで4月末までにマイナンバーカードの交付申請を済ませておく必要があるので注意してください。
※マイナンバーカードの交付申請期限(ポイント付与の対象)が「3月末まで」から「4月末まで」に延長されています
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交付申請は2021年4月末まで
マイナポイント制度では2万円の利用に対して一人あたり5,000円分相当のポイントが付与される制度です。
マイナポイントを受け取るまでの流れは、以下のとおりになります。
- マイナンバーカードの交付申請 ※2021年4月末まで
- マイナンバーカードの受取
- マイナポイントの予約(マイキーIDの取得)
- ポイント還元を受けるキャッシュレス決済の選択(申込)
- キャッシュレス決済で2万円分の利用 ※2021年9月末まで
今回「キャッシュレス決済で2万円分の利用」期間が半年間(2021年9月末まで)延長されました。
ただしポイント還元を受けるには2021年4月末までにマイナンバーカードの交付申請を済ませておく必要があるので申請だけは急いでください。
QRコード付き交付申請書からの申請
総務省は現在マイナンバーカードを取得していない方に、QRコード付き交付申請書を送付しています。
スマートフォンでQRコードを読み取って直接手続きが可能で、郵送と違い顔写真などもスマートフォンで撮影したものが利用できます。
スマートフォンからの申請に必要なもの
- メールアドレス
- 顔写真(スマートフォンで撮影可)
※写真は6か月以内に撮影したもので正面、無帽、無背景
※事前に写真を用意しなくても、申請手順のなかでスマートフォンを使って撮影ができます
前払い(チャージ)タイプもポイント還元の対象
マイナポイント制度で5,000ポイントの還元を受けるには、2021年9月末までに選択したキャッシュレス決済で2万円分を利用する必要があります。
ただポイント還元の対象はキャッシュレス決済を利用した「買い物(物品等の購入)」だけでなく「前払い(現金チャージなど)」も対象です。
なのでキャッシュレス決済を選ぶときに「前払い(チャージ)」タイプのものを選んでおけば、とりあえずチャージだけしておいて後から必要なときに利用するといったことが可能になります。
買い物の予定がない場合に
期限(2021年9月末)までにキャッシュレス決済で2万円分の利用予定があれば、それほど「前払い(チャージ)」タイプにこだわる必要はありません。
ただマイナポイント事業は未成年なども対象になっており、4人家族だと全員分のポイントを受け取るには合計で8万円分の利用が必要になります。
申請人数が増えると結構な額になるので、「前払い(チャージ)」タイプであれば期限の心配なく後から利用できるのがメリットです。
これからマイナンバーカードの取得やマイナポイントの申込を考えている方は上手く活用してください。
※付与されるマイナポイント(国が負担する5,000円分)の有効期限は1年以上に設定されているものがほとんどですが、キャッシュレス決済事業社によって期限が異なるので申込前に確認してください。
※キャッシュレス決済の各社が独自で実施している特典(5,000ポイント以外)は3月末で終了したものが多くなっています。
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