スマホを使ったマイナンバーカードの申請手順
目次
キャッスレス化の促進・経済対策・マイナンバーカードの普及を目的として、2022年からマイナポイント事業の第2弾が開始されます。
第1弾と同様に初めてマイナンバーカードを作成してキャッスレス決済サービスを2万円分利用(チャージ)した場合に、5,000円分のポイント付与。
さらに健康保険証として利用登録した場合に7,500円分、公金受取用の銀行口座を登録した場合に7,500円分、合計最大で2万円分のポイント付与される予定です。
マイナンバーカードは申請から取得まで約1か月かかり直接本人が受け取る必要があるなど手続きが若干面倒ですが、交付申請だけならスマートフォンからも行えます。
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マイナンバーカードの申請に必要なもの
スマートフォンからマイナンバーカードを申請する場合、以下のものが必要になります。
- 個人番号カード交付申請書
- 顔写真データ(スマホで撮影可)
- メールアドレス
個人番号カード交付申請書が必要
スマートフォンでの申請には申請用IDが必須になるので、個人番号カード交付申請書が必要になります。
個人番号カード交付申請書
個人番号カード交付申請書は、紙製の通知カード(マイナンバーが記載されたもの)が自宅へ送付されたときにセットで送られています。
※2020年末から再送付された交付申請書も利用可能です。
個人番号カード交付申請書を無くしてしまった場合は、地域の市区町村窓口で再発行が可能です。
ただ役所の窓口へ出向くのなら、スマートフォンでなくその場でマイナンバーカードを申請したほうが簡単です。
※ただし支所などでは申請を受付ていない場合があるので、事前に確認してください。
写真の条件
顔写真データはスマートフォンで撮影したものが使用できます。
事前に撮影してファイルを保存しておいたほうが手続きもスムーズですが、申請手続きの操作中に撮影することも可能です。
ただし写真は6ヶ月以内に撮影したもので正面、無帽、無背景などの条件があります。
写真はカード用に縦横比45:35に切り抜き(トリミング)して使用されるので、多少余白などがあっても大丈夫です。
※顔写真データの指定条件 ファイル形式jpeg、データ容量7MBまで、幅480から6000ピクセル、高さ480から6000ピクセル。
スマートフォンからの申請手順
申請の手順は以下の流れで行います。
- 申請用WEBサイトにアクセス
- 申請書ID(QRコードだと自動入力)とメールアドレスを登録
- メールの受信
- メールに記載されている申請者専用WEBサイトで写真、申請情報を登録
- 申請が完了したことを知らせるメールが届く
申請用WEBサイトへは直接アクセスしてもいいですが、個人番号カード交付申請書に付いているQRコードをカメラで読み込むと申請書IDが自動で入力されるので便利です。
申請用WEBサイトで申請書IDとメールアドレスを登録すると、登録したアドレス宛にメールが送られてきます。
受信したメールから専用WEBサイトにアクセスして、写真をアップロード(このときに撮影も可)。
生年月日、電子証明書の発行要否、点字有無を選択して手続きは終了です。
手続きに問題がなければ、申請完了を連絡するメールが届きます。
※もし写真が使えないなどの申請に不備があった場合は、メールで連絡が送られてきます。
※電子証明書を発行しておくとe-Taxでの確定申告・コンビニでの住民票の写し等の交付・マイナポータル(行政サービスサイト)へのログインなどが可能になります。
マイナンバーカードと免許証の一体化も予定
申請が集中して遅延などが無ければ、通常は約1か月後にマイナンバーカード交付通知書が自宅へ郵送されてきます。
送付された交付通知書・紙の通知カード・本人確認書類を持参して市町村窓口に行くと、マイナンバーカードの受取りが可能です。
代理人が受取ることも可能ですが別途必要な書類などが多いので、できれば本人が受け取りに行くのがお勧めです。
顔写真データの準備が若干手間ですが、全体の流れさえ抑えておけばスマートフォンで簡単に申請できるので活用してください。
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