RAW現像で有馬温泉を淡くハイキーに仕上げてみる

有馬人形筆

RAW現像で写真を明るく

以前の記事で少し書いたのですが、私の撮る写真は明るさが抑えめの写真(画面全体が暗めで影などがハッキリしている)、いわゆるローキーな写真が多い傾向があります。

撮影した写真の明るさが暗めの人は性格も暗めの人が多いという性格診断の結果で少しイラッとしたという話だったんですが、まあお遊びの性格診断なんでまったく気にしてません。

ただ、私自身意識して明るさ(露出)を抑え、暗めに写真を撮っているということはないのですが、今まで撮影した写真を見返してみるとやぱり暗い写真が多いのは事実。

撮影条件が晴れであったり曇りであったり、被写体が風景、人物、電車、食べ物と違っていても、全体として落ち着いたトーンの写真が多い傾向があります。

もしかしてカメラのせい?

もしかしたら私の傾向ではなく、カメラ特有の傾向なのかもしれない。

そう疑い(ニコンさんごめんなさい)同じカメラ(D5500)で他の人が撮った写真をWEBで検索して確認。

ですが特にそういった傾向はなく、カタログになりそうな子供の明るい笑顔の写真や、画面が明るくハイトーンな写真も数多くあり、どうもカメラのせいではなさそうな感じ。

客観的な状況証拠から考えると、私の写真が暗めな傾向があるのはどうやら100%私の責任のようです。

撮った写真の明るさの傾向と性格の因果関係はさておき、私の好みや嗜好が少なからずも写真の明るさに影響していることは、認めざるを得ません。

夕日

記念写真はハイキ―が好まれる

まあ私の撮ったものに暗め(ローキー)な写真が多いのはどうでもいいんですが、明るく楽しい雰囲気の写真が撮れないのは少し困ります。

旅行でのスナップや入学式の記念写真など。基本的に明るい写真の需要は多いです。とくに他人に依頼された場合などは尚更(なおさら)。

知り合いに「子供の幼稚園の入園式で、一生に一度の可愛い晴れの姿を写真に撮ってほしい」と頼まれた場合、相手が期待しているのは明るい雰囲気の柔らかい写真。

白黒で顔の陰影がハッキリとしたハードボイルドな写真ばかりを渡したら確実に恨まれます。

親族だったり四半世紀の友人だったとしても、二度と口をきいてもらえません。そういうタフなタイプ、決して嫌いじゃないですが。

ステージ

RAW形式で撮っておけば

わざとは別にして、頑張って撮ったけど結果、暗いトーンの写真になってしまうことはあります。

とくに一眼レフカメラなどで撮影すると、機能が多いことが却って仇となり、あとからお父さんが失敗写真のせいで家族にフルボッコにされるというのは、よくある話です。

家族の想い出のために少しでも綺麗な写真をと購入した一眼レフ。

家族の重たい荷物を持ちながら少しかさばる大きなカメラを抱え、自分がフレームに収まることは一切求めず、家族のためと一生懸命撮影した写真。

そんな献身的で美しい父親の苦労を一切評価もせず、出来上がった写真の仕上がりだけを見て、やれ写真が暗いだの、やれ表情がきまってないだの。

そんなつけあがった家族をRAW現像で見返してやりましょう。

明るさ、色味に関してはRAW形式で撮っておくとあとからある程度修正が聞きます。

少し話がそれてしまいましたが、要は「ハイキーで明るくポップな」現像に挑戦します。ひとつの現像例としてよかったら参考にしてください。

現像サンプル

RAW現像ソフトはニコンのCapture NX-D(ニコンのホームページから無償ダウンロード可)を使用しています。※Capture NX-Dはニコンのカメラ用RAW現像ソフトです。

ただし調整はどのRAW現像ソフトでも可能な基本的な調整のみです。題材は有馬の温泉街の風景。元の撮影データはファイルサイズが大きくなるので、このブログのflickerページで公開しています。

太閤像

噴水広場の横にある太閤秀吉の像を撮った写真です。銅像の細かい部分までハッキリ写り影が強く出てるので、陰影を抑えめに調整します。

太閤像

とりあえずまだ少し暗いので明るさ(露出)をプラス。銅像の青みがかった色も冷たいイメージなのでホワイトバランスを変更して少し色味を暖かく。

全体的に柔らかく仕上げたいのでピクチャーコントロールをポートレートにして、最後に全体の明るさ、コントラストなどを微調整。

太閤像

露出補正 +1.0ev
ホワイトバランス 曇天
ピクチャーコントロール ポートレート
トーン 明るさ 10 コントラスト -30 彩度 30

土産物屋のしだれ桜

老舗の土産物店の駐車場に咲いていた桜の花を撮りました。ピンクの色味はまあまあ満足なのですが、背景の色と同化してわかりにくくなったので少し見やすくします。

枝垂桜

明るさは十分なので無調整。ホワイトバランスは色温度を低めにし桜が目立つように。ピクチャーコントロールもポートレートよりすこし桜がハッキリ見えるフラットを選択。

枝垂桜

ホワイトバランス 高演色蛍光灯(4200K)
ピクチャーコントロール フラット

郵便局前の菜の花

有馬郵便局の前です。頑張ってハイキ―に撮影しすぎて菜の花の黄色も飛び気味になってしまいました。全体的に白っぽくなりすぎたので色味の復活を優先します。

菜の花

思い切って画面全体を寒色系にして菜の花の黄色を強調。

彩度も上げてポストの色も少し鮮やかに。風景写真でなく青いフィルターがかかった非日常的な雰囲気をそのまま活かす調整を狙いました。

菜の花

ホワイトバランス 電球
ピクチャーコントロール ポートレイト
トーン 明るさ 10 コントラスト -30 彩度 30

ピントだけはしっかりと

明るすぎて完全に白くなっていたり、ピントのずれなどはRAW形式で撮っていてもどうしようもないですが、明るさや色味については比較的簡単に調整ができます。

撮影時にはピントに集中し、ちょっとだけ暗めに撮っておくと後で現像がしやすいですよ。

ただし撮影時にある程度仕上がりをイメージしたうえで撮影しておくと、現像の手間も省け画質の劣化も最小限に抑えることができます。

RAW形式だとファイルサイズも大きくなってしまいますので、メモリーカードの容量が厳しいときなどは、これぞといった写真に保険としてうまく使ってください。

最後に私事(わたくしごと)をすこしだけ。私は色味が暗い写真ばかり撮ってるということはなく、明るい写真も撮ります。

黒や茶のような渋い色味が特に好きといったことはなく、明るいポップな色味の写真も好きです。

明るい色も好きですし、明るい音楽も好みます。悲劇な話もいいですが、ハッピーエンドの大団円の話を好みます。

たまたま今まで撮った写真が、たまたま暗いものが多かった。ただそれだけです。ここ大事です。

えっ性格診断?まったく気にしてないですよ

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