AQUOS sense6s(au)とmoto g52j 5G(SIMフリー)の比較
モトローラよりSnapdragon 695を採用したミドルレンジのAndroidスマートフォン「moto g52j 5G」(SIMフリー)の発売が開始されました。
本体価格は39,800円(モトローラ公式)で公式サイト・Amazon・家電量販店・格安SIM(MVNO)などで取扱が開始されています。
moto g52j 5Gは日本市場向けにカスタマイズされたモデルで、モトローラ端末では今まで見送られていたFeliCa機能(おサイフケータイ)にも対応しているのが特徴です。
Snapdragon 695を搭載した端末は先行してシャープのAQUOS sense6s(au)などが販売されており、同じくらいの価格帯になっています。
※端末の価格などは2022年6月23日時点のものです。
関連記事
主な性能
モトローラ「moto g52j 5G」(SIMフリー)とシャープ「AQUOS sense6s」(auモデル)の主な仕様は次のとおりです。
基本性能の比較
moto g52j 5G | AQUOS sense6s | |
型番 | SHG07(au) | |
発売 | 2022年6月3日 | 2022年4月 |
初期OS | Android 11 | |
CPU | Snapdragon 695 5G | |
メモリ(RAM) | 6GB | 4GB |
保存容量(ROM) | 128GB | 64GB |
SDカード | microSD 最大1TB | |
SIM | nanoSIM・eSIM DSDV対応 | |
ディスプレイ | 6.8インチ(液晶) | 6.1インチ(有機EL) |
解像度 | 2,460×1,080 (FHD+) | 2,432×1,080 (FHD+) |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 4,570mAh |
本体サイズ | 約171.0mm | 約152mm |
約76.8mm | 約70mm | |
約9.1mm | 約7.9mm | |
重さ | 約206g | 約156g |
5G | sub6対応 | |
アウトカメラ | 標準5000万画素(f/1.8) | 標準4800万画素(f/1.8) |
超広角800万画素(f/2.2) | 広角800万画素(f/2.4) | |
マクロ200万画素(f/2.4) | 望遠800万画素(f/2.4) | |
インカメラ | 標準1300万画素(f/2.2) | 800万画素(f/2.0) |
FeliCa | おサイフケータイ対応 | |
指紋認証 | あり | |
防水/防塵 | IP68 | IPX5・IPX8/IP6X |
価格 | 39,800円(モトローラ公式) | 40,470円(au) |
AQUOS sense6s外観
搭載されているチップセットはどちらもSnapdragon 695 5G、デュアルSIM(nanoSIM・eSIM)対応でそれぞれ1枚づつSIMカードを挿して2枚運用ができます。
外部メモリ(microSD)が利用できる点も共通しており、防水/防塵性能もほぼ同じくらいです。
ただしRAM・ROM・バッテリー容量はmoto g52j 5Gのほうが上回っており、ディスプレイサイズも6.8インチと大きめになっています。
そのため一般的なサイズのスマートフォンより本体がひと回り大きく重量も200gを超えており、薄型軽量が特徴のAQUOS sense6sと比較するとかなり差があります。
moto g52j 5G
対応周波数帯
moto g52j 5GとAQUOS sense6s(SHG07)の日本国内の対応周波数帯は次のとおりです。
国内の対応周波数帯
4G(LTE) | 5G | |
moto g52j 5G | 1・3・8・18・19・28・42 | n3・n28・n77・n78 |
AQUOS sense6s(SHG07) | 1・3・18・19・42 | n28・n77・n78 |
※n3・n28は4G周波数帯の5G転用
両端末ともドコモのプラチナバンド(バンド19)に対応しています。
ただmoto g52j 5Gはソフトバンクのプラチナバンド8にも対応しており、ソフトバンク系のSIMカード(通信会社)も利用しやすいのがメリットです。
総務省公式サイトより
関連記事
乗り換え(MNP)時の割引
auのサブブランド「UQモバイル」・格安SIM(MVNO)サービスの「IIJmio」などでは他社から乗り換え(MNP)とセットで端末を購入した場合、本体価格の割引を実施しています。
乗り換え(MNP)時の本体価格
通信会社 | 機種 | 通常価格 | MNP価格※ |
UQモバイル | AQUOS sense6s | 40,470円 | 18,470円 |
IIJmio | moto g52j 5G | 34,800円 | 14,800円 |
※2022年6月23日時点の価格で、期間限定・キャンペーン特典なども含みます。
乗り換え(MNP)が条件になりますが、単体で購入するよりも約2万円前後安く購入が可能です。
ただし契約時の事務手数用(約3千円から4千円)・月々の基本料金が必要になる点は注意してください。
一通り揃った大きめのスマホ
moto g52j 5Gはモトローラの日本向けモデルとして初めてFeliCa機能(おサイフケータイ)に対応しており、普段モバイルSuicaなどを利用される方も選択肢に入ってくる端末になっています。
RAM・ROM容量も6GB・128GBと余裕のある構成で、ソフトバンクのプラチナバンド(バンド8)に対応している点もSIMの2枚運用を検討されている方には利点です。
motorola edge 20
ただし一般的なスマートフォンより重めでひと回り大きいサイズになっており、薄型軽量なAQUOS sense6sと比較すると利用目的(負荷のかかる作業やゲーム)や持ち運びやすさ(使い勝手)などによって好みが別れる点になります。
どちらも乗り換え(MNP)などを利用すれば約2万円前後の割引が実施されており比較的購入しやすい価格で販売されているので、興味のある方はチェックしてみてください。
関連記事