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オンライン専用20GBプランと段階式プランに家族割引きを適用したときの料金比較
データ通信量・音声通話料金と基本料金のコストパフォーマンスを比較した場合、3大キャリアのオンライン専用20GBプラン(ahamo・povo・LINEMO)がかなり割安になりす。
ただし受付や各種手続きがオンライン限定なので、ある程度スマートフォンの操作に慣れた方に限定されるのが一番のネックです。
ショップでの対面サポートを残したまま料金を抑えることを考えるのであれば、高速データ通信量は減りますがメインブランドの段階式プランに家族割引きを適用することも選択肢になります。
※段階式プラン データ通信量に応じて料金が変わる料金プラン
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家族割引きを適用したときの料金
3大キャリアのオンライン専用20GBプランの月額料金は次のとおりです。
- ドコモのahamo(アハモ) 2,970円(※5分かけ放題付)
- auのpovo(ポヴォ)ソフトバンクのLINEMO(ラインモ) 2,728円
各社の段階式プランと料金の比較をした場合、オンライン専用20GBプランの月額料金が圧倒的に安く利用できる高速データ通信量も多くなります。
段階式プランの料金と家族割引き額(税込)
ドコモ | au | ソフトバンク | ||
プラン名 | ギガライト | ピタットプラン | ミニフィットプラン+ | |
月額料金 | 1GBまで | 3,278円 | 3,278円 | 3,278円 |
2GBまで | ‐ | ‐ | 4,378円 | |
3GBまで | 4,378円 | ‐ | 5,478円 | |
4GBまで | ‐ | 4,928円 | ‐ | |
5GBまで | 5,478円 | ‐ | ‐ | |
7GBまで | 6,578円 | 6,578円 | ‐ | |
家族割引き額 |
2回線 550円引・3回線 1,100円引 |
回線数のカウント対象(割引なし) |
※ドコモ、auは2年契約(中途解約金1,100円)の場合の月額料金
※ソフトバンクのミニフィットプラン+は2021年3月17日開始の新プラン
ただし月額料金に関してはデータ通信量が1GB以下で家族割引きを適用すると、段階式プランが安くなるケースもでてきます。
特に他の家族が大容量プランを利用している場合は、そちらの月額料金も割引されているのでトータルで比較することが必要です。
ドコモの段階式プランと20GBプラン
ドコモのギガライトとahamo(アハモ)の主なサービス内容はつぎのとおりです。
主なサービス内容の比較
ギガライト | ahamo(アハモ) | |
受付・各種手続き | 店舗・電話利用可 | オンライン専用 |
月額料金 | 1GBまで 3,278円 | 2,970円 |
3GBまで 4,378円 | ||
5GBまで 5,478円 | ||
7GBまで 6,578円 | ||
高速通信のデータ容量 | 段階式 | 20GB |
超過後の通信速度 | 最大128Kbps | 最大1Mbps |
データ繰越 | なし | |
データチャージ(1GB) | 1,100円 | 550円 |
音声通話 | 22円/30秒 | 5分かけ放題付※5分以降 22円/30秒 |
音声通話オプション | かけ放題オプション 1,870円・
5分通話無料オプション 770円 |
かけ放題オプション 1,100円 |
家族割引き | 2回線 550円引・3回線 1,100円引 | 回線数のカウント対象(割引なし) |
家族間通話 | 無料 | ahamo回線へかける場合は無料 |
キャリアメール | あり | なし |
電話料金合算払い機能 | あり | なし |
※ギガライトの月額料金は2年契約(中途解約金1,100円)の場合
ahamo(アハモ)へ変更した場合に使い勝手で大きく違ってくるのが、家族内の通話料金です。
ahamo(アハモ)は家族割のカウント対象でグループにも組み込めますが、ahamoから家族へかけた場合に家族間通話無料が適用されません。※5分かけ放題のみ
ただし家族の他の回線がahamo回線に電話をかける場合は、通話料無料が適用されます。
特に家族で音声通話をよく利用される方は注意してください。
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auの段階式プランと20GBプラン
auのピッタットプランとpovo(ポヴォ)の主なサービス内容は以下のとおりです。
主なサービス内容の比較
ピタットプラン 4G LTE | povo(ポヴォ) | |
月額料金 |
|
2,728円 |
高速通信のデータ容量 | 20GB | |
超過後の通信速度 | 最大128kbps | 最大1Mbps |
データ繰越 | なし | |
音声通話 | 22円/30秒 | |
音声通話オプション | かけ放題 月額 1,980円・5分かけ放題 月額 880円 | かけ放題 月額 1,650円・5分かけ放題 月額 550円 |
家族割引き | 2回線 550円引・3回線 1,100円引 |
対象外※2021年夏までに契約した場合はカウント対象 |
家族間通話 | 無料 | 対象外 |
キャリアメール | あり | なし |
電話料金合算払い機能 | あり | あり |
※ピタットプランは月額料金は2年契約(中途解約金1,100円)の場合
povo(ポヴォ)は基本的に家族割引きの対象外で、通常の音声通話料金が発生します。
家族割引きの回線数にもカウントされないので、特に他の回線とグループを組んでいる場合は注意してください。
※キャンペーンで2021年夏までに契約した場合は、家族割引きのカウント対象になります。
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ソフトバンクの段階式プランと20GBプラン
ソフトバンクのミニフィットプラン+とLINEMO(ラインモ)の主なサービス内容は以下のとおりです。
主なサービス内容の比較
ミニフィットプラン+ | LINEMO(ラインモ) | |
月額料金 |
|
2,728円 |
高速通信のデータ容量 | 20GB | |
超過後の通信速度 | 最大128kbps | 最大1Mbps |
データ繰越 | なし | |
音声通話 | 22円/30秒 | |
音声通話オプション | かけ放題 月額 1,980円・5分かけ放題 月額 880円 | かけ放題 月額 1,650円・5分かけ放題 月額 550円 |
家族割引き | 回線数のカウント対象(割引なし) | 対象外 |
家族間通話 | 無料 | 対象外 |
Yahoo!プレミアム会員特典 | あり | なし |
キャリアメール | あり | なし |
電話料金合算払い機能 | あり | なし |
※ソフトバンクのミニフィットプラン+は2021年3月17日開始の新プラン
LINEMO(ラインモ)にプラン変更する際に一番注意が必要なのは、Yahoo!プレミアム会員の無料特典が無くなる点です。
特にスマホ決済サービスPayPayを利用されている方は、キャンペーンなどでのポイント優遇が無くなるので注意してください。
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ショップでの対面サポートが必要かどうか
オンライン専用20GBプランは人件費を抑えることで、音声通話のオプション料金・高速データ通信量・超過後の通信速度などのコストパフォーマンスは圧倒的に高くなっています。
一方で段階式プラン(メインブランド)は料金が割高ですが、トラブル時など街のキャリアショップに持ち込めば何とかしてくれるという安心感が最大のメリットです。
家族割引きなどを適用できれば、ある程度料金を抑えることもできます。
データ通信量が多い方はオンライン専用20GBプランがお勧めですが、家族で通信会社をまとめて契約されている場合はショップサポートの必要性・家族割引きの特典なども併せて検討してみてください。
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