ソニー公式サイトより
ソニー「Xperia 10 III」とシャープ「AQUOS sense5G」のスペック比較
NTTドコモとauはソニーのAndroidスマートフォン「Xperia 10 III」の販売を2021年6月18日より開始することを発表しました。
他にもワイモバイルが6月中旬以降の発売を予定しています。
5G対応のミドルレンジといえばシャープ「AQUOS sense5G」が先行して発売を開始していますが、この価格帯の機種変更先として今後「Xperia 10 III」も候補になってきます。
※日本国内で販売されるXperia「III」シリーズは「Xperia 1 III」と「Xperia 10 III」の2機種で、上位モデルにあたる「Xperia 1 III」は7月以降に発売開始予定です。
関連記事
主なスペック
ソニーのXperia 10 IIIとシャープのAQUOS sense5Gの主なスペックは以下のとおりです。
主なスペック
AQUOS sense5G |
Xperia 10 III | |
発売 | 2021年3月 | 2021年6月 |
初期OS | Android 11 | |
CPU | Snapdragon 690 5G | |
メモリ(RAM) | 4GB | 6GB |
保存容量(ROM) | 64GB | 128GB |
ディスプレイ | 5.8インチ(液晶) | 6.0インチ(有機EL) |
解像度 | FHD+(2280×1080) | FHD+(2,520×1,080) |
バッテリー容量 | 4,570mAh | 4,500mAh |
本体サイズ | 約148×71× 8.9mm | 約154×68×8.3(最厚部9.1)mm |
重さ | 約178g | 約169g |
5G | sub6対応 | |
アウトカメラ |
|
|
インカメラ | 800万画素(f/2.0) | 800万画素(f/2.0) |
その他 |
|
|
価格 | 39,600円 | 51,480円 |
※価格は2021年6月14日時点のドコモオンランショップの販売価格
どちらもCPUは5G対応のSnapdragon 690 5Gで、5G通信はSub 6対応機になります。
また両機種とも約4,500mAhの大容量バッテリーを搭載しており、電池持ちの良さも特長の端末です。
FeliCa(おサイフケータイ)対応・3.5mmイヤホンジャック搭載・指紋認証・防水/防塵機能などの機能も一通り揃っています。
ただしメモリ(RAM)・保存容量(ROM)に関しては後発であるXperia 10 IIIのほうが多く、基本性能はAQUOS sense5Gより若干上です。
その分の性能差が、そのまま約1万1千円の価格差に反映されています。
液晶・有機ELの違いとカメラ性能
あとAQUOS sense5Gは液晶ディスプレイ、Xperia 10 IIIが有機ELディスプレイを搭載。
解像度はどちらもFHD+ですがサイズはXperiaのほうが若干大きく(6.0インチ)、横長の形状が特徴です。
カメラ性能に関しては明るいレンズ(f/1.8)を搭載しているXperiaのほうが暗所撮影などでは若干有利になります。
ソニー公式サイトより
価格差と性能差
両機種とも5G通信対応でFeliCa(おサイフケータイ)・指紋認証・防水/防塵機能なども一通り揃っており、ミドルスペックの価格帯で主力となってくるモデルです。
液晶ディスプレイ・有機ELディスプレイは一長一短の面があるのでこのあたりは好みになってきます。
あとは後発のXperiaのほうが若干基本性能(RAM・ROM)容量が充実しており、この2機種で迷ったら約1万1千円の価格差と性能のバランスを検討する感じです。
両機種とも普段使いには十分な性能と価格のバランスがとれた端末なので、今後機種変更などで5G対応端末を検討されている方はチェックしてみてください。
関連記事