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スマホの標準機能でノートや書類をスキャンする手順
スマートフォンにはノートや書類などをカメラを使ってスキャン(撮影)し、自動で見やすく補正をかけて保存する機能があります。
iPhone・Android共に標準機能として搭載されており、新規でアプリのインストールなども不要でそれほど複雑な手順もありません。
写真をすこし斜めに撮影しても(角度があっても)見やすく水平に修正され、後からもう一度内容を確認したいものや他人に送信(共有)するときなどにも便利な機能です。
※下記手順はiOS 16.3.1・Android 12で動作を確認しています。
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iPhoneでスキャンする手順
iPhoneで書類などのスキャンをする場合、iOSに標準でインストールされている「ファイル」や「メモ」アプリを使用することができます。
ファイルアプリを使ったスキャン
1.ファイルアプリを起動して右上の「三点メニュー」から「書類をスキャン」を選択。
ファイルアプリの起動
2.本体のカメラが起動して書類などを自動で認識し、画像の撮影が開始されます。
※初期設定は自動撮影(自動シャッター)になっており・右上メニューで手動撮影に切り替え可
3.書類などをスキャン(撮影)した後に右下の「保存」をタップすると画像が保存されます。
スキャン画面と編集画面
撮影した画像は左下のサムネイルをタップすることで、修正・編集が可能です。
メモアプリを使ったスキャン
メモアプリからもファイルアプリと同様にスキャンが行えます。
スキャン時(カメラ起動後)の操作は上記のファイルアプリと共通です。
- 「メモのアイコンを長押し」または「メモ作成画面でカメラアイコン」をタップしてメニューから「書類をスキャン」を選択。
アイコンの長押しメニューからスキャンを選択
ただしメモアプリを使用してスキャンした場合はあくまでメモファイルとして保存されるので、画像ファイルとして保存(PDF化)する場合は以下の操作が必要になります。
メモファイルをPDF化する
1.メモ閲覧画面で画像をタップして画像の編集画面に移動。
2.右上の共有メニューから「ファイルに保存」を選択してiCloudへ保存。
Androidでスキャンする手順
Androidスマートフォンで書類などのスキャンを行う場合は「Googleドライブ」のアプリを利用します。
Googleドライブ
1.Googleドライブアプリを起動して「+」アイコンをタップし、新規作成メニューから「スキャン」を選択。
Googleドライブアプリのスキャンメニュー
2.スマートフォンのカメラが起動するのでファインダーの枠の中に納まるように撮影し、画像に問題が無ければチェックマークをタップ。
スキャン(撮影)と画像確認
3.自動で補正された画像を確認して修正などが必要であれば行い、最後にファイル名や保存先を確認(選択)して「保存」をタップします。
修正・編集画面と保存先の確認
パソコンなどで編集もできる
スキャン用の器材やアプリのインストールなども必要なく、スマートフォンの標準機能だけで手軽に書類などのスキャンが行えます。
操作もそれほど複雑な手順は無く、保存したファイルはパソコンなど他の機器からも閲覧・編集が可能です。
ノートの写しやチラシの保存など、後からちょっと確認したい場合などに重宝する機能なので活用してみてください。
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