楽天モバイルの新料金プランはデータ通信量に応じて月額料金を値引き
楽天モバイルは料金プランRakuten UN-LIMITの改定を行い、データ通信量に応じて月額料金を値引きすることを発表しました。
新しいプランではデータ通信量が1GBまでは月額0円、1GBから3GBまでは980円、3GBから20GBまでは1,980円、20GBを超えた場合は2,980円と段階式に料金が変化します。
今までと同じくRakuten Linkアプリを利用した音声通話はかけ放題です。
新料金プランのサービス開始は2021年4月1日からで、既存のRakuten UN-LIMIT契約者は自動的に新料金プランへ移行し割引が適用されます。
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Rakuten UN-LIMIT VIの概要
4月1日から開始される新料金プランRakuten UN-LIMIT VIの概要は以下のとおりです。
Rakuten UN-LIMIT VIの内容
Rakuten UN-LIMIT VI | |
月額料金 | データ通信量に応じて変化
1GBまで 0円 1GBから3GB 980円 3GBから20GB 1,980円 20GB以上 2,980円 |
高速通信のデータ容量 | 楽天エリア:無制限
パートナーエリア(au):5GB ※超過後の通信速度 最大1Mbps |
データ繰越 | なし |
音声通話 | 20円/30秒 |
音声通話オプション | Rakuten Linkアプリでの通話かけ放題(無料) |
キャンペーンなど | 300万人は1年間無料 |
※1GB以下の月額0円は1回線目のみ適用され、2回線目からは3GBまで月額980円になります。
サービス内容は旧プランRakuten UN-LIMIT Vから変更はなく、音声通話はRakuten Link(専用アプリ)からの発信でかけ放題になります。
通常の音声通話料金は20円/30秒です。
変更点はデータ通信量によって割引が実施されることで、データ通信量が1GB以内に収まった場合は月額料金が0円になります。
またどれだけ利用しても上限は2,980円で、従来のシンプルな料金プランに割引が追加されたかたちです。
実質料金の値下げ
先行して発表された3大キャリアのオンライン専用20GBプランよりも安い料金設定になっており、楽天モバイルの場合は店頭で契約できるのも利点です。
特にデータ通信量が1GBまでのときは月額0円なので、2台目に予備回線として契約するといった使い方もできます。
ただし楽天モバイルは新しいキャリアのため、現状のエリアは3大キャリアに比べると狭くなっている点には注意が必要です。
楽天は2021年夏までに自社回線での人口カバー率を96%まで拡大することを予定していますが、2021年1月時点での人口カバー率は73.5%に留まります。
auとのローミング契約(パートナーエリア 5GB)も、一定のカバー率を超えた場所から順次終了予定です。
楽天の新料金プランは従来よりさらにコストパフォーマンスの高いプランになっていますが、契約の際は自分の普段利用する場所が楽天回線エリアに入っているかの確認を必ずしてください。
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