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高コストパフォーマンスのPixel 3a
2019年5月8日、Googleから新型スマートフォン「Pixel 3a/3a XL」が発表されました。
昨年Googleから発売されたGoogle Pixl 3/3 XLの後継機にあたり、普及モデルということでPixel 3aが48,600円(税込)、3a XLが60,000円(税込)と価格が抑えられています。
※5月17日までの予約購入で、Googleストアで利用できる5,000円分のプロモーションコードが貰えるキャンペーンも実施。
今回はPixel 3a/3a XLの基本的なスペックや特徴、Pixl 3/3 XL(ハイエンドモデル)との違いなどをまとめます。
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主なスペック
Pixel 3a/3a XLの基本スペックは以下の通りです。
主なスペック
Google Pixel 3a | Google Pixel 3a XL | |
初期OS | Android 9 Pie | |
CPU | Snapdragon 670 | |
メモリ(RAM) | 4GB | |
保存容量(ROM) | 64GB | |
ディスプレイ | 5.6インチ(有機EL) | 6.0インチ(有機EL) |
解像度 | FHD+(2220×1080)
441 ppi |
FHD+(2160×1080)
402 ppi |
バッテリー容量 | 3,000mAh | 3,700mAh |
本体サイズ | 151.3mm×70.1mm
×8.2mm |
160.1mm×76.1mm
×8.2mm |
重さ | 147g | 167g |
その他 |
おサイフケータイ対応 3.5mmイヤホンジャック搭載 |
|
価格※Googleストア | 49,500円(税込) | 61,160円(税込) |
Pixel 3aと3a XLの違い
Pixel 3a/3a XLの違いはディスプレイサイズとバッテリー容量。
両機種ともノッチ(切り欠き)なしデザインの有機EL液晶で、Pixel 3aが5.6インチに対して3a XLが6.0インチ。
バッテリー容量もPixel 3aが3,000 mAhに対して3a XLが3,700 mAhとなっており、3a XLは本体サイズが大きくなっている分、容量も増えています。
その他の主要スペックは共通で、CPUはミドルスペック向けのSnapdragon 670。メモリ(RAM)は4GB、保存容量(ROM)も64GB。
ハイエンドモデルPixl 3/3 XLにはCPU性能で及びませんが、動画編集や最新3Dゲームなどの負荷が高い処理を除けば、普段使いには全く問題のない充分な性能を持った端末です。
Pixl 3/3 XL(ハイエンドモデル)との違い
まず特徴的なのが今回のPixel 3a/3a XLでは3.5mmイヤホンジャックを搭載。
現在はワイヤレスイヤホンの普及が進んでいますが、まだ従来の有線イヤホンの愛用者も多く、普及モデルらしく幅広い層の取り込みを狙う戦略も伺えます。
おサイフケータイ対応などはPixl 3/3 XL(ハイエンドモデル)と同様です。
ただ実際の使い勝手で、一番違ってくるところは防水性能。
Pixl 3/3 XLは防水規格(IPX8)に準拠(※水没、ある程度の潜水でも動作)していましたが、今回はIP52(※水がかかっても大丈夫な程度の生活防水)にスペックダウンしています。
またPixl 3/3 XLからPixel Visual Core(画像処理専用のプロセッサ)や、HDR サポート(UHDA 認証)(※4Kコンテンツなどを実行する端末性能保証)が削除。
その辺りの最新コンテンツを意識した高性能は価格差もあり、Pixl 3/3 XL(ハイエンドモデル)との差になっています。
コストパフォーマンスの高い端末
CPU性能はミドルスペックのSnapdragon 670とPixl 3/3 XL(ハイエンドモデル)に比べ、抑えられていますが、普段使いには全く問題のない性能。
最新3Dゲームや動画編集など負荷の高い作業が必要なければ、Google製なのでAndroidアプリケーションとの親和性も高く、新規でAndroidスマホを使う方にもおすすめです。
防水性能などハイエンドモデルとは性能差はありますが、その分価格にも反映されており、コストパフォーマンスの高い端末になってます。
新規でAndroid端末の購入を考えられているかたは、ぜひ候補のひとつに。
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