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ahamo・povo2.0・LINEMOの20GBプラン比較
携帯電話料金の見直しをする際、ショップでの対面サポートがあまり必要ない方であれば大手キャリアのオンライン専用プランが有力な選択肢になります。
契約も含め各種手続きはすべてオンラインになり端末の初期設定なども自分で行う必要がありますが、通信品質はメインブランドと遜色なく料金もかなり割安です。
月々のデータ通信量が比較的多めのユーザーでも20GBプランなら、容量が不足して困るといったこともほとんどありません。
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サービス内容の比較
ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアで提供されているオンライン専用プラン(20GBプラン)の主なサービス内容は次のとおりです。
サービス内容の比較
ドコモ | au | ソフトバンク | |
プラン名 | ahamo(アハモ) | povo2.0(ポヴォ) | LINEMO(ラインモ) |
※トッピング購入式 | ※スマホプラン | ||
エリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
受付・手続き | オンライン限定 | ||
月額料金 | 2,970円 | 2,700円 | 2,728円 |
※20GBのトッピング | |||
※有効期限30日 | |||
ネットワーク | 4G・5G対応 | ||
データ容量 | 20GB | ||
超過後の速度 | 最大1Mbps | 最大128kbps | 最大1Mbps |
データ繰越 | なし | ||
データ追加 | 1GB 550円 | 1GB 390円 | 1GB 550円 |
※有効期限7日 | |||
音声通話料金 | 5分かけ放題付き | 22円/30秒 | |
※5分以降22円/30秒 | |||
かけ放題 | 月額 1,100円 | 月額 1,650円 | |
5分かけ放題 | 基本料金に含む | 月額 550円 | |
キャリアメール | なし | ||
その他 | ドコモのファミリー割引のカウント対象 | データ使い放題 24時間 330円/24時間 | LINEのデータ通信容量ノーカウント |
※povo2.0は基本料金が0円で、高速データ通信容量20GBのトッピングを購入したケースを想定。
各社共通して基本料金は約3,000円前後になりますが、音声通話オプション・課金方法・追加サービスなどに若干違いがあります。
各プランの特徴
各通信会社のオンライン専用プランには以下のような特徴があります。
ahamoのメリット
ahamoは他社に比べ月々の基本料金が約250円ほど高くなりますが、その代わり音声通話の5分かけ放題が標準で付いています。
povo2.0・LINEMOだと550円のオプションサービスになっているので、実質的な料金ではほぼ変わりません。
またドコモのファミリー割引の人数カウント対象になり、家族間通話特典(ahamo回線への通話料無料)が適用される点などドコモでまとめて契約されている方にも利用しやすくなっています。
※ahamo回線の基本料金割引はないですが、グループ登録している他のファミリー回線は従来通り人数に応じて基本料金を割引。
※ahamo回線から家族回線への通話は5分かけ放題、5分以降22円/30秒で計算。
ただしpovo2.0・LINEMOのように、データ通信量が少ない(3GB前後)利用者向けの小容量プランは用意されていません。
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povo2.0のメリット
povo2.0の料金は従来の月額方式ではなくチケット(トッピング)購入式で、自分で必要に応じてサービス内容を組み立てられるのが特徴です。
データ通信量があまり必要ないときは容量の少ないチケットを買うなど、その時の利用状況に合わせ自分で料金を調整できます。
ただし購入したチケット(トッピング)には有効期限があるのと、ahamo・LINEMOと比べ超過後の通信速度が最大128kbpsとかなり遅い(容量を超過した場合はトッピングの購入がほぼ必須になる)点には注意が必要です。
povo2.0のデータトッピング料金
データトッピング | 有効期限 | 料金 |
データ使い放題 | 24時間 | 330円 |
1GB追加 | 7日間 | 390円 |
3GB追加 | 30日間 | 990円 |
20GB追加 | 30日間 | 2,700円 |
60GB追加 | 90日間 | 6,490円 |
150GB追加 | 180日間 | 12,980円 |
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LINEMOのメリット
LINEMOのスマホプラン(20GB)プランはahamoとpovo2.0の中間のようなサービス内容で、バランスの取れたプランになっています。
容量を超過した後の通信速度はahamoと同じく最大1Mbpsでそこそこの通信速度が保障されており、音声通話のかけ放題はpovo2.0と同じオプション形式で任意に選択できます。
また1か月単位にはなりますが、スマホプラン(20GB)とミニプラン(3GB 月額990円)の間でプラン変更も可能です。
※ミニプランの超過後の通信速度は最大300kbps
またLINEでのデータ通信(※トーク・通話など)は容量をカウントしない特典があり、LINEのビデオ通話をよく利用される方にはメリットが大きいプランになっています。
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対面サポートが無い分、割安
オンライン専用プランは街のキャリアショップ(対面サポート)が利用できないので、各種事務手続きやスマホの購入・初期設定などは基本的に自分で行うことになります。
手順などはホームページなどで詳しく説明されており、ある程度スマホの操作に慣れていれば問題なくこなせるレベルの内容ですが、すこし手間はかかる作業です。
ただ対面でのサポートが受けられない分、どのプランも自社のメインブランドのプランよりかなり割安な料金設定になっています。
月20GBはかなり余裕のある容量でahamo・LINEMOなどは超過後も最大1Mbpsの速度があり、月末に高速データ通信容量が足りなくて困るといったケースもほとんどありません。
コスパは抜群に高いプランなので、携帯料金の見直しを検討されている方は候補として検討してみてください。
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