LINEMO(ラインモ)3GBプランとワイモバイル3GBプランの比較
ソフトバンクはオンライン専用プランLINEMO(ラインモ)に昨年7月から高速データ通信容量3GBのミニプランを追加しました。
従来のスマホプラン(20GBプラン)と違い容量超過後の通信速度が最大1Mbpsから最大300Kbpsに抑えられましたが、基本料金が月額990円とかなり安く設定されています。
手続きなどがすべてオンラインになる点には注意が必要ですが、ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルの3GBプランと比較してもかなり割安のプランです。
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3GBプランの比較
LINEMO(ラインモ)の「ミニプラン」とワイモバイルのシンプルプランS(3GB)の主なサービス内容は次のとおりです。
主なサービス内容
LINEMO(ラインモ) | ワイモバイル | |
ミニプラン | シンプルプランS | |
月額料金 | 990円 | 2,178円 |
高速通信のデータ容量 | 3GB | |
超過後の通信速度 | 最大300Kbps | |
データ容量の繰り越し | なし | あり |
音声通話 | 22円/30秒 | |
音声通話オプション | かけ放題 月額 1,650円・5分かけ放題 月額 550円 | かけ放題 月額 1,870円・10分かけ放題 月額 770円 |
割引 | なし | 光セット割引または家族割引(2回線目以降)1,080円割引 |
その他 | LINEでのデータ通信容量がノーカウント・オンライン専用プラン | Yahoo!プレミアム会員特典(月額508円)付き・店頭手続き可」・対面サポートあり |
基本料金はLINEMO(ラインモ)のミニプランがワイモバイルのシンプルプランSに比べ約半額と、かなり安い設定になっています。
音声通話のかけ放題オプション料金なども、LINEMO(ラインモ)のほうが割安です。
ただしワイモバイルは家族割引があって2回線目以降は基本料金が1,188円引き(3GBプランなら月額990円)になるので、複数の回線をまとめて契約する場合は料金差は縮まります。
またワイモバイルだと余ったデータ通信容量を翌月まで繰り越しできるので、使い勝手もすこし上です。
加えてYahoo!プレミアム会費の無料特典(月額508円)が標準で付くので、普段Yahoo!関連サービスやPayPayをよく利用されている方なら特典などを加味するとそこまで大きな差はありません。
※Yahoo!プレミアム会員にはYahoo!ショッピングやPayPayのキャンペーンでポイント付与率のアップなどの優遇措置があります。
LINEMO(ラインモ)は端末を販売していない
またLINEMO(ラインモ)ではスマートフォン(端末)を販売しておらず別途SIMフリー端末を用意(購入)が必要があり、初期設定なども自分で行います。
公式サイトにも詳しい手順が公開されおりそこまで難しい作業はありませんが、やはり初心者などスマートフォンの操作に慣れてない方にはハードルの高い作業です。
その点ワイモバイルなら店舗で購入すれば無料で初期設定などをやってもらえますし、何かトラブルがあったときでも直接店頭に端末を持ち込んで対応してもらうこともできます。
店舗の数はソフトバンクショップに比べると限られますが、対面サポートが利用できる点はワイモバイルの大きなメリットです。
格安SIM(MVNO)並の基本料金
LINEMO(ラインモ)は格安SIM(MVNO)並の基本料金で、混雑時間帯の速度低下もそれほど心配しなくてもいい(ソフトバンクと同等の品質)のが魅力です。
ただオンライン専用プランなので基本的な作業(初期設定やプラン変更手続き)は自分で行うことが求められ、利用者向けの端末販売もありません。
そのためある程度のスマートフォンの操作に慣れている方に限られてきます。
その点ワイモバイルは少し料金がアップしますが、従来通りの対面サポートが利用できるのは初心者の方などに心強い点です。
ただしソフトバンクのメインブランドに比べると店舗数が少なくなり混雑する傾向があるので、その点は注意してください。
どちらもメインブランドの料金プランに比べるとかなり割安でソフトバンクからなら乗り換えもしやすくなっているので、携帯電話料金の見直しなどを検討されている方はぜひチェックしてみてください。
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