目次
LINEMO「ミニプラン(3GB)」とワイモバイル「シンプル2 Sプラン(4GB)」の比較
現在LINEMO(ラインモ)のミニプラン(3GB)で実施されているPayPayポイントの還元キャンペーンを2023年12月4日で終了することが発表されました。
※半年間ずーっとPayPayポイントもらえるキャンペーン・PayPayポイント戻ってくるキャンペーンが終了。
2023年12月5日以降に予定されているキャンペーンではポイント還元額が減っているので、ミニプランの利用を検討されている方は注意してください。
LINEMOは手続きなどを含めすべてオンラインになりますが、料金的には同じソフトバンク系のサブブランドであるワイモバイルのシンプル2 Sプラン(4GB)と比較しても、かなり安くなっています。
関連記事
小容量プランの比較
LINEMO「ミニプラン」とワイモバイル「シンプル2 S」の主なサービス内容は次のとおりです。
主なサービス内容
LINEMO | ワイモバイル | |
ミニプラン | シンプル2 S | |
契約・各種手続き | オンラインのみ | 店頭でも手続き可 |
エリア | ソフトバンク | |
月額料金 | 990円 | 2,365円 |
高速通信のデータ容量 | 3GB | 4GB |
超過後の通信速度 | 最大300Kbps | 最大300Kbps |
※6GB以降 最大128kbps | ||
データ容量の繰り越し | なし | あり |
音声通話 | 22円/30秒 | |
音声通話オプション | かけ放題 月額 1,650円 | かけ放題 月額 1,980円 |
5分かけ放題 月額 550円 | 10分かけ放題 月額 880円 | |
セット割引など | なし | 光セット割引または家族割引(2回線目以降) 月額1,100円引 PayPayカード割 187円引き |
その他 | LINEでのデータ通信容量がノーカウント | Yahoo!プレミアム会員特典(月額508円)付き |
両サービスで一番異なるのは対面サポートの有無で、LINEMOは実店舗の窓口を構えておらず、対面での事務手続き・端末販売・初期設定サービスなどは行っていません。
契約も含め基本的に自分でネットなどを利用して行う必要があり、その代わり基本料金がワイモバイルの半額以下とかなり安い設定になっています。
また音声通話のかけ放題オプション料金なども、LINEMOのほうが割安です。
複数回線だと料金差は縮まる
ただしワイモバイルは家族割引特典があり2回線目以降は基本料金が1,100円引き(シンプル2 Sなら月額1,265円)になります。
家族などでまとめて複数回線を契約する場合で比較すると1回線あたりの料金差は縮まります。
複数回線契約(3GBプラン)での基本料金の合計
LINEMO(3GB) | ワイモバイル(4GB) | |
1回線 | 990円 | 2,365円 |
2回線 | 1,980円 | 3,630円(1回線あたり1,815円) |
3回線 | 2,970円 | 4,895円(1回線あたり約1,632円) |
※ワイモバイルは2回線目から家族割引が適用可。
PayPayでのキャンペーン時に優遇
あとワイモバイルはYahoo!プレミアム会費の無料特典(月額508円)が標準で付いています。
※Yahoo!プレミアム会員にはYahoo!ショッピングやPayPayのキャンペーンでポイント付与率のアップなどの優遇措置があります。
普段Yahoo!関連サービスやスマホ決済「PayPay」をよく利用される方なら、特典などを加味するとそこまで大きな差はありません。
またワイモバイルは余ったデータ通信容量を翌月まで繰り越しできるので、高速データ通信量の使い勝手もLINEMOより少し上です。
LINEMOでは端末を販売していない
LINEMOではスマートフォン(端末)を販売しておらず自分でSIMフリー端末を用意(購入)する必要があり、初期設定なども自分で行います。
初期設定の方法などは公式サイトに詳しい手順が公開されおりそこまで難しい作業はありませんが、やはり初心者などスマートフォンの操作に慣れてない方にはハードルの高い作業です。
その点ワイモバイルなら店舗で購入すれば無料で初期設定などをやってもらえますし、何かトラブルがあったときでも直接店頭に端末を持ち込んで対応してもらうこともできます。
店舗の数はソフトバンクショップに比べると限られますが、対面サポートが利用できる点はワイモバイルの大きなメリットのひとつです。
格安SIM(MVNO)並の基本料金
LINEMOは格安SIM(MVNO)並の基本料金で、混雑時間帯の通信速度低下もそれほど心配しなくてもいい(ソフトバンクと同等の通信品質)のが魅力です。
ただオンライン専用プランなので基本的な作業(初期設定やプラン変更手続き)は自分で行うことが求められ、利用者向けの端末販売もありません。
これらはそれほど頻繁に行う作業ではないのですが、ある程度スマートフォンの操作や手続きなどに慣れている必要があります。
一方でワイモバイルは少し料金がアップしますが、従来通りの店舗での対面サポートが利用できるのは初心者の方などに心強い点です。
ただしソフトバンクのメインブランドに比べると店舗数が少なく、店内も混雑する傾向があるのでその点は注意してください。
どちらもソフトバンクのメインブランドのプランに比べるとかなり割安な料金設定になっているので、携帯電話料金の見直しなどを検討されている方は候補としてチェックしてみてください。
関連記事