UQモバイルとワイモバイルの料金プランの比較

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UQモバイルとワイモバイルの料金プランの比較

昨年UQモバイルとワイモバイルでは料金プランの改定が行われ、両サブブランドで新サービスが開始されました。

取扱い端末の数・豊富なオプションサービス・決済アプリのポイント特典などはメインブランド(au・ソフトバンク)に及びませんが、店舗の対面サポートを残しつつ少し料金を抑えられるのが利点です。

故障などのトラブルが発生した場合に直接ショップにスマホを持ち込る点は、スマホの操作が得意でない方にも安心感があります。

※下記料金・サービス内容などは2024年3月30日時点のものです。

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月額料金とプランの概要

UQモバイルとワイモバイルでは月の高速データ通信量に合わせて3種類の料金プランが用意されています。

データ通信量が少なめの小容量プランだと、両社とも月額2,365円から利用可能です。

ただし小容量プランでは月のデータ通信量が超過したときの最大データ通信速度が抑えられており、最大300Kbpsとかなり遅い通信速度になるので注意してください。

一方で中容量以上のプランは超過後も最大1Mbpsとある程度実用的な通信速度が保障されており、残りの通信容量をそこまで気にする必要のない使い勝手の良さが利点です。

スマートフォン

小容量プランの比較

月の高速通信データ容量が少なめの場合、UQモバイルだと「ミニミニプラン」、ワイモバイルなら「シンプルプラン2 S」が選択肢になります。

UQモバイル ワイモバイル
ミニミニプラン シンプルプラン2 S
エリア au ソフトバンク
月額料金 2,365円
データ通信容量 4GB
データ繰り越し 翌月まで
超過後の通信速度 最大300kbps
※6GB以降 最大128kbps
増量オプション 月額550円(+2GB)
音声通話 22円/30秒
通話オプション かけ放題 月額 1,980円
10分かけ放題 月額 880円
割引など 光回線・でんきセット割 1,100円引き 家族割引 550円引き au payカード割 187円引き 光セット割引または家族割引(2回線目以降) 月額1,100円引 PayPayカード割 187円引き

auエリア・ソフトバンクエリアの違いこそありますが、基本的なサービス内容に関しては音声通話のオプション料金なども含めてほぼ同等のサービス内容です。

ただワイモバイルは家族割引の特典が手厚く(2回線目以降の基本料金が月額1,100円引)なっており、複数回線(2回線以上)をまとめて契約するほど料金が割安になってきます。

複数回線で安いワイモバイル

ワイモバイルで2回線以上契約して家族割引きを適用した場合、1回線あたりの基本料金は次のようになります。

ワイモバイルを複数回線契約したときの月額料金

  • シンプルSを2回線契約した場合、(2,365円+1,265円)÷2=1回線あたり 1,815円
  • シンプルSを3回線契約した場合、(2,365円+1,265円+1,265円)÷3=1回線あたり 約1,631円

ワイモバイルの家族割引は特典の割引額がかなり大きく、利用者が別住所の場合も適用できるので契約の際は一度確認してみてください。

スマートフォン

中容量・大容量プラン

月のデータ通信量がそこそこ多い利用者向けには、高速データ通信容量15GBから30GBの料金プランが用意されています。

容量超過後の通信速度も最大1Mbpsとネットの閲覧やSNSの音声通話くらいなら問題なく使えるので、小容量プランに比べ容量超過をそこまで気にせずに使えるのが利点です。

UQモバイル
ワイモバイル
トクトクプラン コミコミプラン シンプル2 M シンプル2 L
エリア au ソフトバンク
月額料金 3,465円※ 3,278円 4,015円 5,115円
データ通信容量 15GB 20GB 20GB 30GB
超過後の通信速度 最大1Mbps 最大1Mbps
30GB以降 128kbps 45GB以降 128kbps
データ繰り越し 翌月まで
増量オプション 月額550円(+5GB)
音声通話 22円/30秒
通話オプション 10分かけ放題 月額 880円 10分かけ放題付 10分かけ放題 月額 880円
かけ放題 月額 1,980円 かけ放題 月額 1,100円 かけ放題 月額 1,980円
割引など 光回線・でんきセット割 1,100円引き 家族割引 550円引き au payカード割 187円引き 光セット割引 月額 1,650円引

または家族割引き(2回線目以降)月額1,100円引き

※トクトクプラン データ通信量が月1GB以下の場合2,277円。

UQモバイルの新プランではデータ通信容量20GB・10分かけ放題付の「コミコミプラン」が頭一つ抜けたコスパの高いプランになっています。

ただし他プランで利用できる「光回線・でんき」などのセット割引は適用できません。

一方ワイモバイルではM・Lプランの光回線セット特典が手厚く、Sプランよりもさらに550円割引額が増額されています。

ただし容量を超過したときの通信速度制限が2段階になっており、月のデータ通信量が多めの方(容量を大幅に超過する場合)はすこし注意が必要です。

通信以外のサービス

通信サービス以外の面でUQモバイルのメリットとしては、手続きなど全国すべてのauショップが利用できる点が挙げられます。

特に故障などのトラブルがあったとき、対面サポートが受けられるショップの数が多いのは大きな利点です。

PayPay起動画面

一方でワイモバイルは契約者に標準サービスとして、LYPプレミアム会員(月額508円)の特典が付いています。

普段スマホ決済サービスのPayPayをよく利用される方なら、キャンペーン時のワイモバイルユーザー(プレミアム会員)向け優遇措置(還元率アップ)などはメリットのひとつです。

※従来のYahoo!プレミアムからLYPプレミアム(LINE・Yahoo!・PayPay)へ2023年11月末に統合。

それぞれのメリット

UQモバイルではデータ通信容量20GBに10分かけ放題付のコミコミプランを主力として展開しており、店舗の対面サポートを残しつつコスパの高い料金プランになっています。

ワイモバイルは複数回線を契約した場合の家族割引・中容量以上での光回線とのセット割引など割引特典の手厚さが大きな利点です。

それ以外だと近くに店舗がある(対面サポートを利用しやすい)・購入したいスマホが販売されている・複数回線割引を適用できるかといった点などが選ぶ際のポイントになります。

どちらも定期的にキャンペーンなどを実施しており、乗り換え(MNP)だと端末の大幅な割引やポイント還元なども受けられるので、通信費の見直しをするときは候補のひとつとしてチェックしてみてください。

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