UQモバイルとワイモバイルの料金プランの比較

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UQモバイルとワイモバイルの料金プランの比較

auとソフトバンクは自社のメインブランドより低廉な料金プランを利用したいユーザー向けの選択肢として、サブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)を展開しています。

各種サービスや割引特典などの手厚さではメインブランドに及びませんが、その分基本料金が安く月々の携帯電話料金を抑えることが可能です。

またオンライン専用プランと違い店舗での対面サポートも受けられるので、万が一故障などのトラブルが発生した時に直接ショップにスマホを持ち込めば何とかなる安心感もあります。

料金的にも各社のメインブランドとオンライン専用プラン(povo・LINEMO)の中間ぐらいでの料金設定で、スマホの操作などに詳しくない方も利用しやすいサービスです。

※下記料金・サービス内容などは2023年8月12日時点のものです。

※UQモバイルでは2023年6月1日に料金プランの改定が行われ、新料金プラン「コミコミプラン・ミニミニプラン・トクトクプラン」の3サービスが開始されました。

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月額料金とプランの概要

UQモバイルとワイモバイルでは月の高速データ通信量に合わせて3種類の料金プランが用意されています。

小容量プランだとUQモバイルは月額2,365円・ワイモバイルは月額2,178円から利用可能です。

スマートフォン

ただし小容量プランでは、両社とも月のデータ通信量が超過したときの最大データ通信速度が最大300Kbpsとかなり遅い通信速度になります。

中容量以上のプランでは超過後も最大1Mbpsとある程度実用的な通信速度になっており、使い勝手の面ですこし差別化されているので注意してください。

小容量プランの比較

月の高速通信データ容量が少なめの場合、UQモバイルだと「ミニミニプラン」、ワイモバイルなら「シンプルS」が選択肢になります。

UQモバイル ワイモバイル
ミニミニプラン シンプルS
エリア au ソフトバンク
月額料金 2,365円 2,178円
データ通信容量 4GB 3GB
超過後の通信速度 最大300Kbps
データ繰り越し 翌月まで
増量オプション 月額550円(+2GB)
音声通話 22円/30秒
通話オプション かけ放題 月額 1,980円※ かけ放題 月額 1,870円
10分かけ放題 月額 880円※ 10分かけ放題 月額 770円
割引など 光回線・でんきセット割 1,100円引き 家族割引 550円引き au payカード割 187円引き 光セット割引または家族割引(2回線目以降) 1,188円引き

※UQモバイルはかけ放題オプションに留守電サービスなどが付帯。

基本料金はワイモバイルのほうが若干安いですが、データ通信容量1GBあたりの料金だとUQモバイルが逆転します。

ただワイモバイルは家族割引の特典が手厚くなっており、複数回線(2回線以上)をまとめて契約する場合の1回線あたりの料金はかなり割安です。

基本的なサービス内容に関してはauエリア・ソフトバンクエリアの違いこそありますが、音声通話のオプション料金なども含めてほぼ同等のサービス内容です。

複数回線で安いワイモバイル

ワイモバイルで2回線以上契約して家族割引きを適用した場合、1回線あたりの基本料金は次のようになります。

ワイモバイルを複数回線契約したときの月額料金

  • シンプルSを2回線契約した場合、2,178円+990円÷2=1回線あたり 1,584円
  • シンプルSを3回線契約した場合、2,178円+990円+990円÷3=1回線あたり 1,386円

ワイモバイルの家族割引は特典の割引額がかなり大きく、利用者が別住所の場合も適用できるので契約の際は一度確認してみてください。

スマートフォン

中容量・大容量プラン

月のデータ通信量がそこそこ多い利用者向けに、高速データ通信容量15GBから25GBのプランが用意されています。

容量超過後の通信速度も最大1Mbpsとネットの閲覧やSNSの音声通話くらいなら問題なく使えるので、小容量プランに比べ容量超過をそこまで気にせずに使えるのが利点です。

UQモバイル
ワイモバイル
トクトクプラン コミコミプラン シンプルM シンプルL
エリア au ソフトバンク
月額料金 3,465円※ 3,278円 3,278円 4,158円
データ通信容量 15GB 20GB 15GB 25GB
超過後の通信速度 最大1Mbps
データ繰り越し 翌月まで
増量オプション 月額550円(+5GB)
音声通話 22円/30秒
通話オプション 10分かけ放題 月額 880円 10分かけ放題付 10分かけ放題 月額 770円
かけ放題 月額 1,980円 かけ放題 月額 1,100円 かけ放題 月額 1,870円
割引など 光回線・でんきセット割 1,100円引き 家族割引 550円引き au payカード割 187円引き 光セット割引または家族割引き(2回線目以降)月額1,188円引き

※トクトクプラン データ通信量が1GB以下の場合2,277円。

UQモバイルでは2023年6月1日に新プランが開始され、20GB・10分かけ放題付の「コミコミプラン」が頭一つ抜けたコスパの高いプランになっています。

ただし従来の光回線・でんきなどのセット割引は適用できません。

音声通話10分かけ放題が必要ない方や家族割引が適用できる(複数回線で契約する)場合だと、ワイモバイルのほうが少し割安になってきます。

通信以外のサービス

通信サービス以外の面でUQモバイルのメリットとしては、手続きなど全国すべてのauショップが利用できる点が挙げられます。

特に故障などのトラブルがあったとき、対面サポートが受けられるショップの数が多いのは大きな利点です。

PayPay起動画面

一方でワイモバイルは契約者に標準サービスとして、Yahooプレミアム会員(月額508円)の特典が付いています。

また普段スマホ決済サービスのPayPayをよく利用される方なら、キャンペーン時のワイモバイルユーザー(プレミアム会員)向け優遇措置(還元率アップ)などはメリットのひとつです。

それぞれのメリット

UQモバイルは料金プランが改定され、20GBで10分かけ放題付「コミコミプラン」のコスパの高さが目立ちます。

ワイモバイルは複数回線を契約した場合の家族割引の手厚さが大きな利点です。

二つのサービスで迷った場合は近くに店舗がある(対面サポートを利用しやすい)・購入したいスマホが販売されている・複数回線割引を適用できるかといった点がポイントになります。

どちらも定期的にキャンペーンなどを実施しており、乗り換え(MNP)だと端末の大幅な割引やポイント還元なども受けられるので、通信費の見直しをするときは候補のひとつとしてチェックしてみてください。

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