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【iPhone】片手で操作するときに便利な設定や操作
iPhoneには画面表示・サウンド設定・操作方法などをカスタマイズできる「アクセシビリティ」という設定項目があります。
文字サイズの変更・オーディオ機能の調整・ショートカット操作の登録など、端末の使い勝手に直結する設定です。
普段よく使う機能やアプリなどを「AssistiveTouch(※ランチャー機能)」や背面タップ操作に設定しておくことで、大きな画面の端末でも片手操作をしやすくすることができます。
※下記の操作手順はiOS16.0で確認。
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アクセシビリティの設定
端末の操作方法などに関する設定は[設定]->[アクセシビリティ]->[タッチ]の項目にまとめられています。
iPhoneの設定画面
AssistiveTouchボタン
AssistiveTouchはいわゆるランチャー機能で、よく使う操作などのショートカットをまとめておき、ボタンから素早く実行することができる機能です。
AssistiveTouchの設定をオンにすることで、ホーム画面上にアクセスボタンが表示されるようになります。
AssistiveTouchをオンにした場合
AssistiveTouchボタンは画面上の任意の場所に移動可能で、ロック画面にも表示されます。
ボタンの表示が気になる場合は、[AssistiveTouch]->「待機状態時の不透明度」の設定値(%)を下げることでボタンが目立たなくなります。
ボタン操作時の動作割り当て
AssistiveTouchボタンをタップしたときの動作はカスタマイズ可能で、自分で作成したショートカットなども登録できます。
シングルタップ・ダブルタップ・ボタンの長押しの3種類の操作が割り当て可能です。
- [AssistiveTouch]->(カスタムアクション)[シングルタップ]等
AssistiveTouchの設定画面
背面タップ
iPhone本体の背面をタップする(指で軽くトントンと連続で叩く)操作にも、ユーザーが任意で各種操作の割り当てることができます。
- [設定]->[アクセシビリティ]->[タッチ]->[背面タップ]
背面タップにはダブルタップとトリプルタップそれぞれに2種類の操作が割り当て可能です。
簡易アクセス機能
iPhoneには画面の上部など片手持ちだと指がとどかない場所を操作しやすくするために、標準で「簡易アクセス」という機能があります。
画面の下端を下にスワイプ(指紋認証があるiPhoneの場合はホームボタンを軽くダブルタップ)すると画面表示を下に引き下げることが可能です。
※ホームボタンをダブルクリック(強く2回押す)とアプリの履歴画面が表示。
簡易アクセス
独自ショートカットの作成
iPhoneは標準でインストールされているアプリに、自分でショートカットを作成する機能があります。
複数の操作手順をまとめて一つのショートカットとして作成することができ、上記のAssistiveTouchや背面タップにも登録可能です。
毎日定時に連絡する(電話・メッセージ)相手がいる場合など、一連の操作(アプリを起動して連絡先を指定するまでの操作)をショートカットとして作成しておくと便利です。
iOS標準のショートカットアプリ
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使いやすくカスタマイズ
iPhone標準機能で画面を保存する(スクリーンショットを撮る)場合、サイドボタン・音量ボタン・ホームボタンなどの同時押しが必要で若干操作が面倒になっています。
AssistiveTouchや背面タップなどに「スクリーンショット」設定しておけば、片手操作で簡単に保存が可能です。
登録できる操作は豊富でかなり自由にカスタマイズできるので、ホーム画面を整理したいときや片手操作がしづらいと感じたときなどに試してみてください。
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