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povo2.0(ポヴォ2.0)と旧プラン(povo1.0)の比較、サービス内容の変更点
KDDIはオンライン専用プランpovoの新プラン「povo2.0」を、2021年9月29日より開始しました。
povo2.0の開始に合わせ従来プランpovo1.0の受付を終了しています。
povo2.0では自分で必要なサービス内容(トッピング)を選択してプランを組み立てる方式に変更され、データ容量・通話オプションなど自由に組み合わせが可能です。
スポーツ配信サービスDAZN(ダゾーン)の7日間利用やデータ容量を割安でまとめ買いできる新たなサービス内容(トッピング)も追加されています。
ただしpovo2.0では契約しているデータ容量が0GBになった場合の通信速度が、最大128kbpsに変更されました。
※povo1.0は20GB超過後の通信速度が最大1Mbps。
povo1.0とは若干使い勝手が異なっており、povo2.0へ変更後はpovo1.0へ戻せないの注意してください。
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povo1.0とpovo2.0の比較
povo1.0とpovo2.0の主なサービス内容は次のとおりです。
povo1.0と2.0の比較
プラン名 | povo1.0 | povo2.0 |
サービス | 受付終了 | 2021年9月29日開始 |
エリア | auエリア | |
受付・手続き | オンライン限定 | |
月額料金 | 2,728円 | 0円※ |
高速通信のデータ容量 | 20GB | 0GB |
– | ※データトッピングを契約 | |
超過後の通信速度 | 最大1Mbps | 最大128kbps |
データ繰越 | なし | 有効期限式 |
データチャージ | 1GB 550円(31日間) | トッピングで追加 |
音声通話 | 22円/30秒 | |
音声通話オプション | 5分かけ放題 月額 550円・かけ放題 月額 1,650円 | |
1日使い放題オプション | データ使い放題 24時間 220円/24時間 | データ使い放題 24時間 330円/24時間 |
コンテンツオプション | – | DAZN(7日間)760円・smash.(24時間)220円 |
povo2.0では基本料金が0円に設定されています。
ただし180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となる場合がある点に注意が必要です。
※180日間で通話料・SMS送信料の合計が660円を超えている場合は除く。
高速データ通信容量は自分でサービス内容(データトッピング)を選ぶ(購入する)かたちになります。
povo2.0のデータトッピング
データトッピング | 有効期限 | 料金 |
データ使い放題 | 24時間 | 330円 |
1GB追加 | 7日間 | 390円 |
3GB追加 | 30日間 | 990円 |
20GB追加 | 30日間 | 2,700円 |
60GB追加 | 90日間 | 6,490円 |
150GB追加 | 180日間 | 12,980円 |
有効期限に注意が必要ですがデータ容量をまとめ買いしておくことで、料金の節約を図ることも可能です。
ただpovo2.0では容量超過後の通信速度が最大128kbpsとpovo1.0の最大1Mbpsよりかなり低速になっています。
povo1.0では容量を超過してもある程度問題なく利用できたのですが、2.0だと通信容量が無くなった後にモバイル通信を利用する際は、追加料金(トッピング)がほぼ必須になります。
細かい仕様変更あり
また通信サービスの内容以外にも、関連サービスの割引など細かい点でpovo1.0から変更されている点があります。
povo1.0からの変更点(一部抜粋)
- au家族割プラスのカウント対象外
- auから移行時に故障紛失サポートが継続しない
- auの物理SIMカードが利用できない(要交換)
※povo2.0ではトッピングの形で「スマホ故障サポート」(月額830円)を提供
povo1.0の新規受付は現在終了しており、利用中の方が解約した場合に再度povo1.0を契約することはできません。
公式サイトで一覧表が公開されているので、特に旧プランを利用中の方でpovo2.0への変更を検討されている方は必ず確認してください。
リンク
povo公式サイト povo1.0 / povo2.0比較表 https://povo.au.com/pr/202109/spec/
コスパに優れたオンライン専用プラン
先行してソフトバンクのLINEMO(ラインモ)が3GBで月額990円のミニプランを提供していますが、auでもpovo2.0(ポヴォ2.0)で同等のサービスが開始されました。
元々オンライン専用プランは料金が割安なのですが、データ通信量がそれほど多くない方ならさらに基本料金を抑えることが可能です。
自宅に固定回線などがありWi-Fi環境が整っている方であれば、外出時だけトッピング(課金)するといった運用もできます。
ただしpovo1.0の容量制限をそこまで気にしなくてもいい利便性の高さ(超過後最大1Mbps)は、povo2.0では無くなっています。
特に月のデータ通信量が20GBを超える方が1.0から2.0へ移行する際は、そのあたりも含めて検討してください。
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