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iPhone SEまたはGoogle Pixel 4aでサブブランド・格安SIMを使う場合の料金イメージ
報道で携帯電話の値下げが取り上げられることが多くなり、周りから携帯電話の乗り換えを相談される機会が増えました。
よく聞かれるのは「月額料金を抑えるのために、機種変更のタイミングで携帯電話会社を乗り換えようかと検討している」といったものです。
私がそういった相談をされた場合、最新の高性能端末が必要ないのであればiPhone SE(第2世代)またはGoogle Pixel 4aを購入してサブブランド・格安SIMを契約するのを一案として薦めています。
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5Gには次の機種変更で対応
iPhone SE(第2世代)またはGoogle Pixel 4aを薦めると多くの場合「5Gに対応してないのは大丈夫?」と聞かれます。
これに関しては「何とも言えない」というのが正直なところです。
ただ現状5Gが使えるのは首都圏など一部エリアに限られており、まだほとんどの場所が4Gで運用されています。
近いうちに4G周波数の5G転用が始まりますが、より高速で大容量通信が可能なSub6やミリ波(5Gの種類)に関してはまだエリア展開に時間がかかる見込みです。
4Gから5Gの過渡期で機種変更をするには難しいタイミングですが、今ならまだ「5Gは次の機種変更のときに」と割り切った機種選びが有効なタイミングだと思っています。
5Gには非対応ですが、普段使いには十二分な機能がありコストパフォーマンスも高いiPhone SE(第2世代)またはGoogle Pixel 4aで当面は問題ないといった考えです。
サブブランドなどで運用したときの料金イメージ
iPhone SE(第2世代)またはGoogle Pixel 4aを各公式サイトから購入して、サブブランド・格安SIMで3GBのプランを契約した場合の料金イメージは以下のようになります。
端末価格(SIMフリー)
- iPhone SE(第2世代)64GB 49,280円(税込)(Apple公式サイト)
- Google Pixel 4a 42,900円(税込)(Google公式サイト)
月額通信費の例
通信会社 | プラン名(音声通話付き) | 月額料金(税抜) |
UQモバイル | スマホプランS(3GB) | 1,980円 |
ワイモバイル | スマホベーシックプラン(3GB)
※10分かけ放題付 |
2,680円 |
マイネオ | Dプラン(3GB) | 1,600円 |
OCNモバイルONE | 3GBコース | 1,480円 |
IIJmio | ミニマムスタートプラン(3GB) | 1,600円 |
BIGLOBEモバイル | 3GBプラン | 1,600円 |
LINEモバイル | 音声通話SIM、3GB | 1,480円 |
※料金やプランは2020年11月3日時点のものです。
月のデータ使用量が3GBくらいのユーザーであれば月額約1,500円から2,000円になります。
音声通話のかけ放題オプション(通話時間によって約700円から約1,700円程度)を付けた場合で約3,000円から4,000円くらいの月額料金です。
サブブランド(UQ、ワイモバイル)か格安SIMかといった選択は、料金差、近くの店舗の有無、混雑時間帯の通信速度、専用音声通話アプリの使い勝手などを加味して選ぶ感じになります。
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4Gから5Gへの過渡期
最近はスマートフォンの高性能化が進んでいて、充電池の問題さえクリアできればミドルスペックの機種でも比較的長く利用できます。
コストパフォーマンスの高いiPhone SE(第2世代)やGoogle Pixel 4aを選んでおいて、3年後くらいに5Gエリアがある程度拡がった時点で、次の機種変更で5G対応端末を購入するイメージです。
ただ自分の地域が既に5G対応エリアだったり、動画編集や最新3Dグラフィックを用いたゲームなど重たい作業をする方であれば、iPhone12シリーズやGoogle Pixel 5、4a(5G)、各メーカーの5G対応モデルも選択肢として有用です。
またもう少し早いタイミング(1、2年)で機種変更(5Gへの切り替え)を考えているなら、iPhone SE(第2世代)やGoogle Pixel 4aよりもう少し価格の安い機種を選んでも問題ありません。
今は4Gと5Gの過渡期で通信会社や機種を選ぶのが難しくなっていますが、自分の使用目的などに合わせて色々検討してみてください。
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