iPhoneにサブ回線(SIMカード2枚目)の追加するときのポイント

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iPhoneにサブ回線(SIMカード2枚目)の追加するときのポイント

iPhoneはXS以降デュアルSIMに対応しており、SIMカードの2枚運用(一つのiPhoneで二つの電話番号・回線を利用)することができます。

すべてのモデルが大手3キャリアの4Gプラチナバンドに対応しているので、追加するSIM(通信会社)の選択肢が多いのも利点です。

最近はサブ回線としての利用を売りに基本料金が抑えられたプランもあり、通信費の節約・電話番号の追加・トラブル時のバックアップ用などに二つ目の回線を契約される方も増えています。

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iPhone XS以降はデュアルSIM対応

iPhoneではXSシリーズ以降、デュアルSIM機能が標準で装備されています。

ただし物理SIMカードの挿せる数は基本1枚(海外モデルなどで例外あり)になっているのでeSIMと組み合わせるか、新しい機種なら2枚ともeSIMにするといったことが可能です。

nano-SIM・eSIMの組み合わせでデュアルSIMが利用できる機種

  • iPhone 13・14・15シリーズ・iPhone SE3(eSIM2枚のデュアルSIMも可)
  • iPhone 12シリーズ・iPhone 11シリーズ・iPhone XS・XS Max・iPhone XR・iPhone SE2(nano-SIM1枚・eSIM1枚)

ただ注意点として、現在は廃止されましたが少し前に大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で購入した端末は通信会社のSIMロックがかかっている場合があります。

※SIMロック 指定の通信会社しか使えないようにする設定。

2枚とも同じ通信会社(ドコモ・au・ソフトバンク)の系列のSIMカードを利用する場合はそのままでも問題ないですが、他の系列の通信会社のSIMカードを利用する場合はSIMロック解除の手続きが必要です。

iPhoneのSIMロックの確認場所

  • [設定]->[一般]->[情報]->SIMロック

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サブ回線に利用しやすいサービス

最近はオンライン専用プランや格安SIM(MVNO)など基本料金の安いプランが増え、以前より気軽に2つ目の回線を追加して利用することができるようになりました。

チケット購入式でプランのカスタマイズがしやすいpovo2.0、ドコモ回線が月額290円(1GB)で利用できる日本通信などは維持費もかなり安く抑えることができます。

またメイン回線で足りない部分を補助するといった使い方もでき、mineo(マイネオ)の通信速度1.5Mbpsで使い放題サービスなどもサブ回線としても使いやすいプランです。

povo2.0

povo2.0は必要に応じてトッピング(サービス)を購入し、自分でプランを自由に組み立てられるのが特長です。

メイン回線のデータ通信量が足りない月だけ容量チャージをしたり、料金が割安な5分かけ放題オプション(月額550円)を追加するといった使い方もできます。

  • 基本料金 0円※チケット(トッピング)購入式 3GB30日 990円 eSIMあり

主なサービス内容

povo2.0
エリア au
SIMカード 物理SIM・eSIM
基本料金(月額) 0円
高速通信のデータ容量 0GB
チケット購入式
※1GB(7日間) 390円
※3GB(30日間) 990円
超過後の通信速度 最大128kbps
データ繰越 なし
音声通話 22円/30秒
音声通話オプション 5分かけ放題 月額 550円
完全かけ放題 月額 1,600円
初期費用 事務手数料 0円

180日間以上有料トッピングの購入などがないと利用停止になる点には注意が必要ですが、基本料金が0円なのでサブ回線としても利用しやすいサービスです。

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日本通信

格安SIM(MVNO)の日本通信ではデータ通信量1GB、基本料金が月額290円の「合理的シンプル290」のサービスを提供しています。

ドコモ回線が安価に維持できるのが特徴で、音声通話料金が大手キャリアの半額(11円/30秒)なのも大きなメリットです。

  • 基本料金 1GBコース290円 eSIMあり

主なサービス内容

合理的シンプル290
エリア ドコモ
SIMカード 物理SIM(iPhoneはeSIMあり)
基本料金(月額) 290円
高速通信のデータ容量 1GBまで
※1GB増えるごとに+220円
※ユーザーが上限を設定
超過後の通信速度 低速通信 ※速度の詳細不明
データ繰越 なし
音声通話 11円/30秒
音声通話オプション 月70分間 390円
5分かけ放題 390円
完全かけ放題 1,600円
初期費用 事務手数料 3,300円

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mineo(マイネオ)

mineo(マイネオ)では通信速度1.5Mbpsで使い放題という「パケット放題 Plus」というオプションサービスが提供されています。

高画質での動画視聴などを除けばある程度快適に利用できる通信速度で、容量無制限という使い勝手の良さが魅力です。

  • 基本料金 1GBコース1,298円・オプション パケット放題 Plus 385円 eSIMあり(ドコモ・au回線)

主なサービス内容

デュアルタイプ(音声通話+データ通信)
エリア ドコモ・au・ソフトバンク
月額基本料金 1GBコース    1,298円
5GBコース    1,518円
10GBコース  1,958円
20GBコース  2,178円
超過後の通信速度 最大200Kbps
データ繰越 翌月まで
音声通話 22円/30秒
音声通話(mineoでんわ) 10円/30秒※専用アプリからの発信
音声通話オプション 10分かけ放題 月額 550円
かけ放題 月額 1,210円
パケット放題 Plus 月額 385円
※10GB以上のプランは無料

mineo(マイネオ)公式サイトより

1GBプランとパケット放題 Plusの組み合わせだと月額1,683円で、最大通信速度1.5Mbpsでデータ通信が使い放題になるイメージです。

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平日昼間以外1.5Mbpsの「マイそく」

またmineo(マイネオ)では平日昼間以外1.5Mbps使い放題プラン「マイそく」というプランも提供されています。

  • 基本料金 スタンダード(最大1.5Mbps)990円 eSIMあり(ドコモ・au回線)

マイそくの主なサービス内容と料金

デュアルタイプ(音声通話+データ通信)
エリア(SIM) ドコモ・au・ソフトバンクから選択
基本料金(月額) スタンダード(最大1.5Mbps) 990円
※平日昼間(12時~13時)は最大32kbps
※直近3日間で10GBを超えた場合も最大32kbps
音声通話料金 22円/30秒
mineoでんわ 10円/30秒※専用アプリからの発信
通話オプション(月額) 10分かけ放題 550円
かけ放題 1,210円
データ通信オプション 24時間速度制限なし 1回 330円

使ったデータ通信容量によって料金が決まるのではなく、容量は無制限で平日昼間の通信速度に制限が設定されています。

平日のランチタイムなどはメイン回線を使い、その他の時間帯は「パケット放題 Plus」を利用してデータ通信量を抑えるといった使い方が可能です。

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デュアルSIMをしやすいiPhone

iPhoneは対応周波数帯が多く、SIMロックさえかかっていなければ国内のどの通信会社のSIMカードも利用できます。

現在はどの通信会社(大手キャリア)も基本的にSIMロックをかけずに端末を販売しており、SIMロックがかかっている場合でも解除手続きはオンラインで行えば無料です。

eSIMだと若干初期設定が複雑ですが、物理SIMなら基本的に電源を切ってSIMカードを挿すだけなので、携帯料金の見直しなどの際にデュアルSIMなども活用してみてください。

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