4G対応のガラケー
今年は携帯キャリア各社が5Gサービス(次世代の高速通信)の提供開始を予定しており、現在提供されている3Gサービスが2022年移行順次終了していきます。
ただこれは提供する通信の種類が(現在の「3Gと4G」から「4Gと5G」へ)変わるだけで、ガラケー(フィーチャーフォン)が販売されなくなって、全員がスマートフォンを使わなければならないという話ではありません。
数は少ないですが、3大キャリア各社では4Gに対応したガラケー(フィーチャーフォン)も販売されています。
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3Gサービスの終了スケジュール
3大キャリアが3Gサービスを終了するスケジュールは以下の通りです。
3Gサービス終了スケジュール
- au「CDMA 1X WIN」 2022年3月末終了
- ソフトバンク 2024年1月下旬終了
- ドコモ「FOMA」 2026年3月31日終了
一番最初に3Gサービス終了するauで2022年3月末の2年後、一番最後に終了するドコモだと2026年3月末の6年後になっています。
現在かなり古いガラケー(フィーチャーフォン)を使用している方でも、故障さえなければ最低でも2年使えます。
3G機種なら機種変
現在使っている携帯電話が3Gにしか対応していない機種であれば、3Gサービス終了のタイミングで4Gに対応した機種に変更する必要があります。
自分が使っている機種が4Gに対応しているかどうかは、3大キャリア、各メーカーのホームページにある端末のスペック表で確認ができます。
※スペック表では4GでなくLTEの表記になっている場合があります。
また現在契約しているプランが3Gプランの場合は、4Gプランへの変更も必要になります。
4Gの通話用プランは3大キャリア共に月額約1200円前後で提供されています。※かけ放題プランはオプション
かけ放題だと3000円くらい
3大キャリアで新規に4Gガラケーを利用する場合、料金のイメージとしては以下のようになります。
基本料金 約1200円 + 通話オプション(かけ放題だと約1700円)で月額3000円前後。
あと4G対応携帯を購入した場合の機種代金が加算される感じです。
最近機種変更された方で4G(LTE)対応している端末の場合は、機種代金は不要になります。
4G対応ガラケー
2019年に新発売された4G対応のガラケー(フィーチャーフォン)は各社1、2機種になっています。
最近はやはりスマートフォンの需要が高いので、各キャリアともリリース数は減っています。
2019年に発売された主な4Gガラケー(フィーチャーフォン)
キャリア | メーカー | 機種名 | 発売日 | 価格 |
ドコモ | シャープ | AQUOSケータイ SH-02L | 2019年2月8日 | 31,680円 |
富士通 | arrows ケータイ F-03L | 2019年7月19日 | 31,680円 | |
au | 京セラ | GRATINA KYF39 | 2019年5月24日 | 32,400円 |
ソフトバンク | シャープ | AQUOS ケータイ3 | 2019年4月12日 | 28,800円 |
シャープ | かんたん携帯10 | 2019年6月14日 | 33,120円 |
※公式オンラインストア一括価格(2020年1月23日現在)
まだ急がなくてもいい
3Gサービスの終了で、必ずスマートフォンを購入しなければならないといったことはありません。
ニュースなどを見て誤解されている方もおられますが、3Gサービスとガラケー(フィーチャーフォン)は別の話です。
現在、各キャリアでは4G対応ガラケー(フィーチャーフォン)が販売されています。
ただし現在使っているガラケー(フィーチャーフォン)が古いもので、3Gにしか対応していない場合は、3Gサービス終了時に機種変更が必要になります。
ですが最短でサービスを終了するauの場合でも、まだ2年の期間があります。
3Gサービス終了にはまだ時間的にも余裕があるので、スマートフォンだけでなくガラケー(フィーチャーフォン)も含め、検討してみてください。
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