Androidでデータ使用量の上限を設定して料金を節約する
目次
Androidではモバイル通信のデータ使用量について、1か月あたりの上限を設定する機能があります。
上限値を0.01GB単位まで細かく設定が可能で、いわゆる「ギガ」の使い過ぎを端末側で防ぐことがます。
大手キャリア(MVO)でデータ通信量に応じて段階式に料金が変化するプランを利用されている方には便利な機能です。
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大手キャリア(MVO)の段階式プラン
大手キャリア(MVO)の段階式プランは、高速データ通信量に応じて料金が変化する仕組みになっています。
高速データ通信量ごとの月額料金(税込)
ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル | |
サービス開始 | 提供中 | 2021年3月17日 | 2021年4月1日 | |
プラン名 | ギガライト | ピタットプラン | ミニフィットプラン+ | UN-LIMIT Ⅵ |
1GBまで | 3,278円 | 3,278円 | 3,278円 | 0円 |
2GBまで | ‐ | ‐ | 4,378円 | ‐ |
3GBまで | 4,378円 | ‐ | 5,478円 | 1,078円 |
4GBまで | ‐ | 4,928円 | ‐ | ‐ |
5GBまで | 5,478円 | ‐ | ‐ | ‐ |
6GBまで | ‐ | ‐ | ‐ | ‐ |
7GBまで | 6,578円 | 6,578円 | ‐ | ‐ |
20GBまで | ‐ | ‐ | ‐ | 2,178円 |
20GB以上 | ‐ | ‐ | ‐ | 3,278円 |
※家族割、光回線割、学割、キャンペーン割などは含んでいません
各社では料金が上がる前にメールで通知するサービスなども提供しています。
ただデータ通信量を増やさないようにするには、自分でスマートフォンのモバイル通信機能をオフにする必要があります。
ドコモが1GBまでの上限設定機能を開始
ドコモはギガライトプランで、高速データ通信量が1GBを超える前に自動で速度制限をかける機能を2021年3月1日より開始しました。
事前の利用手続きが必要ですが、手数料なども無料で利用可能です。
ただし上限に設定できる値は1GBのみになっています。
データ使用量の上限の設定手順
データ使用量の上限の設定は、本体の設定メニューから行えます。
端末側で上限値を設定しておくことで、うっかり料金が上がってしまうミスが防げます。
※下記手順はシャープAQUOS sense plus(SH-M07)Android 10で確認
[設定]->[ネットワークとインターネット]->[モバイル ネットワーク]->[アプリのデータ使用量]
モバイル通信の詳細画面で「歯車アイコン」をタップし、データ上限値を設定して機能を有効にします。
警告表示も同様に設定可能です。
ただし端末で計測するデータ通信量と通信会社で計測するデータ通信量にズレが生じる場合があるので、上限値はすこし余裕を持たせて設定してください。
サポートの要否に合わせて
話題になっているオンライン専用20GBプランは割安ですが、ショップでのサポートが受けられないデメリットがあります。
一方で段階式プランは料金が高めでデータ通信量も少ないですが、街のショップでサポートが受けられる点が大きく、家族割・光回線セット割が適用できればある程度料金を抑えることも可能です。
料金プランを検討する際は、対面サポートの要否も考慮して選んでください。
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