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一眼レフ初心者が必ず悩むアクセサリー購入
初めて一眼レフカメラを購入するとき必ず悩むのが、カメラ本体の他にアクセサリーは何が必要で、何を購入しておかないといけないのか。
一眼レフカメラの本体は結構良い値段がするので、他のものについてはできれば出費を抑えたい。
でもどのカメラアクセサリーが必須なのか、あとから購入しても大丈夫なものか、初めての場合、皆目見当がつかない(私もそうでした)。
今回は一眼レフカメラを初めて購入する場合に、絶対に必要になるから本体と一緒に買っといた方がいいよってもの。
とりあえず無くてもなんとかなるので必要と思ってから購入すればいいものなど優先順位なども含めてまとめてみます。
一眼レフカメラ本体と一緒に買うべきアクセサリー
まずは「とりあえず本体と一緒に買っとけ」ってものを。この3つは必ず必要になるので、できれば本体と一緒に購入してください。
SDメモリーカード
改めて説明するほどでもないですが、撮った写真を保存するためのSDメモリーカードは必須です。
カメラ本体に対応したSDメモリーカードを購入してください。手持ちのものがあればそれを使用してもかまいません。
容量に関しては使い方にもよりますが、16GBから32GBくらいの容量があれば、通常の撮影で容量不足で困ることはないです。
ただ本体と一緒に新しくメモリーカードを購入するならば、連写機能に影響が出るのである程度転送速度の速いものを選んでください(※カメラ本体が対応している必要があります)。
おすすめは値段もこなれているSDHCメモリーカード、class10(転送速度)でUHS-I対応のもの。32GBだとだいたい2000円前後くらいで手に入ります。
ブロアー
一眼レフカメラでは撮影の後、レンズの手入れをしなければいけません。そのときに必ず必要な道具がブロアーです。
ホコリやゴミなどがついた状態でレンズ表面を拭いたりすると、最悪の場合、傷などがつく恐れがあります。それを防ぐために、手入れの際はまずブロアーでゴミなどを飛ばします。
百円均一で売っているもので代用もできますが、耐久性や風量も含めた使いやすさを考えると、安さを考慮してもおすすめできません。
カメラ用のある程度の大きさがあるものをおすすめします。頻繁に使うものなので、ゴム製よりも比較的長持ちするシリコン製のものが無難です。
レンズを拭くもの
レンズ用のクリーニングペーパー、クリーニングクロス、セーム革などいくつか選択肢があるので、お好みのものを選んでください。
わたしは実践よりも形から入るタイプなので、「レンズを拭くのに何を使ってるの?」と質問されたときにちょっとドヤ顔をして答えれそうな名前のセーム革を使っています。
ちなみにセーム革は鹿の皮をなめしたものです。\(^o^)/ドヤッ。
さしあたっては、この3つだけで間に合います。
あれば便利なアクセサリー
とりあえず無くても撮影できるけど、あったら便利だといったものを3つほど紹介します。資金に余裕があれば、本体と一緒に購入してもいいと思うお勧めのアクセサリーです。
予備バッテリー
ファインダーを覗いての撮影だけだとそれほどバッテリーの心配はいりませんが、ライブビュー撮影など液晶画面を長時間利用すると、電池の減りは比較的速くなります。
バッテリーの持ちは機種によるところが大きいですが、予備のバッテリーがひとつあると安心です。少し高くなりますが、基本的にはメーカーの純正品をおすすめします。
レンズペン
撮影中に不注意で思わずレンズに触れて指紋などをつけてしまうことがあります。そんなときにレンズペンがあると、サクッとレンズ表面のクリーニングが行えます。
場所もとらないので、万が一のときのためにカバンに一本入れておくと安心です。ただ少し高価な商品なので、レンズの手入れ用品をカバンに入れておけば、それでも対応できます。
レンズフード
カメラのレンズの先が、花のようなかたちをしたものを見たことがないでしょうか、あれがレンズフードです。
レンズフードは撮影時にレンズへ入ってくる強い光を遮ってくれたり(フレア、ゴーストを防ぐ)、撮影者が窓ガラスへ写りこむのを防いでくれたりします。
あとは手が直接レンズに触れるのを防いだり、何かにぶつかった場合にレンズよりも先にレンズフードがぶつかってレンズを守るといった、カバーの役割もあります。
普通はレンズに標準でついているんですが、エントリーモデルのキットレンズにはついてないことがあるので、その場合は別途購入が必要になります。
わたしはレンズプロテクターを付けないので、レンズフードの重要性がより高く、重宝しています。
あとは必要を感じてから
明確に撮影したい被写体が決まっている場合は別ですが、それ以外の場合、他のアクセサリーについては自分が必要と感じたときに追加していくのが賢いやり方だと思います。
写真を撮っていくと自然に自分が必要なアクセサリーが見えてきますし、商品を選ぶ基準もわかってきます。とりあえず買ったけど自分には必要なかったといった失敗も防げます。
例えば三脚ですが、風景写真で構図を固めたり、長時間露光(シャッターを長い時間開く)の撮影には必須ですが、現在は多くの人が訪れる人気の観光スポットでは三脚禁止の場所も増えています。
旅行での撮影が多い方なら三脚はかさばりますし、もうすこしコンパクトで運びやすい自立式一脚という選択もあります。
そういった自分の撮影スタイルにあった本当に必要な機材は、本人にしかわかりません。
カメラは使おうと思えばいくらでもお金がかかります。まあ趣味の世界なんで、それも楽しみのひとつといえばひとつなんですが。できれば賢い買い物をしたいところです。
カメラの深い沼にはまって「値段?何、それ、おいしいの?」とか言っちゃわないよう、お互いに気を付けましょう。
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