絞り優先モードで手ぶれ写真を量産してから気を付けていること

たんぽぽ

絞り優先モードで忘れがちなシャッタースピード

一眼レフカメラを使っていくうちに、撮影の状況に応じて撮影モードを選ぶようになります。最初は設定を全てカメラに任せ、シャッターを押すだけの便利なオートモードから始めるのですが、だんだん撮影枚数が増えると同じような写真が増え、少し写真に変化をつけたくなる。

そういったとき頭に浮かぶテクニックの一つが、背景のボケ。一眼レフカメラの利点でもある背景ボケの作りやすさを活かし、F値を小さくして撮影し少し背景をぼかしてやるだけで、写真の印象がガラッと大きく変わります。

背景ボケの絶大な効果に魅せられ、美しい背景ボケを撮影するために小さいF値が使える交換レンズを購入したりするのですが、それは数ある恐ろしいカメラ沼の入り口のひとつです。けっこう沼は深いですよ。あまりお金を使い過ぎないよう充分注意しましょう。

まあ恐ろしい沼だとわかっていても、進んでしまうのが人情ってもんなのですが・・・。わたしも単焦点レンズ持ってます

便利だけど落とし穴が

そういった背景ボケの絶大な効果もあり、一眼レフカメラを使われる方の多くの方がボケ方を調整できる撮影モード、絞り優先モード(A・AVモード)をメインで使っている方が多いと思います。

絞り値だけを決めてしまえば後はカメラが自動で他の値を調節してくれる、背景のボケ方だけに集中して撮影できる便利なモードなのですが、ひとつだけ気を付けないといけないのがシャッタースピードです。

絞り優先モードではカメラが自動でシャッタースピードを調整するので、撮影場所の明るさによってかなり遅いシャッタースピードに設定されることがしばしば。そのために慣れないうちは手ぶれ写真を連発する可能性があります。

球場

商店街のステージイベントで

私が失敗したのは商店街のアーケード内に設置された、半屋外ステージでの撮影でした。地域の商店街が企画するイベントで、阪神タイガースの若手選手が何人かやってくるイベント(開幕前の時期、関西のイベントではよくタイガースの選手がゲストとして登場します)。

カメラを購入して間もない時期でもあり、ここぞとばかりに張り切って一眼レフカメラを持ち出して撮影に行きました。丁度、絞り優先モードを使い始めたころで、チャンスがあれば得意げに「被写界深度」という言葉を連発していました。

「複数の選手にしっかりピントが合うように、被写界深度を深く(F値を大きく)絞り気味に撮影しよう」と偉そうに作戦を立てていたのですが、結果は大惨敗。帰ってから撮影した写真をPCで確認してみると半分以上が手ぶれ写真。

写真のシャッタースピードを確認してみると、1/10やら1/20やら流し撮り(関連記事 はじめての流し撮り、設定値などの備忘録)で設定するようなスローシャッターの連続。選手が登場したのが日没後の時間帯で外からの光がほとんど無く、かつステージの照明が弱かったことともあり、ここまでシャッタースピードが落ちてしまったようです。

被写界深度をどうこう言う以前に、遅いシャッタースピードによる手ぶれという大失態をやってしまいました。

野球選手

光量が少ないときはシャッタースピードに注意

絞り優先モード(A・AVモード)で撮影する場合、晴天、屋外などの光量が十分な明るい条件ならほとんど問題はないのですが、室内など明かりが少ないときはシャッタースピードに注意が必要です。

カメラは暗い場所で撮影する場合、光を多く取り入れようとします。絞り優先モード(A・AVモード)の場合、絞り値はユーザーが決めるのでカメラは設定値を変えることができません。そこでカメラはシャッタースピードで明るさを調整しようとします

暗い場所では光を多く取り入れるため、カメラはシャッターが開く時間を長くして(スピードを遅くして)光の量を増やそうとします。光の量が少なければ少ないほど、シャッターが開く時間が長くなり(シャッタースピードが遅くなり)、下手をすると極端なスローシャッターになって上記の失敗のような手ぶれ写真の増産につながります。

手ぶれを防ぐ対処法

スローシャッターによる手ぶれを防ぐ方法として対策として考えられるのは二つ。ひとつはスローシャッターでもぶれないようカメラを固定して撮影する方法。脇などをしっかりしめカメラをしっかり体に固定して撮影する三脚を使う被写体が人なら息を止めてもらう

もうひとつはシャッタースピードを上げる方法。その場合はストロボを使って明るくするISO感度を上げてやるという方法です。

道具の必要もなく一番簡単にできるのは、ISO感度を上げることです。あまり高く上げると画質にも影響するのでISO感度は低く設定しがちなんですが、被写体がぶれてしまったら意味がないので、失敗後はあまりISO感度をケチらないように心掛けています。

最近のカメラは性能も上がってISO感度上げてもかなり綺麗に撮れますしね。私がだいたい目安として考えているのは、カメラを手持ちで被写体が人物の場合、シャッタースピードが少なくとも1/125秒(被写体が動いている場合は1/250秒)ぐらい出るくらいまでISO感度を上げるようにしています。

沼

綺麗に写る分ピントもシビア

最近の一眼レフカメラは画素数が増え、詳細で綺麗な写真が撮れるのですが、そのためピントのずれもハッキリ写しだされます。手ぶれなども結構シビアに写真に反映されてしまい、初心者にとってハードルが上がるところもあります。

ですがポイントさえ知っておけばそんなに難しい話ではありません。結局はカメラの基本から外れることはないので、特にわたしと同じようなカメラ初心者の方、思い通りに綺麗な写真が撮れるよう、一緒にがんばりましょう。

そして一緒に沼へと足を向けてしまいましょう

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