ゆうちょPayの口座設定でエラーの原因
スマホ決済アプリ「ゆうちょPay」を利用するためスマホにアプリをインストールしたのですが、ゆうちょ口座を設定する段階でエラーが出てしまい、そこで詰まってしまいました。
原因はかなり以前に作成したゆうちょ口座で本人確認手続き(取引目的等の確認)が済んでおらず、取引が実行できなかったためでした。
同じようなトラブルに遭遇した方に向け、解決までの流れを紹介します。
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最初は暗証番号を疑ったが
最初、エラーが出る原因で疑ったのはキャッシュカードの暗証番号。
以前、別のインターネットバンキングで「推測やすい暗証番号」のため取引ができなかった経験がありました。
今回もそれが原因かもしれないと疑い、郵便局に出向いてATMを使いキャッシュカードの暗証番号を変更。(ゆうちょのキャッシュカードはATMを使って暗証番号の変更が行えます。)
再度スマホにアプリをダウンロードしなおしてインストールしてみましたが、口座登録の段階で全く同じエラーが。
どうやらキャッシュカードの暗証番号は関係なかったようで他に原因も思い浮かばず、窓口で直接相談することにしました。
本人確認(取引目的等の確認)が済んでない
郵便局の窓口でゆうちょPayの銀行設定で失敗することを伝えると、古いゆうちょ口座で取引時に必要な本人確認(取引目的等の確認)が済んでいないとのこと。
運転免許証(本人確認ができる書類)があればすぐに手続きできるとのことなので、その場で申込書を記入して本人確認の手続きを済ませました。
※平成25年(2013年)4月1日から施行されている犯罪収益移転防止法で、口座開設時などに「取引目的等の確認」が義務付けられています。
手続きの事務処理が済んでシステムに反映されるには少し時間がかかるかもしれないとのことで「しばらくしてから、もう一度試してみてください」とのことでした。
本人確認に使える書類一覧
ゆうちょPayに限らず必要
窓口で手続きをしてから2時間ほど後に再度インストールして登録してみると、今度はエラーも発生せず、すんなりゆうちょPayが使えるようになりました。
今回私の場合、郵便局の窓口で本人確認手続きに必要だったのは、免許証とゆうちょ口座の番号がわかるもの(通帳、キャッシュカード通帳)だけ。
窓口で書類を記入したりしましたが、手続き自体は10分もかからずに終わりました。
平成25年(2013年)4月1日から義務付けられた「取引目的等の確認」は、名前や住所の変更、キャッシュカードの切り替えなどが無いと、手続きが済んでない可能性があります。
ゆうちょPayに限らず他の取引でも本人確認が必要なケースがあるので、ゆうちょPayの利用を考えられている方は、この機会にゆうちょ口座の本人確認も済ませておくのがお勧めです。
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