Xperia Ace III・AQUOS wish・arrows Weのスペック比較
ドコモはソニーのAndroidスマートフォン「Xperia Ace III(エクスペリア エース マークスリー)」を2022年6月10日より発売することを発表しました。
※au・ワイモバイルでも2022年6月中旬頃に発売予定。
Ace IIIはXperiaシリーズのエントリーモデルに位置付けされる端末で、軽量・コンパクト・大容量バッテリーなど使い勝手の良さが魅力です。
搭載されているSnapdragon 480も一世代前のミドルレンジ並みの処理性能を持ち、普段使いには十分な性能を持っています。
同じSnapdragon 480を採用した端末はFCNTが「arrows We」・シャープが「AQUOS wish」を先行して発売しており、基本性能などはほぼ同じくらいになっています。
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主なスペック
FCNT「arrows We」・シャープ「AQUOS wish」・ソニー「Xperia Ace III」の基本性能は次のとおりです。
主なスペックの比較
arrows We | AQUOS wish | Xperia Ace III | |
取扱キャリア | ドコモ | au・UQ | ドコモ |
au・UQ | ワイモバイル | au・UQ | |
ソフトバンク | 楽天モバイル | ワイモバイル | |
‐ | ※ドコモはwish2発売 | ‐ | |
初期OS | Android 11 | Android 12 | |
CPU | Snapdragon 480 | ||
メモリ(RAM) | 4GB | ||
保存容量(ROM) | 64GB | ||
SIM | nanoSIM | nanoSIM・eSIM DSDV対応※ | |
microSD | 最大1TBまで対応 | ||
ディスプレイ | 5.7インチ(液晶) | 5.5インチ(液晶) | |
解像度 | HD+(1520×720) | HD+(1496×720) | |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 3,730mAh | 4,500mAh |
本体サイズ | 147mm | 147mm | 140mm |
71mm | 71mm | 69mm | |
9.4mm | 8.9mm | 8.9mm | |
重さ | 170g | 162g | 162g |
アウトカメラ | 1310万画素(広角) | 1300万画素(広角) | |
190万画素(マクロ) | ‐ | ||
インカメラ | 500万画素 | 800万画素 | 500万画素 |
5G | sub6対応 | ||
防水・防塵 | IPX5/8・IP6X | IPX5/7・IP6X | IPX5/8・IP6X |
おサイフケータイ | 対応 | ||
生体認証 | 背面に指紋認証 | 側面ボタンに指紋認証 | |
FMラジオ機能 | あり | なし | あり |
イヤホンジャック | 3.5mmイヤホンジャック搭載 | ||
本体価格※ | 26,180円 | 26,180円 | 33,415円 |
※ドコモ版Xperia Ace IIIはnanoSIMのみ。
※本体価格は2022年7月14日時点のauオンラインショップ価格。
AQUOS wish外観
3機種ともSnapdragon 480・RAM4GB・ROM64GBと差はなく、基本的な性能はほぼ同じです。
ただし対応する周波数帯(バンド)は同じ端末でも販売するキャリアによって異なることがあるので、利用する通信会社(キャリア)から購入するのが基本になります。
※AQUOS wishはSIMフリーモデルの販売あり。
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デュアルSIMやカメラ機能に差
機能面で一番異なる点はnanoSIM・eSIMの対応で、SIMカードの2枚挿しやeSIMの利用を検討されている場合はXperia Ace IIIかAQUOS wishの選択になります。
※ドコモ版Xperia Ace IIIはnanoSIMのみ。
ただarrows Weは唯一2眼レンズ構成で近接(マクロ)撮影ができたり、本体丸洗い可能や聞きやすいマスク通話モードなど、らくらくスマートフォンを手掛けるFCNTらしい機能が特色です。
arrows We外観
あと細かい点ですがXperia Ace IIIは3機種のなかで他の2機種より若干コンパクトなサイズでバッテリー容量が一番多いですが、画面サイズが若干小さいなどの差もみられます。
使い勝手の良いエントリーモデル
Snapdragon 480は一世代前のミドルレンジ並みの処理性能があり、5G対応も含め各機種とも一通りの機能が揃った使い勝手の良い端末になっています。
Xperia Ace IIIの価格は現時点で未定ですが他の2機種と同じくらいの価格帯が予想されており、通信会社のキャンペーン割引などを適用すればかなり安価に購入可能です。
ハイエンドモデルのような目立った機能はありませんが、コストパフォーマンスが高く普段使いには十分な性能があるので、興味のある方はチェックしてみてください。
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