ソフトバンク「ミニフィットプラン」とワイモバイル「シンプルプラン」の比較
ソフトバンクは新料金プランの発表会で、ワイモバイルの料金内容を2021年2月より改定することを発表しました。
いままで基本料金に含まれていた音声通話10分かけ放題をオプション化し、シンプルに高速データ通信容量のみの料金に整理されています。
ソフトバンク全体の料金体系としては大容量はメインブランドのソフトバンク「メリハリ無制限」。
小、中容量ユーザー向けはワイモバイルの新しい「シンプルプラン」、オンライン限定の低廉な「ソフトバンク on LINE」と住み分けをする方針です。
現在ソフトバンク「ミニフィットプラン」を利用されている方は、ワイモバイルの「シンプルプラン」に乗り換えをすることでかなり月額料金を抑えることができます。
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プラン内容
現行のミニフィットプランとワイモバイルのシンプルプランの内容は以下のとおりです。
※ワイモバイルのシンプルプランは2021年2月にサービス開始の予定です。
ソフトバンク | ワイモバイル(シンプルプラン)
※2021年2月開始 |
|||
ミニフィットプラン | S | M | L | |
月額料金 | 1GBまで3,980円
2GBまで 5,980円 5GBまで 7,480円 |
1,980円 | 2,980円 | 3,780円 |
高速通信のデータ容量 | 3GB | 10GB | 20GB | |
超過後の通信速度 | 最大128kbps | 最大300kbps | 最大1Mbps | |
データ繰越 | なし※月ごとの計算 | |||
音声通話 | 20円/30秒 | |||
音声通話オプション | かけ放題(定額オプション+)月額 1,800円
5分かけ放題(準定額オプション+) 月額 800円 |
かけ放題 月額 1,700円
10分かけ放題 月額 700円 |
||
割引など | 家族割の合計回線数の対象
光セット割 -1,000円 |
光セット割引または家族割引(2回線目以降)
-500円 |
単純な料金の比較だと、ワイモバイルのほうが圧倒的に安い料金設定になっています。
付随する留守電などのサービスに差はありますが、音声通話のかけ放題オプションに関してもワイモバイルが割安です。
段階式プランなので一概に比較はできませんが、ミニフィットプランの上限(5GB)まで利用するケースでシンプルプランM(10GB)へ乗り換えると、月額4,500円安く運用できます。
問題になるのは家族割
ただしミニフィットプランは光セット割引の額が大きい点と、ソフトバンクの家族割の合計回線数のカウント対象になる点には注意が必要です。
ミニフィットプランからワイモバイルに変更した場合、ソフトバンクの家族割が利用できなくなります。※ワイモバイルの家族割は利用できます。
現在家族でソフトバンクを利用していて家族割引きを受けている場合、ワイモバイルへ乗り換えすると割引額が減る可能性があります。
ソフトバンクの家族割は契約回線数によって割引額が決まる仕組みなので、ショップなどで詳しい料金シミュレーションをしてもらって検討してください。
ブランド間の乗り換えがしやすく
特に単身で(家族割などを利用せずに)ミニフィットプランを契約されている方は、ワイモバイルのシンプルプランに乗り換えをするだけでかなり料金を抑えることができます。
ソフトバンクはブランド間(ソフトバンク、ワイモバイル、ソフトバンク on LINE)の乗り換えに関し、事務手数料なども2021年春以降は無料にすることも発表しました。
サービス開始は2021年2月ですが料金プランを見直すには絶好のタイミングなので、興味のある方はチェックしてみてください。
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