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【スマホ初心者向け】サブブランド・格安SIMで使用するスマホの入手
総務省が発表したアクション・プランでは携帯電話市場の公正な競争環境の整備を目的とし、携帯電話料金の値下げなどにも触れられていました。
これを受けてKDDI(au)とソフトバンクは、それぞれサブブランドであるUQモバイル、ワイモバイルで新しく20GBプランを提供することを発表しています。
総務省は利用者に向け、通信会社の乗り換えなども含め料金の負担軽減に活用してほしい旨のコメントを出しています。
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SIMフリースマホの入手方法
サブブランド・格安SIMを利用する場合に、準備が必要になるのがSIMフリーのスマートフォンです。
「SIMフリー」とは通信会社(SIMカード)を問わず利用できるという意味で、主に以下の方法で入手します。
- サブブランド・格安SIM会社の契約時に、一緒にスマホを購入する
- Apple公式サイト、Google公式サイト、家電量販店などでSIMフリースマホを購入する
- 3大キャリアで購入したスマホをSIMフリー化(SIMロック解除)する
一番簡単なのは、サブブランド・格安SIM会社との契約時に、各通信会社で販売されているスマートフォンを一緒に購入する方法です。
各社で動作確認が済んだ端末が取り扱われており、問題なく使用できます。
またApple公式サイト(iPhoneシリーズ)、Google公式サイト(Pixelシリーズ)、家電量販店などで購入したSIMフリースマホも、問題なく使える場合がほとんどです。
ただし購入前に契約する通信会社の公式サイトで、対応機種一覧などを確認しておいてください。
あと3大キャリアなどで購入したスマートフォンを、SIMフリー化してサブブランド・格安SIMで利用することもできます。
ただしその場合はSIMロック解除の手続きが必要です。
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SIMロック解除は自分でやれば無料
3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で購入したスマートフォンは、多くの場合そのキャリアでしか利用できないようにロックがかかった(SIMロック)状態になっています。
これは高額なスマートフォンの持ち逃げ・転売などを防ぐための仕組みで、各キャリア一定の条件を満たせばロックの解除ができる仕組みです。
一括払いなどでSIMフリーの場合も
ロック解除の条件は機種購入から何日経っているとか分割払いの残債が残っていないなど、各キャリアごとに決まってます。
ただ最近は一括払いやクレジットカードで購入していると、最初からSIMフリーの状態になっている場合があるのでキャリアで確認してください。
SIMロック解除は条件を満たしていれば、ネットを使って自分でロックを解除することも可能です。
街のショップでやってもらうと3,000円かかるので、自分で解除すればその手数料を節約することができます。
乗り換えがしやすい環境づくり
総務省が打ち出している携帯電話料金の値下げに関し、KDDI(au)とソフトバンクは、それぞれサブブランドで対応する方針が見えてきました。
現状、利用者が携帯電話料金を安く済ませたいと考えた場合、サブブランドや格安SIMの活用を検討するのが一番効果的な方法です。
以前よりSIMフリースマホの販路も増え購入しやすい環境になっているので、色々チェックしてみてください。
ただやはりスマートフォンなどに詳しくない方にとって、サブブランド・格安SIMへの乗り換えなどはハードルの高い作業なのが正直なところです。
今後の総務省がどのように乗り換えしやすい環境を整えていくのか、現在サブブランドを持たないドコモがどのように対応してくるのかが注目されています。
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