povo(ポヴォ)とUQモバイル「くりこしプランM」の比較
auユーザーで月のデータ通信量を20GB前後利用する場合、料金を優先するならオンライン専用プランpovo(ポヴォ)かUQモバイルの「くりこしプランM(15GB)」が有力な選択肢になります。
家族間通話の無料サービスが無いなどメインブランドの料金プランと比べると若干サービス内容に差がありますが、どちらも月額2,728円とかなり割安で運用可能です。
特にUQモバイルは2021年7月上旬より全国のauショップでの取り扱いも開始予定で、今までネックだった対面サポート(店舗数)も改善されてきています。
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povo(ポヴォ)とくりこしプランMの比較
オンライン専用プラン「povo(ポヴォ)」とUQモバイル「くりこしプランM」の主なサービス内容は以下のとおりです。
povo(ポヴォ)とくりこしプランMの比較
povo(ポヴォ) | UQモバイル くりこしプランM | |
月額料金(税込) | 2,728円 | |
高速通信のデータ容量 | 20GB | 15GB |
超過後の通信速度 | 最大1Mbps | |
データ繰越 | なし | 翌月まで |
音声通話 | 22円/30秒 | |
音声通話オプション(税別) | かけ放題 月額 1,650円
5分かけ放題 月額 550円 |
かけ放題 月額 1,870円
10分かけ放題 月額 770円 |
オプション機能など | データ使い放題 24時間 220円/24時間 | 節約モードあり(データ通信量を消費させない) |
データ容量追加 | 1GB 550円 | 100MB 220円・500MB 550円 |
その他 | オンライン専用プラン | ショップでの契約可 |
基本料金はどちらも月額2,728円です。
ただし音声通話のかけ放題オプションやデータ容量追加時の料金などは、povo(ポヴォ)が若干安くなっています。
高速通信のデータ容量については5GBの差があり、月のデータ通信量が平均して15GBを超える方であればpovo(ポヴォ)がおすすめです。
ただしUQモバイルは容量が残った場合に翌月まで繰越ができるので、月のデータ通信量が15GB前後に収まる方であれば使い勝手に差はありません。
また申込や手続きなどがすべてオンラインになるpovo(ポヴォ)に対し、UQモバイルは街の実店舗(対面サポート)が利用できるのが大きなメリットになります。
2021年7月上旬からは全国のauショップでも取り扱いが開始される予定で、トラブルがあった時に端末を持ち込んでサポートが受けられるなどスマートフォンの操作が苦手な方などには心強い点です。
家族割、光回線割引が無くなる
ただしauのメインブランドからpovo(ポヴォ)とUQモバイルへ乗り換えた場合、auの家族割、光回線割が適用されません。
現在auで回線をまとめて契約されている方だと、家族割プラスで1回線あたり550円から2,222円、auスマートバリュー(光回線のセット割引)だと550円から1,100円が基本料金が割引されてます。
家族割グループから抜けた場合、他の回線の料金などが変わってくることがあるので総合的にプラン内容を比較する必要があります。
またpovo(ポヴォ)とUQモバイルのプランには家族間通話の無料サービスが無いので、特に家族間での通話が多い方は注意してください。
乗り換え手数料はかからない
au(メインブランド)・povo(ポヴォ)・UQモバイルはすべてKDDIグループなので、エリアや回線の速度など通信品質に関しては基本的に大きな差はありません。
また同グループ間であれば手数料不要で移行ができるようになっているので、試しにプランを切り替えて使ってみるといったこともやりやすくなっています。
7月上旬からは全国のauショップでUQモバイルの取り扱いが開始されたり、povo(ポヴォ)も夏以降auオンラインショップが利用できる予定なので、携帯電話料金の見直しを考えている方はチェックしてみてください。
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