UQモバイルの新プラン「コミコミプラン」とpovoで20GB使った場合の比較
UQモバイルでは6月に料金プランの改定が行われ、「ミニミニプラン・トクトクプラン・コミコミプラン」の3種類の新プランが開始されました。
※新プランの開始に伴い、従来の「くりこしプラン」は新規受付は終了。
中心プランとして一押しされているのが「コミコミプラン」で、月20GBデータ通信容量に10分かけ放題が付き月額3,278円で利用可能です。
auのオンライン専用プランpovoの20GBチケット(2,700円)よりは若干料金が上がりますが、容量のくりこし有り・10分かけ放題付・auショップの対面サポートが利用できるなど利点も多いプランです。
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くりこしプランと新プランの比較
2023年6月1日から開始されたUQモバイルの新プラン「コミコミプラン」と旧プラン(くりこしプランM/L)のサービス内容は次のとおりです。
現行プランとの比較
コミコミプラン | くりこしプラン(受付終了) | ||
M | L | ||
エリア | au | ||
月額料金 | 3,278円 | 2,728円 | 3,828円 |
データ通信容量 | 20GB | 15GB | 25GB |
超過後の通信速度 | 最大1Mbps | ||
データ繰り越し | 翌月まで | ||
増量オプション | 月額550円(+5GB) | ||
音声通話 | 22円/30秒 | ||
通話オプション | 10分かけ放題付き | 10分かけ放題 月額 880円 | |
かけ放題 月額 1,100円 | かけ放題 月額 1,980円 | ||
割引など | なし | UQ家族割のカウント対象(割引はなし)・でんきセット割 月額 638円引き |
コミコミプランの料金は従来プラン(くりこしプランM/L)のちょうど中間(550円差)に設定されており、標準で10分かけ放題が付く分、新プランのコスパが少し高くなっています。
その他のサービスについては基本的に「くりこしプラン」の内容が引き継がれており、翌月まで通信容量のくりこし・超過したときの通信速度は最大1Mbpsなどの使い勝手は変わりません。
ただし旧くりこしプランでUQのでんきセット割が適用されている場合は新プランに移行すると割引が無くなるので、プラン変更をする際は注意してください。
povoとの比較
UQモバイルの「コミコミプラン」とauのオンライン専用プラン「povo」で20GBトッピングを購入して利用するケースを比較してみます。
コミコミプランとpovoの比較
コミコミプラン | povo2.0 | |
エリア | au | |
受付・手続き | auショップで可能 | オンライン限定 |
SIM | eSIMサービスあり | |
月額料金 | 3,278円 | 2,700円(20GB) |
※10分かけ放題付き | 5分かけ放題 月額 550円 | |
かけ放題 月額 1,100円 | かけ放題 月額 1,650円 | |
高速通信のデータ容量 | 20GB | 20GB(30日間) |
超過後の通信速度 | 最大1Mbps | 最大128kbps |
データ繰越 | あり | なし(有効期限式) |
データチャージ | 月額550円(+5GB) | トッピングで追加 |
‐ | ※3GB(30日間)990円 | |
音声通話 | 22円/30秒 | |
その他 | データ使い放題 24時間 330円/24時間など |
データ通信量20GBの利用料金はpovoの方が安くなりますが、音声通話をそこそこ利用される方なら約500円の料金差で10分かけ放題が付くコミコミプランが割安です。
余ったデータ容量も翌月までくりこし可能・容量が超過した場合も最大1Mbpsの通信速度が出る・auショップなど対面で手続きができる点など使い勝手の良さもあります。
ただpovoはチケット購入式でプランを自分で組み立てられるので、月々の定額料金ではなく使い方に合わせて料金が調整ができるのは他のサービスにない利点です。
オンライン専用プラン並のコスパ
コミコミプランは10分かけ放題がセットになっているので音声通話をあまり使わない方には少し利用しにくいプランですが、オンライン専用プラン並にコスパの高いサービス内容になっています。
UQモバイルだと契約手続きもauショップが利用できるので、オンライン契約やスマートフォンの操作に慣れていない方にも利用しやすいサービスです。
現在くりこしプラン(M/Lプラン)で20GB前後の利用されている場合、新プランだと同じくらいの料金で10分かけ放題が付くようになるので一度比較してみてください。