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Fire TV Stick(第3世代)とFire TV Stick 4Kのスペックと機能の比較
現在Amazonが販売しているFire TV Stickは2020年9月30日に発売されたノーマルのFire TV Stick(第3世代)とFire TV Stick 4Kの2種類あります。
Fire TV Stick(第3世代)は前モデルから4年振りのリリースということもあり、基本性能はFire TV Stick 4Kにかなり近づきました。
価格はFire TV Stick(第3世代)が4,980円(税込)、Fire TV Stick 4Kが6,980円(税込)と2,000円差になっています。
購入する際の基準としては、Fire TV Stickを接続するテレビ(機器)や利用している動画配信サービスが4Kに対応しているかどうかで判断する感じです。
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スペックの比較
2020年9月30日に発売されたFire TV Stick(第3世代)と2018年に発売された4K対応モデルFire TV Stick 4Kの主なスペックは以下のとおりです。
Fire TV Stickのスペック比較
Fire TV Stick(第3世代) | Fire TV Stick 4K | |
CPU | MT8695D ※クアッドコア 1.7 GHz | MTK8695 + MT7668 ※クアッドコア1.7GHz |
GPU | IMG GE8300 | IMG GE8300 |
RAM | 1GB DDR4 | 1.5GB DDR4 |
保存容量 | 8GB | 8GB |
映像 | 1080p(HD)、HDR、HDR10、HDR10+、HLG | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、HDR10+、HLG、Dolby Vision |
出力 | 1080p、720p 最大60fps |
2160p、1080p、720p 最大60fps |
解像度 | 1920 x 1080 | 3840 x 2160 |
本体サイズ | 86mm x 30mm x 13mm | 108mm x 30mm x 14mm |
重さ | 32g | 53.6g |
出力端子 | HDMI | |
対応している主な動画配信サービス | Prime Video、YouTube、Netflix、TVer、GYAO!、U-NEXT、DAZN、Disney+、FOD、Apple TV+ | |
価格(税込) | 4,980円 | 6,980円 |
4K対応かどうか
搭載されているCPUはどちらもクアッドコア 1.7 GHzで大きな性能差はなく、GPU(画像処理チップ)も同じIMG GE8300が採用されています。
ただしRAM容量に関してはFire TV Stick(第3世代)が1GBと0.5GB少なくなっており、Fire TV Stick 4Kのほうが上になります。
またFire TV Stick(第3世代)は4Kでの出力には対応しておらず、Dolby Vision(映像規格)にも非対応です。
RAM容量の差と4K対応部分を合わせて2,000円の価格差になっている感じです。
テレビ(機器)と映像コンテンツ
4Kコンテンツを出力(視聴)する場合はFire TV Stick以外にも、接続するテレビ(機器)が4Kに対応していることが必要です。
※4K非対応のテレビでもFire TV Stick 4Kを使うことはできますが、映像はテレビ(機器)の解像度で出力されます。
また出力(視聴)する映像も4Kに対応している必要があります。
Amazonプライムビデオなどにも4Kコンテンツはありますが、まだ数は限られている状況なので、利用している動画配信サービスで4Kコンテンツが配信されているかなども確認してください。
手軽にテレビ画面に出力
テレビにFire TV Stickのような外部機器を追加で接続する場合、別途電源が必要だったり操作するリモコンがひとつ増えて煩雑になったりします。
ただ故障や何年か使って性能が不足してきたときに外部機器だけ買い替えできるのは、動画視聴機能が内蔵された一体型テレビなどより便利です。
最近はApple TVやChromecast(クロームキャスト)などテレビに接続してネット動画が視聴できる機器が増えました。
なかでもFire TV Stickは価格が安くセール時に割引されることも多いので、興味のある方はチェックしてみてください。
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