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AndroidでモバイルWAONを利用できるようにするまでの手順
普段からちょくちょくイオンのスーパーなどを利用することがあり、マイナポイント制度での追加特典もよさげなので、スマートフォンにモバイルWAONをインストールしてみました。
通常のプラスチックのWAONカードでもよかったのですが、スマートフォンにおサイフケータイ機能が付いているのでモバイルWAONに。
おサイフケータイの機能はFeliCa対応の端末でないと利用できないのですが、本体をかざすだけで決済ができる(アプリの起動などは不要)使い勝手のいい機能です。
この記事ではおサイフケータイの利用を検討されている方などに向け、参考までに実際のAndroid端末でモバイルWAONを利用できるようにするまでの手順を紹介します。
※下記の手順はAndroid 9、おサイフケータイ バージョン8.2.3、WAON(モバイルWAON)バージョンx02.21.00で動作確認をしています。
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モバイルWAONを利用するのに必要なもの
AndroidスマートフォンでモバイルWAONを利用するには、以下のものが必要になります。
- おサイフケータイ対応端末(FeliCa対応端末)
- アプリ2つ(おサイフケータイアプリ・WAON(モバイルWAON))
モバイルWAONを利用するには、おサイフケータイ対応端末(FeliCa機能に対応した端末)が必要です。
FeliCaは日本国内がメインのサービスなので、海外版のスマートフォンだと対応していない場合があるので注意してください。
FeliCaに対応している端末であれば、おサイフケータイアプリとWAONの二つのアプリをダウンロードして初期設定を済ませると、モバイルWAONが利用できるようになります。
通常のWAONカードの場合は300円の発行手数料がかかりますが、モバイルWAONだと無料です。年会費などもかかりません。
おサイフケータイの初期設定
スマートフォンでモバイルWAONを利用する場合、まず最初におサイフケータイの初期設定が必要になります。
FeliCa機能に対応しているスマートフォンの場合、おサイフケータイアプリが最初からインストールされているので、アプリを起動して初期設定を行います。
アプリを削除してしまった場合でも、Google Playからダウンロードできます。
アプリリンク
[appbox googleplay com.felicanetworks.mfm.main&hl=ja&gl=US]
おサイフケータイのアプリを起動すると、以下の流れで初期設定を行います。
- 利用規約に同意
- 初期設定の実行
- Googleアカウントとの連携(使用するアカウントの選択)
- ICカードの残高読み取り機能のON・OFF
- FeliCaのお知らせの受け取りON・OFF
連携するGoogleアカウント、ICカードの残高読み取り機能、FeliCaのお知らせの受け取り機能などは、後からアプリの設定で変更できます。
画面表示に従ってすすめていけば、とくに詰まるところはありません。
上記の初期設定を済ませると、おサイフケータイ機能を利用した各種電子マネーの設定が行えるようになります。
モバイルWAONの初期設定と会員登録
次にモバイルWAONのアプリをダウンロードして、初期設定とWAONへの会員登録を行います。
アプリリンク
[appbox googleplay waon.app&hl=ja&gl=US]
WAONへの会員登録には、電話番号とメールアドレスが必要になるので、クリップボード機能などへコピーしておくと登録をスムーズに進められます。
※会員登録では姓名・生年月日・電話番号・メールアドレス・任意のパスワードを入力します
WAONの設定は以下のながれで行います。
- ネットワーク通信、FeliCaアクセスの許可
- 利用規約の確認
- 会員登録に必要な情報の入力
アプリを起動するとまずネットワーク通信、FeliCaアクセスの許可が求められるので、「はい」もしくは「はい(以降確認なし)」を選択します。
つづいて「WAONの利用登録」を選択し表示される利用規約に「承諾する」をタップ。WAONの会員登録画面になるので、画面表示に従って必要な情報を入力。
WAON会員登録のながれ
WAON公式サイト モバイルWAONのページより
初期設定と会員登録が終了するとWAON番号が発行され、モバイルWAONが利用できるようになります。
スマホをかざすだけの便利さとリスク
あとはイオンやミニストップ・ファミリーマートなどのコンビニのレジ、店舗にある専用機械(イオン銀行ATM、WAONチャージャーmini)を使って現金をチャージすると、スマートフォンをかざすだけで決済ができるようになります。
イオン系のクレジットカードを利用されている方ならば、クレジットカードを登録して自動チャージ機能を利用することも可能です。
ただしスマートフォンを落としてしまった場合、利用停止の手続きをするまでは他人が残高を簡単に使うことができてしまうので、チャージ金額の上限を設定しておくことが大切です。
おサイフケータイ機能はアプリの起動なども不要で使い勝手がいい反面、スマートフォンを紛失した場合のリスクもあるので、そのあたりは注意して利用してください。
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