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iPhone 16(128GB)を2年返却した場合のユーザー負担額
iPhone 17の発表を受けて、Apple公式サイトのiPhone 16(128GB)の本体価格が1万円値下げされました。
また各通信会社(キャリア)でも新機種が出たことで割引キャンペーンなどの対象になっており、端末下取り保障サービス(2年返却)を利用すればかなり安価に利用できるようになっています。
返却時に査定がありスマートフォンを丁寧に扱う必要がありますが、普段大手キャリアを契約されている方なら割安にiPhoneが利用できるサービスです。
※下記価格・サービス内容などは2025年10月27日時点のものです。
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iPhone 16の進化点
iPhone 16と前機種iPhone 15の主な仕様は次のとおりです。
iPhone15とiPhone 16の主なスペック比較
| iPhone 15 | iPhone 16 | |
| CPU(チップ) | A16 Bionic | A18 |
| 通信 | 5G(Sub6)対応 | |
| 保存容量 | 128GB/256GB/512GB | |
| ディスプレイ | 6.1インチ(有機EL) | |
| ドット数 | 2556×1179 | |
| 解像度 | 460ppi | |
| バッテリー | ビデオ再生:最大20時間 | ビデオ再生:最大22時間 |
| 高速充電対応・ワイヤレス充電可 | ||
| コネクタ | USB-C | |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 7 |
| アウトカメラ | 4800万画素(F1.6) | 4800万画素(F1.6) |
| 1200万画素(F2.4) | 1200万画素(F2.2) | |
| インカメラ | 1200万画素(F1.9) | 1200万画素(F1.9) |
| ※カメラ専用ボタンあり | ||
| 本体サイズ | 147.6mm × 71.6mm × 7.8mm | |
| 重さ | 171g | 170g |
| SIM形式 | デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) | |
| 認証 | Face ID(顔認証) | |
| Apple Intelligence | 非対応 | 対応 |
| 価格(税込) | 取扱いなし | 128GB 114,800円 |
iPhone15とiPhone 16の一番大きな違いはCPUが2世代新しくなっている点です。
Appleでは昨年10月からApple Intelligence(Appleが提供する生成AI機能)のサービスが開始されており、iPhoneの対応機種はiPhone 15 Pro(A17 Pro)以上になります。
ただiPhone15もApple Intelligenceにこそ非対応ですが、現行機種のなかでもかなり上位の性能を持つ端末です。

Apple公式と各キャリアの本体価格
Apple公式サイト・各通信会社のiPhone 16本体価格は次の通りです。
iPhone 16の価格一覧
| 128GB | 256GB | 512GB | |
| Apple公式サイト | 114,800円 | ‐ | ‐ |
| ドコモ | 118,745円 | 172,810円 | ‐ |
| au | 145,400円 | ‐ | ‐ |
| ソフトバンク | 145,440円 | 171,360円 | 211,680円 |
| 楽天モバイル | 141,700円 | 161,900円 | 201,800円 |
※各オンラインショップの2025年10月27日時点の価格。
単純に本体価格のみを比較した場合、Apple公式サイトで購入するのが一番安価になります。
2年返却時の負担額
各通信会社では契約者向けに最新スマートフォンが比較的安価で利用できるよう、2年後に端末の下取り額を保証するサービスを提供しています。
料金プランが指定されていたり端末補償サービスに加入が必要だったり各社で条件がありますが、普段キャリアを利用している方なら最新端末を安価に利用できる仕組みです。

ドコモ
ドコモではiPhone 16が「いつでもカエドキプログラム」(回線契約不要)の対象機種になっており、24回の分割払いで購入して2年後に端末を返却すると残債が免除されます。
iPhone 17リリース後に128GBモデルの本体価格が値下げされ、他の容量(256GB/512GB)よりもかなり割安です。
いつでもカエドキプログラムでiPhone 16を2年返却した場合(回線契約あり)の支払い額
| 負担額(23回目まで) | 残債 | 本体価格 | |
| iPhone 16(128GB) | 44,033円 | 74,712円 | 118,745円 |
またドコモへ乗り換え(MNP)で購入する場合は機種代金が44,000円引きされる特典があり、ユーザー負担額33円で2年間利用が可能です。
※2025年10月27日時点で在庫なし(入荷未定)
au
auではau Online Shopで購入した場合に端末の割引特典(要SIM契約)があり、iPhone 16シリーズの場合は5,500円引きになります。
※機種変更も対象。
加えてスマホトクするプログラム(回線契約不要)を利用して2年返却した場合の実質負担額は次のとおりです。
スマホトクするプログラムを利用してiPhone 16を2年返却(回線契約あり)した場合の支払い額
| 負担額(23回目まで) | 残債 | 本体価格 | |
| iPhone 16(128GB) | 48,200円 | 91,700円 | 139,900円 |
※新規契約の場合、本体価格145,400円から5,500円引き。
またauも乗り換え(MNP)で購入する場合は追加で機種代金が44,000円引きされ、この場合は実質負担額9,700円で2年間利用可能です。
UQモバイルの場合
UQモバイルでも同様にオンラインショップでiPhone 16が購入できます。
本ブランド(au)より負担額は少し上がりますが、その代わり月々の基本料金を抑えることが可能です。
UQモバイルで新規契約した場合
| 負担額(23回目まで) | 残債 | 本体価格 | |
| iPhone 16(128GB) | 53,700円 | 91,700円 | 145,400円 |
またUQモバイルでも乗り換え(MNP)特典があり機種代金が29,150円引きされ、この場合は実質負担額24,550円で2年間利用可能です。
ソフトバンク
ソフトバンクはiPhone 16の場合、端末を48回分割で購入して2年後に下取りに出すことができる「新トクするサポート+」というプログラムが提供されています。
新トクするサポート+を利用してiPhone 16を2年返却した場合(回線契約あり)の支払い額
| 負担額(24回目まで) | 残債 | 本体価格 | |
| iPhone 16(128GB) | 22,024円※ | 145,416円 | 145,440円 |
※プログラム利用料22,000円を含む。
加えてオンラインショップで乗り換え(MNP)を行う場合、本体価格が5,040円引きになる特典もあります。
ただSIM契約が前提の特典なので、月々の通信費(ソフトバンクの基本料金)と併せて検討が必要です。
ワイモバイル
ワイモバイルでも同様にオンラインショップでiPhone 16が取り扱われています。
iPhone 16を2年返却した場合(回線契約あり)の支払い額
| 負担額(24回目まで) | 残債 | 本体価格 | |
| iPhone 16(128GB) | 53,760円 | 75,120円 | 128,880円 |
※新規契約の場合、本体価格145,440円から16,560円引き。
※シンプル3 M/L申し込みの場合。
ワイモバイルの場合、新規と乗り換え(MNP)で負担額は変わりませんが、契約プランによって機種代金が変わるのですこし注意が必要です。
楽天モバイル
楽天モバイルも48回払いでの「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」(回線契約不要)を提供しており、2年後の下取り保障が利用できます。
楽天モバイル買い替え超トクプログラムを利用してiPhone 16を2年返却した場合(回線契約あり)の支払い額
| 負担額(24回目まで) | 残債 | 本体価格 | |
| iPhone 16(128GB) | 38,160円 | 103,540円 | 141,700円 |
| ※プログラム利用時に事務手数料3,300円が別途必要・最大16,000ポイント還元キャンペーンあり。 | |||
楽天モバイルでは初回申込・他社からの乗り換え(MNP)などの条件を満たすと最大で16,000円相当の楽天ポイントが付与されます。
ただしプログラムの利用には手数料3,300円が別途必要になるのと、支払いが楽天カードのみになっているので注意してください。

端末補償サービスの加入は悩む点
端末購入プログラムは2年返却が前提になりますが、プログラムを利用することで最新機種を低い負担額で利用することができるサービスです。
乗り換え(MNP)特典などが利用できればさらに割引なども受けられます。
ただしあくまで端末を下取りに出した時にユーザーのメリットが発生するもので、2年後にそのまま購入する(返却しない)場合は残りの本体価格(残債)を支払う必要があります。
その場合は最初からApple公式サイトで購入したほうが安くなるので、自分の使い方に合わせて上手く活用してください。
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