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大ヒットAQUOS senseの後継機
シャープから2018年冬モデルとして、Android端末AQUOS sense2の発表が行われました。
AQUOS sense2はシャープのミドルスペックに位置付けされる端末で、2017年に発売され大ヒットしたシャープのAQUOS senseの後継機になります。
今回はAQUOS sense2のスペックや特徴、前機種にあたるAQUOS senseからの変更点や違いをまとめます。
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AQUOS sense2とAQUOS senseの主要スペック比較
今回発表されたAQUOS sense2と前機種AQUOS senseの主な性能をスペック表で比較します。
※AQUOS sense2のスペックは、2018年10月時点で発表されたものです。
AQUOS sense2 | AQUOS sense
(SH-01K) |
|
初期OS | Android 8.1 | Android 7.1 |
CPU | Snapdragon450 | Snapdragon430 |
メモリ(RAM) | 3GB | 3GB |
保存容量(ROM) | 32GB | 32GB |
外部保存 | microSDXC対応
(最大512GB) |
microSDXC対応
(最大400GB) |
ディスプレイ | 約5.5インチ(液晶) | 約5.0インチ(液晶) |
解像度 | 2160×1080
(フルHD+) |
1920×1080
(フルHD) |
バッテリー容量 | 2,700mAh | 2,700mAh |
カメラ | アウトカメラ 約1,200万画素 (F値2.0) インカメラ |
アウトカメラ 約1310万画素 (F値2.2) インカメラ |
本体サイズ | 約148mm×71mm
×8.4mm (最厚部約9.4mm) |
約144mm×72mm
×約8.6mm |
重さ | 約155g | 約148g |
ディスプレイの大画面化
今回AQUOS senseからの一番の目立った変更点は、ディスプレイの大画面化。
本体サイズ、重さはほぼ変わらないまま、5.0インチから5.5インチへ。大画面化にあわせて解像度も1920×1080(フルHD)から2160×1080(フルHD+)に進化。
解像度の詳細化でWEBやSNS閲覧時の表示領域が広くなり、視認性が良くなることから利用時の快適性の向上が期待できます。
基本性能は正統進化
CPUはSnapdragon430からSnapdragon450と一世代新しいものに変更。
シャープの独自チューニングを含め、AQUOS senseに比べるとCPU性能は20パーセント向上。※シャーププレスリリース資料より
メモリ(RAM)、保存容量(ROM)に関しては3GB/32GBと据え置き。外部メモリとして使えるmicroSDXCに関しては最大容量が512GBに増えています。
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暗所に強いカメラ
インカメラの画素数は800万画素に向上。アウトカメラに関しては画素数が1200万画素に若干減っています。
微妙にアウトカメラの画素数は減っていますが、ただF値が2.0と強化。レンズのF値は値が小さいほど多く光を多く取り込めるので、特に暗所での画質が向上します。
画素数に関しては、フルHD+でも約230万画素(2160×1080)なので、このくらいの画素数の減少は端末で写真を観る分には、ほとんど影響はありません。
それよりF値の強化によって約1.5倍の光量が取り込めることで、画質への恩恵のほうが大きそうです。
省エネディスプレイ
バッテリー容量は前機種と変更なく2,700mAh。最近よく見かける大容量バッテリー機種と比べてしまうと、やや物足りないスペック。
ただディスプレイの消費電力は約21%削減されており、AQUOS senseよりバッテリー持ちの向上が期待できます。
その他、防水機能やドコモならおサイフケータイへの対応など、基本機能はAQUOS senseを継承しており、既存のシャープユーザーは安心して機種変更ができます。
バランスのとれたミドルスペック
今回のAQUOS sense2はAQUOS senseから劇的な変化はありませんが、CPU強化や処理機能の向上と基本機能などを順当に進化させた、いわゆるこなれたモデルです。
価格差にもよるのですがsenseとsense2で悩んだら、基本的にはsense2のほうをお勧めします。
いままでシャープを使ってきていてそろそろ買い替えを考えている方、コストパフォーマンス重視で使いやすい端末を探している方など候補機種のひとつに。
ミドルスペックでバランスのよい性能をコンパクトにまとめた機種です。
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