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【Android】ジェスチャーナビゲーションの基本的な操作方法
Androidでは10から従来の2ボタン・3ボタンナビゲーション操作に加えて、新たに「ジェスチャーナビゲーション」という操作方法が追加されました。
ジェスチャーナビゲーションのメリットは画面の広い範囲(指が届きやすい場所)で操作ができ、ボタン表示が無い分画面が広く使える点です。
一方で従来だと画面下にあった標準ボタン(戻る、ホーム、履歴)が表示されないので、操作にある程度の慣れが必要になります。
※下記の操作・手順は端末Android 10、Android 11で動作を確認しています。
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ジェスチャーナビゲーションへの切り替え
ジェスチャーナビゲーションはAndroid 10から搭載された新機能で、操作方法をジェスチャーナビゲーションに変更するには以下の項目から設定を変更します。
- [設定]->[システム]->[操作(ジェスチャー)]->[システムナビゲーション]
ジェスチャーナビゲーションの項目にチェックを入れると操作方法が変更されます。
また項目の右にある歯車アイコンをタップすると、「戻る」操作をしたときの感度調整が行えます。
ジェスチャーナビゲーションでは画面の左右端を使って従来の「戻る」操作ができるのですが、操作に慣れていないと指が当たって意図せず画面が変わってしまうことがあります。
その場合は感度を調整することで誤動作の発生を減らすことが可能です。
従来のボタンに該当する操作
ジェスチャーナビゲーションで従来の2ボタン、3ボタン操作に該当する操作は以下のとおりです。
ジェスチャーナビゲーションの基本操作
ホーム画面に戻る場合は、画面下部にある横棒(バー)を引き上げる感じで上にスワイプします。
ホーム画面に戻る操作
現在作業中の画面からひとつ前の画面に戻りたいときは、画面の左右の端をどちらでもいいので、画面中央に向かってスワイプします。
ひとつ前の画面に戻る操作
アプリの履歴画面を表示する場合は、ホーム画面の任意の場所を下から上にスワイプしてそのまま指を止める感じで画面をちょっとだけ長押し。
長押しした指を離すとアプリの履歴が表示されます。
アプリの履歴画面を表示
従来の2ボタン、3ボタン操作
従来の2ボタン、3ボタン操作に置き換えると以下の操作になります。
Android 9の2つボタン操作
Android 8.0までの3つボタン操作
直接アプリを切り替える
ジェスチャーナビゲーションでは、従来のボタン操作に無かったアプリを直接切り替える操作が可能になっています。
下部の横棒(バー)を左右にスワイプすることで、現在起動しているアプリを切り替えることができます。
アプリ履歴を出す操作が省けるので、素早く他のアプリを呼び出すことが可能です。
慣れてしまえば便利
2ボタン・3ボタン操作では画面下部のボタン位置からの操作が基本でしたが、ジェスチャーナビゲーションでは操作のできる範囲(場所)が少し広がりました。
特に「戻る」操作は範囲が広くて片手操作でも端末のバランスがとりやすく、手の小さい方や画面サイズが大きいスマートフォンでも使いやすい操作になっています。
ただ今までAndroidの標準ボタンのように視覚的なわかりやすさはないので、基本操作をおさえておくことが必要です。
最初は戸惑うかもしれませんが慣れてしまえば操作も素早くできて便利なので、ぜひ試してみてください。
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