ソフトバンク「ミニフィットプラン+」とLINEMO(ラインモ)の比較
3大キャリアは今春からオンライン専用プランを開始し、ソフトバンクも3月末から新サービスLINEMO(ラインモ)を開始しました。
メインブランドからLINEMOに変更すると街のショップを利用できなくなり手続きなどがすべてオンラインになりますが、月々の基本料金などはかなり割安です。
特に段階式に料金が変わるミニフィットプランを利用されている方だと、LINEMOのほうが料金も安く高速通信のデータ容量も大幅に増えます。
ただしオンライン専用プランなので対面サポートなどが無くなり、スマホの初期設定や手続きなども基本的に自分でする必要があります。
※下記サービス内容は2021年5月11日時点のものです
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両プランの主なサービス内容
ソフトバンクのミニフィットプラン+とLINEMO(ラインモ)の主なサービス内容は次のとおりです。
主なサービス内容
ミニフィットプラン+ | LINEMO(ラインモ) | |
月額料金 |
|
2,728円 |
高速通信のデータ容量 | 20GB | |
超過後の通信速度 | 最大128kbps | 最大1Mbps |
データ繰越 | なし | |
音声通話 | 22円/30秒 | |
音声通話オプション | かけ放題 月額 1,980円・5分かけ放題 月額 880円 | かけ放題 月額 1,650円・5分かけ放題 月額 550円 |
家族割引き | 回線数のカウント対象(割引なし) | 対象外 |
家族間通話 | 無料 | 対象外 |
Yahoo!プレミアム会員特典 | あり | なし |
キャリアメール | あり | なし |
電話料金合算払い機能 | あり | なし |
単純に月々の基本料金とサービスを比較した場合、LINEMO(ラインモ)のほうが割安でコストパフォーマンスの高いプラン内容になっています。
ただしLINEMOには家族割引きや家族間通話無料の対象外になるため、家族でソフトバンクにまとめている場合などは複数回線でトータルでの比較が必要です。
またスマホ決済サービスPayPay(ペイペイ)を利用されている方は、メインブランドには標準で付いているYahoo!プレミアム会員特典が無くなる点にも注意してください。
LINEMOでは利用できないサービス
ソフトバンクはメインブランドもLINEMOも回線品質には基本的に差がないとしており、普段の使い勝手はどちらも同じです。
但し、各種手続きの方法・ショップサポート・関連サービスの特典などで次のような差があります。
LINEMOに変更すると使えないサービスなど
- ソフトバンクショップ(対面サポート)が利用できない
- キャリアのメールアドレス(@softbank.jp)が使えない
- Yahooプレミアム会員特典
- LINEMOはSIMフリー端末が必要
LINEMO(ラインモ)にプラン変更する際に一番注意が必要なのは、ソフトバンクショップ(対面サポート)が利用できなくなる点です。
端末初期設定・機種変更・各種手続き・料金プランの変更など、基本的にオンラインサービスを使って自分でやる必要があります。
各種手続きは説明ページも用意されているのでスマホ操作などに慣れている方であれば問題ありませんが、やはり初心者などにはハードルの高い作業です。
ただプラン変更や機種変更はそう頻繁に行う作業でもないので、周りに一人サポートしてくれる方がいれば済む話でもあります。
サブブランドのワイモバイルも選択肢
総務省の調べでは実際にデータ通信量が20GBを超える利用者は全体の約10%程度になっており、多くのユーザーはLINEMOでデータ容量が不足することはありません。
音声通話料金のオプションなどもメインブランドより安く、特に単身契約なら変更による恩恵は大きくなります。
ただしオンライン専用プランなのでソフトバンクショップを利用できないと困る(対面サポートが必要な)ユーザーは選択肢から外れます。
対面サポートが無いと困る場合はショップ数が減りますが、サブブランドのワイモバイルへ変更して料金を抑える方法もあります。
ワイモバイルならソフトバンクからの変更時の手数料もかからないので、併せて検討してみてください。
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