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シャープの「AQUOS sense4」と「Google Pixel 4a」のスペック比較
2020年9月11日、シャープはAndroidスマートフォン「AQUOS zero5G basic」「AQUOS sense5G」「AQUOS sense4」「AQUOS sense4 plus」の4機種を発表しました。
2020年の秋冬モデルとして発売予定で、価格は未定です。
今回発表された4機種はいわゆるミドルスペックに位置付けされるモデルで、「AQUOS sense4」は大ヒットしたAQUOS sense3シリーズの後継モデルになります。
現時点で「AQUOS sense4」の価格は不明ですが、性能的には8月に発売された「Google Pixel 4a」に近い価格帯が予想されます。
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基本スペックの比較
今回発表されたAQUOS sense4と、今年8月に発売されたGoogle Pixel 4aの基本的なスペックは以下の通りです。
主なスペック
AQUOS sense4 | Google Pixel 4a | |
初期OS | Android 10 | Android 10 |
CPU | Snapdragon 720G | Snapdragon 730G |
メモリ(RAM) | 4GB | 6GB |
保存容量(ROM) | 64GB | 128GB |
ディスプレイ | 5.8インチ(液晶) | 5.81インチ(有機EL) |
解像度 | FHD+(2280×1080) | FHD+(2340×1080) |
バッテリー容量 | 4,570mAh | 3,140mAh |
本体サイズ | 約148×71× 8.9mm | 144×69.4×8.2mm |
重さ | 約176g(暫定値) | 143g |
カメラ | 背面:1200万画素(f/2.0)
1200万画素(f/2.4)広角 800万画素(f/2.4)望遠 前面:800万画素(f/2.0) |
背面:1220万画素(f/1.7)
前面:800万画素(f/2.0) |
その他 | FeliCa(おサイフケータイ)対応
3.5mmイヤホンジャック搭載 指紋認証あり |
FeliCa(おサイフケータイ)対応
3.5mmイヤホンジャック搭載 指紋認証あり |
価格 | 未定 | 42,900円(税込)※Googleストア |
※AQUOS sense4の価格に関しては、現時点で未定です
大容量バッテリーのAQUOS
AQUOS sense4に採用されているCPUはSnapdragon 720Gと、Google Pixel 4aより一つ前の型番のCPUです。
ただ720Gを搭載しているスマートフォンのベンチマーク(性能試験)結果では730G搭載機種と同じレベルのスコアが出ているので、ほぼ同等の性能があると考えて問題ありません。
ただしGooglePixel 4aはメモリ(RAM)を6GB搭載しており2GBの差があるので、その分だけ基本(処理)性能はPixel 4aが上です。
※RAMの例えとしてよく使われるのが机の広さで、RAM容量が増えるとコンピューターの作業スペースが広くなるイメージです。
保存容量(ROM)も128GBとPixel 4aのほうが多くなっています。
そのかわりAQUOS sense4では4,570mAhの大容量バッテリーを搭載しており、同社の省エネIGZOディスプレイと合わせ電池持ちの良さが売りの機種です。
またメインカメラにはレンズが三つ(標準、広角、望遠)搭載されており、従来のAQUOSシリーズよりカメラ機能の大幅強化が図られています。
ただしレンズの数は少ないですがPixel 4aはf/1.7の明るいレンズ(暗所撮影などに有利)なので、スペック上で一概にどちらの画質がいいといった比較はできません。
カメラの画質に関しては今後公開される写真データなどを確認してください。
今後Androidの基準になる性能
Pixel 4aに比べると若干メモリ(RAM)容量が少なくなっていますが基本性能に大きな差はみられず、最大1週間を謳う電池持ちの良さはかなり魅力です。
AQUOSシリーズは使い勝手のいいシャープの独自機能も人気のひとつで、今回は指紋センサー長押しで決済アプリを起動する「Payトリガー」という機能も新たに搭載されています。
今後Androidスマートフォンを購入する際に、コストパフォーマンスや性能などを考える上で基準となってくるスマートフォンなので、機種変更などの予定が近い方はチェックしてみてください。
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