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ハイテンションでハイスピードな学園バトルの名作
今はオタクという言葉が一般的に使われるようになり、若い世代を中心にアニメを観る人口も増えています。
アニメを観る理由は人によって様々で、アニメに何を求めるかも人によって千差万別です。
アニメ特有のエンターテイメント性が好きだったり、実写では扱いにくいファンタジー的な話が好きだったり。
中にはDVD特典のオーディオコメンタリー(副音声)を一字一句正確に文字に起こしてテキストファイルにし、スマホに保存していつでも取り出して読めるようにしたいタイプのひとだったり。
最後のはかなり特殊ですが、こういうタイプに限ってとんでもなく仕事ができたりするので、あまり先入観で相手を判断しないよう注意しましょう。
世の中は一般常識では測りきれない不思議に溢れています。「常識を疑え」、桑田真澄さんも言ってます。
それはさておき「ストレス発散、スッキリしたい。難しいことはいいんだよ。」そういった作品を楽しみたいひとに、このアニメをお勧めします。
天元突破グレンラガンのスタッフが再集結
「キルラキル」は2013年10月からテレビシリーズとして放送された、アニメ制作会社TRIGGERによるオリジナルアニメーション作品。
2007年に大ヒットした「天元突破グレンラガン」のスタッフが再集結ということで、放送開始前からも注目がされていた作品でした。
主人公は殺された父の仇を探すため、現場に残された巨大なハサミを手掛かりに本能字学園へとたどり着く。そこは全てが力の論理で物事が決まる場所。
次々と目の前に立ちふさがる相手を倒していきながら、少しづつ真相へと近づいていく熱血学園バトルストーリーです。
父の死の謎“片太刀バサミの女”を追い求め、
本能字学園に転校した流浪の女子高生・纏流子。
本能字学園には着た者に特殊な能力を授ける『極制服』があり、
その力と絶対的な恐怖によって生徒会会長・鬼龍院皐月が学園を支配していた。
“片太刀バサミ”を知るという皐月。
流子は皐月にその事を聞き出そうとするが…。
その出会いは、偶然か、必然か。
学園に巻き起こる波乱は、やがて全てを巻き込んでいく!
「絵が動く楽しさ」へのこだわり
この作品で圧巻なのは、これでもかというくらい動き回るキャラクターたちです。
バトルシーンは当然、他のシーンでも登場人物がとにかく動きまくる。会話シーンであろうが、回想シーンであろうが、テンポよく軽快に動き回ります。
その姿を目で追っているだけでもワクワクできる、単純に絵が動き回るのことが楽しい。子供の頃に感じていたような、アニメの本質的な面白さを感じさせてくれます。
凱旋上映の来場者には特製の図書カード&ポストカードをプレゼント!ポストカードはBDパッケージの背表紙を繋げた1枚となっています!上映のチケットはこちらから http://t.co/yWQ7A4vEmP #kill_la_kill pic.twitter.com/YMBB5VCv9P
— TVアニメ「キルラキル」公式 (@kill_la_kill) 2014, 10月 30
常に熱く、常にハイテンション
ストーリーは王道の熱血バトルが全編ハイテンションで綴られていきます。出てくる登場人物はみんな熱く、個性的でド派手な奴ばかり。
暑苦しいほどのテンションで主人公との熱いバトルがテンポよく展開されていきます。
また各シーンでは豪快でダイナミックな演出が多く用いられ、画面いっぱいに表示される大きな文字や感情たっぷりの熱い台詞回し、勢いのある熱い音楽などが作品の雰囲気を盛り上げてくれます。
頭を空っぽにして楽しむ
最近アニメの海外配信が増えていますが、「キルラキル」はそのなかでも特に人気が高く海外のアニメファンを唸らせた作品です。
海外のコスプレイベントなどでも人気で、主人公の纏流子の格好をされる方が増えています。
とにかくこの作品を観るときは頭を空っぽにして「スゲー、うひょー、カッケー」と観賞するのがお勧めです。
細かいことは考えず、好みのお菓子と飲み物でも用意してゆっくり楽しんでください。熱血バトルストーリーが好きなかたには文句なしにお勧めの作品です。