急増する「アートメイク」被害、警察による検挙人数が前年比約3倍に

日本全国のエステ店、のべ52人が検挙

警視庁が発表したまとめによると、2014年に医師免許を持たずにアートメイクの施術をし医師法違反で摘発された事件が40件にものぼり、検挙された人数が52人と前年の約3倍に急増したことがわかりました。

発表によると摘発された40件はいずれもエステ店。東京、大阪など全国11都道府県にまたがり、逮捕、書類送検された人数が52人にも及んでいます。全ての事案で医師不在のもと施術が行われていました。

増えるアートメイクの被害者

針などを使って皮膚に色素を注入し、化粧をしなくても眉や唇など色合いを美しくみせるアートメイク。近年術後のトラブルや違法施術での摘発が増加しており、国民生活センターなどにも多数の相談が寄せられています。

落ちないメイクなどと広告に書かれていたり、エステサロン等で施術が行われているのでエステの一種などと勘違いをして、気軽に施術を受けて被害を受けられた例が多くみられるので注意してください。

アートメイクで報告されている主な被害は、施術後に腫れや痛みが続いていたり、施術部位の化膿、関係ない場所へ色素が定着したなどといったものが挙げられます。

アートメイクの施術には医師免許が必要

まず大前提として医師免許を有しない者がアートメイクを業として行えば医師法違反にあたります。アートメイクと呼ばれるものは専門知識があるものが行わないと危であることを知ってください。

もう一つ押さえておかないといけないのは、アートメイクは入れ墨です。皮膚の浅いところに色素を入れるので大丈夫と言われたりしますが、浅い深いは関係ありません。針で色素を入れるということは入れ墨となんら変わりありません。

病院でMRI(体内の断面写真をとる筒状の機械)検査を受ける場合、入れ墨、アートメイクの有無を必ずチェックされます。MRIが強力な磁場を発生する仕組みのため、墨の成分に金属が含まれていると火傷、変色の可能性があるためです。

リスクを理解したうえで施術を

アートメイクの施術を受けるのは個人の自由です。誰にも止める権利はありません。ただし後悔をしない為、正しくリスクを理解した上で検討してください。くどいようですが、アートメイクは入れ墨です。

またアートメイクの施術を受けたい場合は、必ず医療機関で施術してください。今回の警視庁の発表では、無資格の人物が開業希望者らを対象に教室を開き施術方法を広めている実態も明らかになっています。

墨を体に入れるのは割と簡単ですが、除去する場合には基本的に、時間も費用も倍以上かかることも知っておいてください。入れ墨するのは楽じゃないし、それに面倒なことも多いのです。

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