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ZenFone Live (L1)を購入してみて
春の新生活シーズンに向けスマホなどのセールが頻繁に行われており、前から気になっていたZenFone Live (L1)(ZA550KL)が安く販売されていたので購入しました。
2018年12月に販売されたAndroidのSIMフリー端末で、格安SIM会社などで入門機としてSIMとセット販売もされているスマートフォンです。
今回はZenFone Live (L1)の購入を検討されている方に向けて、主要なスペックや端末の特徴、使ってみた感想などをまとめます。
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主なスペックと特徴
ZenFone Live (L1)はASUSから2018年12月に発売されたAndroid端末で、性能的に位置付けとしてはいわゆる入門機にあたります。
CPUはSnapdragon 430、RAM2GBと性能はやや抑えめで、最新3Dグラフィックスを使用したゲームなど重い作業をさせるのは厳しいスペックです。
最新のスマホゲームをガンガンやるのには向いていません。
ただ通話、SNS、WEB閲覧、動画視聴など基本的な使い方には全く問題のない性能で、定価でも16,800円(税別)と低価格が魅力。
SIMフリー端末で格安SIMなどとセットで販売されることが多く、それほどスマホに性能を追求しないユーザーにとってはコストパフォーマンスの高い端末です。
ただしFeliCa機能は搭載されていないので、おサイフケータイの利用を考えている方は購入対象から外れます。
また2019年2月にはイオンモバイル限定モデルとして、さらに性能を抑えた安いモデルも登場しています。
主要スペック
ZenFone Live (L1) (ZA550KL) | |
初期OS | Android 8.0 |
CPU | Snapdragon 430 |
メモリ(RAM) | 2GB |
保存容量(ROM) | 32GB |
外部保存 | microSD |
ディスプレイ | 5.5インチ(液晶) |
解像度 | 1440×720ドット (HD+) |
バッテリー容量 | 3000mAh |
本体サイズ | 147.2mm×71.1mm×8.1mm |
重さ | 約140g |
イオンモバイル限定モデルとの違い
イオンモバイルで販売されている限定モデルは、CPUをSnapdragon 425に変更、ROMも16GBに抑え、さらに価格を抑えています。
通常モデル | イオン限定モデル | |
CPU | Snapdragon 430 | Snapdragon 425 |
保存容量(ROM) | 32GB | 16GB |
価格 | 16,800円(税別) | 14,800円(税別) |
主な付属品
今回わたしが購入したのは通常モデルのZenFone Live (L1)(ZA550KL)。
本体以外に同梱されている主な付属品はUSB ACアダプターセット(USBケーブルとコンセントに挿すチャージャー)、ZenEar(イヤホン)の二つ。※USBはmicro USB
あとはSIMカードスロットを引き出すときにつかうイジェクトピンと、簡易なマニュアル、製品保証書といった必要最小限の構成です。
ノッチなし画面ながらコンパクト
ディスプレイは液晶5.5インチで解像度は1440×720ドット (HD+)。ノッチデザインは採用されていないので、上下に約1cmほどのベゼル(黒枠)があります。
ただベゼル(黒枠)があっても本体サイズは147.2mm×71.1mm×8.1mmと小型で、1000円札紙幣と並べるとピッタリ収まるサイズ。
それほど厚みもなく重さも140gと軽いこともありポケットに入れてもかさばらないコンパクトな大きさで、片手でもスムーズに操作できます。
1000円札と大きさを比較
3000mAhのバッテリー持ちと便利な顔認証
搭載されているバッテリーは3000mAhと、現在の入門機のなかでは標準よりもやや多めの容量。
使ってみた感じでは特に電池の消耗が激しいといったこともなく、数字通りのやや長持ちするバッテリーといった印象です。
意外と便利だったのが顔認証機能。
真っ暗な場所ではさすがに無理ですが、結構薄暗い部屋でもカメラが上手く顔を認識してくれて、ロック解除時のパスワードやパターン入力の手間がかなり省けます。
購入前は指紋認証機能が無いので少し気になっていましたが、顔認証機能で充分代わりになりそうです。
キッズモードと簡単モード
ZenFone Live (L1)には子供やスマホに慣れていない方の利用を想定して、キッズモード、簡単モードへの切り替え機能を標準搭載されています。
さすがに高価ならくらくスマートフォンなどには及びませんが、大きい文字やアイコン表示で、お年寄りなどにも比較的使いやすいように設定が可能です。
簡単モード切り替え時のスクリーンショット
またキッズモードにはペアレンタルコントロール機能があり、アプリの制限や使用時間、指定した連絡先以外からの着信制限などの設定も可能。
価格も安いので小さい子供に持たせる用のスマホとしても活用できます。
ペアレンタルコントロール機能
RAM2GBの使用感
メモリに関してはRAMが2GBで、ROM(保存容量)が32GBを搭載。
まずRAMの2GBですが、通話、SNS、WEB閲覧、動画視聴など基本的な使い方だと特に不便は感じません。
ZenFone Liveは入門機なので、ハイエンドモデルのようにヌルヌル、サクサク動くといった感じではありませんが、基本的にスムーズで問題なく動作。
メモリ不足で端末がシャットダウンしてしまうような事態も起こっていません。
ただ、設定からメモリの使用状況を確認すると、平均メモリ使用の値が1.7Gと平均使用率が約90%に。
この値をみると複数のアプリを同時に起動して、同時並行で動かしていくのはスペック的にちょっと厳しい感じがします。
あとやはり最新の3Dグラフィックスを使ったゲームアプリなどを利用するならば、新しめのiPhoneやAndroidでもミドルスペック以上の機種を選んだ方がよさそうです。
32GBのmicroSDを追加
ZenFone Live(L1)に搭載されているROM(保存容量)は32GBあり、OSなど基本システムで10GBほど使用されているので、ユーザーが使えるのは約21GB。
あまり動画などを撮ったりしないので21GBもあれば充分かなと思いましたが、一応microSDを挿入して32GB増量しました。
microSDは最大2TBのものまで使用できるので、アプリやコンテンツを多く保存する方は大容量のmicroSDを利用することで対応できます。
シマーゴールド
普段使いには充分のシンプルなスマホ
これといって目立った機能はありませんが、普段使いには充分な機能を備えたシンプルでコストパフォーマンスの高いSIMフリーのAndroidスマホです。
月額料金が別途かかりますが、格安SIMとセット購入すると1万円を切る低価格も魅力です。
現在、格安SIMなどを検討されている方などは、ぜひ候補のひとつに入れてみて下さい。
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