Xperia 10 IVとXperia 10 Vの共通点と進化している点
各通信会社よりソニーのAndroidスマートフォン「Xperia 10 V」の発売が開始されました。
Xperiaシリーズのスタンダードモデルに位置づけされる端末で、コンパクト・軽量・大容量バッテリー搭載など使い勝手の良さが特徴です。
端末の基本的な処理性能は前モデル「Xperia 10 IV」からほぼ据え置きですが、ステレオスピーカー搭載で音質が向上しイメージセンサーの大型化でカメラの画質もアップしています。
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基本スペックの比較
ソニー「Xperia 10 V」と前モデルにあたる「Xperia 10 IV」の主なスペックは次のとおりです。
主なスペックの比較
Xperia 10 IV | Xperia 10 V | |
発売 | 2022年7月 | 2023年7月 |
初期OS | Android 12 | Android 13 |
CPU | Snapdragon 695 5G | |
メモリ(RAM) | 6GB | |
保存容量(ROM) | 128GB | |
SIM | nanoSIM・eSIM DSDV対応 | |
ディスプレイ | 6.0インチ(有機EL) | 6.1インチ(有機EL) |
解像度 | 2,520×1,080(FHD+) | |
スピーカー | モノラル | ステレオ |
バッテリー容量 | 5,000mAh | |
本体サイズ | 約153×67×8.3mm | 約155×68×8.3mm |
重さ | 約161g | 約159g |
5G | sub6対応 | |
センサーサイズ | 1/2.8型 | 1/2.0型 |
アウトカメラ |
超広角 800万画素 | 標準 800万画素 |
広角 1200万画素 | 広角 4800万画素 | |
望遠 800万画素 | 望遠 800万画素 | |
インカメラ | 800万画素 | 800万画素 |
FeliCa | おサイフケータイ対応 | |
指紋認証 | サイドボタン | |
防水/防塵 | IPX5・IPX8/IP6X |
Xperia 10 VのCPUにはSnapdragon 695が採用されておりRAM容量も同じで、基本的な処理性能はほぼ据え置きになっています。
Xperia 10 V外観
ただしカメラのイメージセンサーが約1.6倍のサイズで大きくなっており、暗所など光の少ない場所で撮影時の画質は大幅な向上が見込めます。
またXperia 10シリーズで初めてステレオスピーカーが採用されており、スマートフォン本体(イヤホンなし)で動画や音楽視聴・ゲームをする際にうれしい変更点です。
通信会社の販売価格
現在通信大手4キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)とUQモバイルでXperia 10 Vが販売中です。
本体価格は約70,000円から80,000円で、そこから発売記念のキャンペーン特典や・通信契約での割引が適用されます。
Xperia 10 Vの販売価格
本体価格 | |
ドコモ | 79,860円 |
au・UQモバイル | 69,550円 |
ソフトバンク | 79,920円 |
楽天モバイル | 72,800円 |
※2023年7月17日時点の公式オンランショップ販売価格
通信会社の乗り換え(MNP)特典などが利用できれば、実質約5万強の価格帯になる感じです。
スタンド付き純正カバー
一通りの機能が揃ったスタンダードモデル
他にもディスプレイの明るさが前モデル「Xperia 10 IV」より約1.5倍向上して屋外での視認性が高くなっていたり、細かい点でもブラッシュアップされています。
フラッグシップ機のような目を引く機能こそありませんが、スリムで持ちやすい形状・頑丈なディスプレイ(ガラス)・大容量バッテリー・サイドボタン指紋認証など使い勝手の良さが特徴の端末です。
ただ昨年発売の前モデル「Xperia 10 IV」が後継機の発売でセールになっていることがあり、保証期間(OSのサポート期間)が若干短いですがかなり割安感も出てきています。
各通信会社では発売に合わせてキャンペーンなどが実施されているので、チェックしてみてください。
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