Fire TV StickとFire TV Stick 4K Maxの違い
2022年7月12日・13日に開催されるAmazonのプライムデーの目玉商品のひとつとして、Fire TV Stickが60%オフの1,980円で発売されることが事前に発表されています。
Fire TV Stick 4K Maxもセールが予告されており、Amazonデバイスはプライムデーが最安値になることが通例です。
二つの機能面での一番の違いは4K出力に対応しているかどうかで、あと若干ですが4K Maxのほうが基本性能も高くなっています。
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主なスペック
Fire TV Stick(現行モデル)とFire TV Stick 4K Maxの主な基本性能は次のとおりです。
スペック比較
Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K Max | |
※第3世代 2020年モデル | ※第1世代 2021年モデル | |
CPU | MT8695D | MT8696 |
※クアッドコア1.7 GHz | ※クアッドコア1.8GHz | |
GPU | IMG GE8300 | |
RAM | 1GB | 2GB |
保存容量 | 8GB | |
映像 | 1080p(HD)、HDR、HDR10、HDR10+、HLG | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、HDR10+、HLG、Dolby Vision |
出力 | 1080p/720p/最大60fps | 2160p/1080p/720p/最大60fps |
解像度 |
1920 x 1080 | 3840 x 2160 |
本体サイズ | 86mm x 30mm x 13mm | 108mm x 30mm x 14mm |
重さ | 32g | 48.4g |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 対応 | Wi-Fi 6 対応 |
対応している主な動画配信サービス | Prime Video、YouTube、Netflix、TVer、GYAO!、U-NEXT、DAZN、Disney+、FOD、Apple TV+ | |
価格 | 4,980円 | 6,980円 |
プライムデーでのセール価格 | 1,980円 | 未発表 |
基本性能を比較した場合、CPUの処理性能・RAM容量でFire TV Stick 4Kが若干上回っています。
※Amazonの発表ではFire TV Stick 4K(Fire TV Stickに近い性能)と4K Maxの比較で40%の性能向上。
機能面での一番の違いはFire TV Stickは4K出力には対応していない点で、基本性能と合わせて約2,000円の定価の差になっている感じです。
Fire TV StickとFire TV Stick 4K Maxで迷った場合、基本的には視聴するコンテンツ(動画)や接続する機器(テレビなど)が4Kに対応しているかどうかで選びます。
Wi-Fi 6のメリット
またFire TV Stick 4K MaxではWi-Fi 6に対応しており、Wi-Fi 5と比較した場合に以下の利点があります。
- 従来よりも通信速度が速い
- 複数の機器を接続しても遅延が発生しずらい
Wi-Fi 5とWi-Fi 6
規格 | 周波数 | 最大通信速度 |
Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac) | 5GHz | 6.9Gbps |
Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax) | 2.4GHz/5GHz | 9.6Gbps |
Fire TV Stickは自宅などの固定回線に接続して利用する(複数の機器を同時接続する)ケースが多いので、遅延が発生しずらい点はメリットです。
ただしWi-Fi 6で接続するにはルーター側(Wi-Fi機器など)もWi-Fi 6に対応している必要があります。
※ルーター側がWi-Fi 6対応していない場合はWi-Fi 5などでの接続になります。
テレビ画面で手軽に視聴
YouTubeやAmazonプライムビデオなどインターネットを利用した動画配信サービスをテレビなどの大画面で視聴したい際に、安価で手軽に視聴環境が整えられるのがFire TV Stickの利点です。
どちらも前モデル(Fire TV Stickの第2世代・Fire TV Stick 4K)から基本性能がアップし、リモコンに音量ボタンなどが追加されたりと使い勝手も向上しています。
今回のAmazonプライムデーはAmazonデバイスの追加ポイント還元も行われているので、Fire TV Stickの購入を検討されている方はチェックしてみてください。
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