ソニー公式サイトより
目次
ソニー「Xperia 10 III」と「Xperia 10 III Lite」の違い・対応周波数帯(バンド)
ソニーはAndroidスマートフォン「Xperia 10 III Lite」(エクスペリア テン マークスリー ライト)を8下旬より国内一部通信会社から発売予定であることを発表しました。
基本性能は6月にリリースされているXperia 10 IIIと大きな違いはありませんが、LiteではデュアルSIMに対応しておりeSIMも利用できます。
ただし対応周波数帯に若干差があるので、大手キャリアでの利用を考えている場合は注意が必要です。
関連記事
主なスペックの比較
Xperia 10 IIIとXperia 10 III Liteの主なスペックは次のとおりです。
主なスペック
Xperia 10 III | Xperia 10 III Lite | |
発売 | 2021年6月 | 2021年8月 |
初期OS | Android 11 | |
CPU | Snapdragon 690 5G | |
メモリ(RAM) | 6GB | |
保存容量(ROM) | 128GB | 64GB |
ディスプレイ | 6.0インチ(有機EL) | |
解像度 | FHD+(2,520×1,080) | |
バッテリー容量 | 4,500mAh | |
本体サイズ | 約154×68×8.3mm | |
重さ | 約169g | |
5G | sub6対応 | |
デュアルSIM | 非対応 | nanoSIM・eSIM対応 |
アウトカメラ | 超広角 800万画素(f/2.2)/広角 1200万画素(f/1.8)/望遠 800万画素(f/2.4) | |
インカメラ | 800万画素(f/2.0) | |
FeliCa | おサイフケータイ対応 | |
指紋認証 | あり | |
防水/防塵 | IPX5・IPX8/IP6X | |
その他 | 3.5mmイヤホンジャック搭載・FMラジオ | 3.5mmイヤホンジャック搭載・eSIM対応 |
価格 | 51,480円 | 46,800円 |
※価格は2021年8月21日時点のドコモオンランショップ・楽天モバイルの価格
基本性能はほぼ共通ですが、ROM容量・デュアルSIM(eSIM)への対応・FMラジオ機能の有無が異なっています。
ROM容量に関しては外部メモリ(microSD)に対応しているので、使い勝手で一番違ってくるのはデュアルSIMに対応している(eSIMとの2枚運用ができる)点です。
対応周波数帯に注意
ただしXperia 10 IIIとXperia 10 III Liteでは対応周波数帯(バンド)が異なっています。
機種毎の対応バンドは以下の通りです。
Xperia 10 IIIの対応周波数帯
対応周波数帯(バンド) | ||
4G(LTE) | 5G | |
Xperia 10 III SO-52B(ドコモ版) | 1・3・19・21・42 | n78・n79 |
Xperia 10 III SOG04(au版) | 1・3・18 | n22・n78・n79 |
Xperia 10 III (ワイモバイル版) | 1・3・8 | n3・n28・n77 |
Xperia 10 III Lite XQ-BT44 | 1・3・4・12・18・19・38・41 | n77・n78 |
大手キャリアが利用する主要周波数帯は次のとおりです。
キャリアの対応4G周波数帯
キャリアの対応5G周波数帯
総務省公式サイトより
どの通信会社を利用する場合でも、全ての周波数帯に端末が対応している必要はありません。
ただし対応しているバンド数によって、繋がりやすさ(エリア)などに違いが出てくる可能性があります。
共通でバンド1・3に対応しているので全く通信ができないといったことはありませんが、価格差が無いのであれば利用する通信会社で購入するのが確実です。
※特にXperia 10 III Liteはソフトバンクのバンド8に対応していないので注意してください。
関連記事
楽天モバイル・格安SIM(MVNO)で販売
Xperia 10 III LiteはデュアルSIM対応で、eSIMとの2枚運用ができる点が大きなメリットです。
通話SIMとデータ通信SIMを組み合わせて、携帯電話料金を割安に抑えるといったこともできます。
Xperia 10 III Liteは楽天モバイル・格安SIM(MVNO)サービスで8月27日より取り扱いが開始されるので、興味のある方はチェックしてみてください。
関連記事