逆光写真をアプリを使って修正
記念写真などでよくある失敗のひとつに、逆光で顔が真っ暗になってしまう失敗があります。
カメラに慣れている方が逆光を利用して、意図的に被写体をシルエットにする場合などもありますが、旅行の記念などその場所で一枚しか撮っていない写真だと致命的です。
ただ顔が暗く写ってしまった失敗写真でも、すこし陰影が見えるくらいの状態なら画像加工アプリでなんとか修正できる可能性があります。
今回はSnapseedという画像加工アプリを使って、スマホだけでできる逆光写真の修整手順を紹介します。
※2017/10 snapseedのバージョンアップ後に一部画像差し替え
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Snapseedの基本的な使い方
Snapseedはgoogleが提供する写真加工アプリで、iPhone、androidどちらでも無料で利用することができます。
Snapseedの操作方法で抑えておくのは次の2つ。
- 上下スワイプ 項目選択
- 左右スワイプ 補正数値の調整
基本的にこの二つだけ押さえておけば、Snapseedは使えます。
使いたい項目を上下スワイプで選んで、左右スワイプで写真の変化を確認しながら数値を調整していきます。
あとは各項目の補正による効果を覚えていくと、自在に写真を加工できるようになります。
顔を明るく修正する手順
修正前の写真
まずはアプリを立ち上げ、修正をする写真を選びます。
修正したい写真を選択したら、中央下にある「ツール」をタップ。
ツールの一覧から「画像調整」をタップ。
画面を上下スワイプして「アンビアンス」を選択。
アンビアンスは光のバランスを補正する項目で、逆光の写真などで使用することが多い調整です。顔を明るくする場合は右スワイプで値をプラスにします。
まだ少し暗いので、写真全体の「明るさ」をプラスしてやります。(ただし「明るさ」を上げ過ぎると背景が白くとんでしまうので注意)
加工が終わったら右下の「チェックマーク」をタップ。最後に右上の「エクスポート」をタップして保存すれば完了です。
Snapseedで調整した結果
Snapseedで加工後の写真がこちらです。
加工前と加工後を並べて比較するとこんな感じです。
さすがに真っ暗に写った写真では限界がありますが、ぼんやりと陰影が残っている写真であれば、ある程度まで補正できるので覚えておくと便利です。
家族旅行で大量の荷物を運びながら必死に撮影した写真で失敗して「お父さん駄目ねえ」的な理不尽な評価を受ける悲劇も減らせます。
スマホだけで簡単にできる作業なので、手元に逆光でミスったなあといった写真があったら一度試してみてください。
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